旅行記
2025/07 槍ヶ岳
槍ヶ岳は、長野県/岐阜県にある3,180mの山で、
日本5位の高峰、北アルプス2位の高峰である。
これで槍ヶ岳は11回目だ。
(2009-05、2011-09、2013-10、2015-07、2016-08、2018-08、
2022-08、2023-08、2024-07,08)
装備は、水2.8Lも含めて13kg(推定)まで軽量化した。
食料は2日分で約1kgだが、小屋の食事に頼る予定だ。
アルファ米を200g持参しており、山小屋で熱湯だけ調達できれば御飯にありつける。
槍沢ロッジでも買えそうだし、槍ヶ岳山荘では100mlあたり40円で販売しているようだ。
小屋が多く、クオリティも高い、北アならではの方法だ。
食料は足りなくなると大変なのでいつも多めに持参してしまうが、
北アならば足りなければ買えばいい。
自宅出発時点で13kgだったザックも、
歩き始めでは、装備を装着し、若干食べ、水500mlを飲んで、12kg程度、
2日目では10kgくらいまで軽くなる。
1日目:上高地1130→1350横尾→1550槍沢ババ平→1820殺生ヒュッテ
2日目:殺生ヒュッテ0800→0830槍ヶ岳山荘→槍ヶ岳往復
3日目:槍ヶ岳往復→槍ヶ岳山荘0905→飛騨沢→1045槍平→1320新穂高温泉
3,000m付近に2泊3日で滞在てきて避暑生活を満喫できた。
槍ヶ岳山荘テント場は、標高3,070mで日本最高所のテント場である。
キャンパー憧れのテント場というわけだ。
1泊目は殺生ヒュッテまで上がった。
途中の横尾では完全に前泊だし、槍沢でも標高1990mでは前泊感がある。
ところが、次の殺生ヒュッテ2860mまでいければ、おおむね山頂泊ということでいいだろう。
眺めもよく、広くて混雑が少なく、稜線東側なので西風の影響を受けにくい。
結構いいキャンプ場だろう。
1泊目で槍ヶ岳山荘まで行くのは時間がなさすぎるし、到着が遅いので場所を確保できないだろう。
もう雪もほぼなく(槍沢に3か所ほど)、まだ雪が降る心配はなく、アイゼンは不要だ。
2日目朝は、槍ヶ岳山荘で最低気温6.8℃なので、殺生ヒュッテで8℃程度。
3日目朝は、槍ヶ岳山荘で最低気温5.8℃であった。
まだモンベル#3(6℃まで)で耐えられる気温だ(インナーシーツも持参している)。
1日目

高崎から北陸新幹線で長野へ。

長野駅。

長野から上高地直行バスに乗車する。
これが東京から上高地への概ね最速ルートである。
新宿から始発0700「あずさ」で松本経由の場合、上高地到着は12時(1155)。
同じく新宿から大宮へ、大宮0642「かがやき」or「はくたか」に乗ると、
長野0830の上高地行きバスに接続して上高地到着は1110だ。
以前は往復5000円だったが、今は片道5200円と、強気の価格である。
隣は空席で快適。
隣空席ならこの価格も納得。

上高地に到着。11時30分、歩き始める。
梓川SAでザックを取り出し、バスの中で準備をすると、歩き始めるのが早い。

徳沢。

徳沢で御飯を食べる。450円。

横尾。
涸沢方面は14時以降進入禁止になるようだが、今日は門番は不在。出動中か。
なお、槍ヶ岳方面は制限なし。
遅れたら槍ヶ岳に転進するのがいいかもしれないな。
ただし、槍ヶ岳方面に行こうとすると声を掛けられる可能性があるが、テント場から抜けられるという噂だ。

