旅行記
2025/07 北岳
北岳は山梨県にある3,193mの山である。
日本2位の高峰、南アルプスの最高峰で、100名山指定。
今回はテント泊で2泊3日で行く予定だ。
1泊目 広河原→北岳肩ノ小屋
2日目 北岳肩ノ小屋→北岳→北岳肩の小屋
3日目 北岳肩ノ小屋→広河原
白根御池小屋・北岳山荘では、テント場の事前予約が必要だが、夕食・朝食を小屋で食べられる。
それぞれ2000円、1300円程度と安く、食料を大幅に減らせるうえに小屋グルメを食べられて楽しい。
どちらの小屋でも、お湯だけ売っており、アルファ米を持っていけば白飯が食べられる。
よって火器は不要で軽量化できる。
なお、北岳肩の小屋では、お湯は買えず、白飯もない。
肩ノ小屋のテント場は、北岳山荘ほどではないが広く、100張りくらいはいけそう。
北岳山荘のテント場は、稜線が広く、300張りくらいいけそう(コロナ後は感染予防のため80張り制限)。
雪は大樺沢に2箇所残っているがアイゼンは不要な程度だそうだ。
草滑りコースは雪はない。
ザックは40L超軽量ザック+マット2枚外付けである。水2.8L持参で、歩き始め重量12kgくらいか。
北岳はこれで14回目である。
1日目

新宿まではSSLのG車に乗る。ラッシュは回避したい。
立川からあずさ1号に乗る。
新宿からなら、中央特快に乗れば、立川まで特急に追い抜かれることはない。
これで特急料金を節約できる。
えきねっとにログインして目的の列車を開いた状態で頻繁にチェックすると、
まれに空席が出るのでゲット可能。
甲府に到着。
あずさ1号であれば甲府で35分くらい時間がある。
食事・トイレ・コンビニなどに寄れる。

甲府からは山梨交通のバスに乗る。0905甲府→1058広河原。
改札に手間取り、0920出発。これなら新宿0715発の臨時あずさでも間に合うか。
途中、夜叉神峠でトイレに行けたのだが、今はなくなっていた。
バスは4台出た。座れる程度の混雑にしてくれる。
広河原に到着。
広河原山荘は建て替えられて凄い豪華になっていてすごい。宿泊費もアップ。
テント場は川の対岸で、2025シーズンから営業中。
広河原に最終バス(甲府1405→1558)で来るなら、
白根御池小屋まで上がれると思うが、天候悪化時などに頼りになりそう。

11時50分くらいから歩き始める。
どんどん登る。

しばらくは沢沿いの登りだ。このため少しは涼しい。
大樺沢ルートは、2019年台風19号の影響で通行止め。
白根御池小屋経由でしか登れない。

途中には2か所ベンチがあり、休憩適地になっている。
ぞれそれ、1870m、2060m地点にあり。
ここまで登ると急登が終わる。

白根御池小屋についた。
2236m。

今回搬入食糧だ。3日分だが、やや不足した。
山中では多少買うことに。
ここでお湯を100円で買い、アルファ米をつくる。
ランチ営業はそれなりに高いので食料の持参が重要。

ここから北岳肩の小屋へは780mの登りだ。
草すべりを登る。
名前に反して、滑れるような場所はない。

だんだん展望がよくなる。
2700m付近で森林限界。2750m付近で大樺沢二俣からのルートに合流。
稜線上に出る。
いい感じ。
途中で疲れた感じの男性とすれ違う。
救助要請し、自力下山途中という話を肩の小屋のスタッフから聞く。

小屋についた。3,010m。
1715到着。15時まで到着の農取ルール的にはアウトだが、17時過ぎでも結構到着する人が多い。

テント場は3,000mである。穂高岳山荘よりも高い。
だいぶ混んでいるな。

肩の小屋の物販はこんな感じ。
ペットボトルの水は500mlで600円で売っている。

気温は12℃と涼しい。
暗くなってきたので寝る。
今日は疲れたのでぐっすり寝れた。20時就寝。
2日目
気温は不明だが、予報では12℃。
モンベル#3(6℃まで)+インナーシーツ+マット2枚でぬくぬく。

よく晴れている。

テントは直射日光を浴びてすぐに乾く。
紫外線劣化防止のためにテントはたたんでおく。
荷物を置く場所もなく、頂上で長時間過ごすので、荷物は持っていこう。

すぐに気温が上がる。

肩の小屋。
稜線上は広いが、斜めになっている場所が多い。寝心地はやや悪いサイトが多い。

頂上。
頂上までは標高差180m、登り30分、下り15分程度。天候がよければ空身でOKだ。

南方面がよく見える。

北岳山荘が見える。

御池小屋。テントが多い。

山頂標識。

名古屋方面。

仙丈ケ岳。

八ヶ岳方面。

大樺沢では崩落があったとか。

いい感じ。

頂上には4時間ほどいた。だいぶ高所順応できたはず。これだけ長く居ても飽きない。

ここも絶景のテント場だな。

戻ってきた。

テント場の近くには、キタダケソウが移植されている。
はっぱが丸いのでここで区別する。
では、テントを設営しよう。
迷惑にならないよう、すみっこに設営する。
では寝る。20時就寝。
3日目
5時起床。
気温は予報では12℃。実際のところは不明。
モンベル#3(6℃まで)+インナーシーツ+マット2枚でぬくぬく。

ガスっている。

天気予報通りガスっている。
では撤収しよう。
下ろう。10時の始発バスに間に合うよう逆算して7時15分下山開始。

稜線から降りる。

草すべりの後半では、御池が見える。
途中、2490m地点ではひとだかりが。
どうも30mほど滑落した男性が横たわっていて、目撃者が救助要請している。
事故発生からまだ30分程度なので救助は到着していない。
意識はもうろうとしていて、血圧が下がったりしたら命の危険がありそう。
こんな感じのため20名くらいのギャラリーとなっている。
ホッカイロの提供の求めがあったので2枚提供した。
しかし、素人にはこれ以上やれることはない。
15分ほど様子を見るが、これ以上何もできないので引き続き下山することに。
あのままギャラリーに混じって様子を伺い続ける案もありそうだが、
これ以上人数が増えると不謹慎だろう。
そこで男性1名とともに現場を離脱する。

降りる。
御池小屋は通過。

途中、ヘリがホバリングしている音がしたので、
怪我人が無事にピックアップされたのだろう。よかった。

広河原まで戻ってきた。
0935下山。肩の小屋からは2時間20分。
しかし急ぎすぎて膝に悪い。もう少しゆっくり下ったほうがいい。
10時のバスに乗る。
バスは1台。早めに並ぶと座れる。
まあ芦安駐車場で3割は降りるので、そこから先は座って帰れる。

甲府駅からは特急あずさで新宿へ。
平日の今の時期は35%引きで特急料金は1020円である。
少しは自由席特急料金で100km900円だったが、これなら100kmあたり832円と、安い。
JR線などを乗り継いで自宅へ。
以上、無事に帰還。総費用30k。