雨がぱらついたが、すぐにやんだ。

槍沢ロッジ。
テント場(ババ平)はここから標高150mほど上がった場所だ。
お湯を200円で買える。アルファ米の白米を作ることが可能だ。

ババ平のテント場。雨はやんだ。
受付や売店ができている。
テント設営後でも簡単に補給ができるのでありがたい。
今日は通過する。

進む。
グリーンバンド手前からは雪が出てくる。
途中で韓国人グループを追い抜く。槍ヶ岳山荘でテント泊とのこと。このペースでは何時になるやら。

グリーンバンド手前で雪渓を横断する。

今季最後の雪上歩行かもしれないな。

途中は合計3カ所ほど雪渓を横断することになる。
勾配はゆるく、雪切もしてあり、アイゼンは使わなかった。

殺生ヒュッテが見えてきた。
グリーンバンド付近。
坊主岩小屋では、夕立などのときに緊急待避が可能。

殺生ヒュッテ。
英語だとKillingHut(殺小屋)なのか。
いろいろ売っている。ペットボトル水もある。ご飯単品はない。
受付は19時までなので、19時までに到着しよう。
今回は1820到着。まだ明るいのでよかった。

今回搬入食料。
これで2日分で、不足分は小屋で補給する。火器は持参せず。
水は2L持参だが、槍ヶ岳山荘でペットボトル500ml2本買っている。
殺生ヒュッテも槍ヶ岳山荘でも、雨水を500ml・100円で売っている。

電波もある。
殺生ヒュッテでテントを設営する。2,000円。
18時20分到着、所要6時間50分である。
槍ヶ岳山荘までならCT40分なので所要7:30といったところか。
上高地→槍ヶ岳山荘は、13年前は20kg背負って7時間5分、
9年前は15.5kg背負って7時間20分だ。
3年前は13kgで7時間。
2年前からは40Lザック導入で高速化されている。
歳で体力が低下しても軽量化である程度相殺可能ということだ。
では、寝る。20時に就寝。
2日目
7時起床。
モンベル#3(快適6℃まで)+インナーシーツ+ホッカイロ2枚+マット2重で、ぬくぬく寝れた。
槍ヶ岳山荘気象データでは6.8℃だったので、
殺生ヒュッテでは200m差なので8℃くらいかな。
やはりここのキャンプ場は、槍ヶ岳山荘よりよくゆっくり寝れて疲労回復によい。おすすめ。

一気に明るくなる。
槍沢ルートが安全だ。
殺生ヒュッテテント場は、槍ヶ岳山荘のテント場が大きなサイトがない影響で、
グループテントが多いような気がする。
岩に書いてある謎の紋様が目玉のように見えて微妙に怖い。

ではスタート。

槍ヶ岳山荘についた。テント場を確保しよう。8時でも受付可能。
いつものEサイトではなく、Fサイトをゲット。風も弱く、いい感じ。
槍ヶ岳山荘の軒先は風雨・日差しが避けられるエリアがあり、ありがたい。

ヘルメットを借り(500円)、穂先アタックだ。
オレンジ色がかっこいいが、あまり人気がないと言っていた。

登る。

山頂についた。
三角点。

槍沢。

山荘がすごい。

小槍がすごい。

すごい。

すごい。

雲が増えてきた。

では、ガスも多いので、山小屋に戻ろう。
山頂にいる間は、少なくとも30分に1回は気象庁のレーダーをチェック。
雷撃を回避しよう。

テントを設営しよう。
こちらは槍ヶ岳山荘テント場。
ここも穂高岳山荘テント場に負けず劣らずの絶壁テントサイトだ。
寝相が悪かったら落っこちそうだが、
地震があれば落石しそうな雰囲気であんまりよろしくない。
落石しなさそうなサイトをあらかじめ確認し、受付したほうがよいだろう。
ちなみにここが、日本一高いテント場である(標高3,070m)。
一番飛騨乗越側の低いところでも3,050mある。
ちなみに2位は北穂テント場の3,040mだろう。
Dのサイトは岩陰だが、地震があったら岩につぶされそうで寝つきがよくない。
A,E,Fのサイトあたりも風が弱くて良さそう。

ここも快適。

満員にならず。
電波は普通に通じる。テントの中でも普通にネットができる。すごい。

だんだん暗くなってきた。
寝よう。19時すぎに就寝。
3日目
5時起床。
モンベル#3(快適6℃まで)+インナーシーツ+マット2重+ホッカイロ2枚で、ぬくぬく熟睡。
山荘気象データでは5.8℃だった。
風速9m/sで、風でゆすられ、寝つきは悪かった。

日の出をみる人たちのガヤガヤで起きる。

ではテントを撤収しよう。

再びヘルメットをレンタルして、頂上を目指す。
レンタルは朝5時半から。
ちなみに、頂上までは、登り11分、下り9分で行けた。
タイミングを見計らうのが重要だ。

再び穂先へ。

小屋がよく見える。

すごい。

祠。

すごい。
黒部方面はなかなか行けないな。

逆光だな。

記念撮影。

小屋の裏の3,090mのピーク(DEM5Aだと3091.1m)は、見晴らしがよくて楽しい。
テント場は3070mほど。

では、今回は、新穂高温泉へ飛騨沢ルートを下る。
飛騨沢ルートは、徒渉があり、大雨時には通行できない。
槍平小屋のTwitterをチェックのこと。

飛騨乗越までは稜線である。

テント場の下部から下り3分ほど。とても近い。

一気に沢沿いまで降りる。
どんどん下る。
ここから飛騨沢の中へ。
分岐点には救急箱がある。2,540m。

ここからは500m以上高い槍ヶ岳山荘が要塞のように見える。

槍平小屋テント場。
槍平小屋。電波なし。標高1,980m。
水(ミネラルウォーター)は売ってなかった。ジュース・行動食は売っている。
貴重な中継地点だ。この小屋がなかったら飛騨沢コースには行けないかも。

懸案の滝谷は通過可能。
滝谷避難小屋付近を通過。幽霊が出るという噂だ。
ネズミやコウモリ、ヘビ、熊などのほうが実害がある(物理的・化学的・疫学的ダメージ)がある。
幽霊はこういったダメージを与えてこないことから、あまり気にしなくていいと思う。
穂高平小屋ではペットボトルなどを売っている。貴重な中継地点。
ここまで電力が通じしているため、ペットボトルは冷えている。
水ペットボトル500ml200円だ。
林道ショートカット道は結構危ない。
時間に余裕があるときには使わないほうがいい。

新穂高温泉に戻ってきた。
槍ヶ岳山荘出発9時05分、新穂高温泉到着13時20分で、所要4時間15分だ。
松本直行バスは、以前は夏季の土日に運行していたが、
今年からお盆だけになってしまったので残念。

写真は松本駅。
新穂高温泉から平湯温泉まで。
平湯温泉バスターミナルから松本にバスに乗る。
なお、時間が合わないときには、平湯温泉から上高地行きのバスに乗り、中の湯で降り、
中の湯で新島々行バスに乗ると、いい感じに接続できるはずである。
中の湯バス停は、ほぼ同じ場所にあるのは、バスターミナルで職員に確認している。
タイミングにより早く帰れるのはうれしい。
松本からは、在来線特急しなので篠ノ井まで。
バスが遅れて松本からの普通電車にギリギリ間に合わず。残念。よって1200円が余計にかかる。
なお、チケットレス特急券で1030円で乗ることができた。
以前は600円だったので値段は上がったが、まあ多少は安くなった。

篠ノ井駅。
篠ノ井からは、しなの鉄道に乗り、上田駅へ。
580円。

上田駅からは新幹線に乗る。新幹線に乗る距離が100km未満になり、長野〜高崎より安いし、
長野〜篠ノ井間の往復分の運賃が不要である。
しなの鉄道の運賃が割高だったとしても、結果としてこちらのほうが若干安い。
高崎〜上田 1,870円 84.2km (2,221円/100km)
高崎〜長野 2,640円 117.4km (2,249円/100km)
以上、無事に帰還、総費用35k。