旅行記



2025/01 武尊山

武尊山は群馬県にある2,158mの山である。100名山選定。
夏はアクセスは不便で、公共交通機関では日帰り不可だが、
川場スキー場が営業中は、ゲレンデトップ(1,860m)からのアクセスが可能で、
夏と比べて大幅に所要時間が短縮される。
1,860mから歩き始められるというのは、
谷川岳なら天神ザンゲ岩(1,830m)より上ということになるのですごい。
山と高原地図ではコースタイム不明だが、
おそらく登り1:55、下り1:30の計3:25くらいだろう。


川場スキー場は公共交通機関で行くことができないため、
どのようにアクセスするかが問題になる。
以前は沼田駅から無料送迎バスがあったが廃止になった。
どうしても駅から直行でバスで行きたければツアーに参加するしかないが、
公式HPにもあるように、「朝10〜12時に到着」と書いてある通り、到着が遅く、登山には向かない。
そもそも10時や12時は朝とは言わないのでは・・・。山だと朝とは2時〜7時くらいまでだろうな。
そこで、「道の駅田園プラザ」〜川場スキー場間にも無料送迎バスがあるので、
これを利用することとし、「道の駅田園プラザ」までどうアクセスするかを考える。
沼田駅から「道の駅田園プラザ」までは、川場循環バスがあるほか、
関越交通尾瀬方面の中道バス停から徒歩3.2km、50分だ。
乗り継ぎとしては、以下のとおり。

行き
高崎駅0621→0709沼田駅0710→0732田園プラザ0800→0830スキー場
高崎駅0621→0709沼田駅0720→0740中道0740→0830田園プラザ0900→0930スキー場
高崎駅0711→0801沼田駅0808→0854田園プラザ1000→1030スキー場
帰り
スキー場1530→1600田園プラザ1610→1640沼田駅1704→1750高崎駅
スキー場1600→1630田園プラザ1647→1741沼田駅1802→1849高崎駅
スキー場1700→1730田園プラザ1806→1836沼田駅1902→1948高崎駅

始発の乗り継ぎで行けば、スキー場には8時半くらいに到着でき、
9時くらいに登り始めることができるのでいい感じである。
ただし、沼田駅で1分の乗り継ぎ時間なので、ダッシュが必要である。
乗り遅れると2時間遅れになるが、徒歩50分を許容するなら1時間遅れとなる。
帰りも、リフトが1545までしか動いていないので、スキー場1600発のバスに乗るか、
1本前の1530くらいに乗るのがよい。

今日は高気圧に覆われて絶好の好天予報であり、好天予報が1日しかないため、
日帰りで行ける武尊山にしたものだ。
2日連続で晴れれば谷川岳が楽しそうだが、日帰りなら武尊山がお手軽だ。

これで武尊山は15回目だ。


1日目



沼田駅までJR上越線。
渋川駅付近の利根川橋梁からは武尊山がよく見える。
沼田駅からも谷川岳がよく見える。
0735ごろに田園プラザに到着。バス停からシャトルバス乗り場まで300mくらいあり、徒歩3分。
送迎バスは、満車になると順次発車するため、早めに行って待っているのが良さそうだ。
なお、川場スキー場HPでは、雪山登山の可否が0600〜0615ごろに更新される。
必ず確認し、もし不可の場合には、別の場所(谷川岳や赤城山)に転進するのが良さそうだ。
0621高崎駅発なので、高崎駅発時点では判明することになる。


0800の送迎バスに乗り、川場スキー場へ。
スキー場ではインフォメーションで登山届を提出するとともに、リフト券を買う。
以前は1,800円だが、消費税アップ等で2,000円に、その後2,400円に、また物価上昇を受けて今は2,800円である。
ちなみにここは若い人が多いので、50歳以上でシニアの扱いである。微妙な心境だ。
先に登山者用カウンターで登山届を記入してから、チケットの列に並ぶこと。
2,800円だが、田園プラザからのバス代も含まれていると思うとまあ悪くない価格。
リフトを2本乗り継ぎゲレンデトップを目指す。
左のリフトに乗り、次も左のリフトに乗ればよい。
剣が峰〜沖武尊〜中ノ岳が見える。


では、ゲレンデトップから早速歩き始める。
車で来てここにスノボ板をデポしておけば、下りリフト代の1,400円が浮くが、
荷物を背負って登山靴で滑れるかはやや疑問が残る(靴もデポする方法もある)。


トレースはある。
これだけあればワカンなどは不要だ。正規アイゼンは必要だ。
軽アイゼンでは危険。正規アイゼンが必須で、できればピッケルも欲しい。


いい感じに晴れている。



剣が峰はナイフリッジになっていてなかなか危険。
正規アイゼン+ピッケルが妥当だが、
慣れていれば正規アイゼン+ダブルストックでもOKかも。軽アイゼンは明らかにNG。
下りは慎重に。
下りがなかなか怖い。踏み外すと遥か下まで落っこちそう。


テント泊している。すごい。泊まりも可能なようだ。
この場合には、アクセス時間に余裕ができる。


このルートはほぼ100%森林限界以上なので眺めがいい。
焼肉弁当の焼肉だけ食べるような感じだ。
しかし、広いので、ガス時での道迷いには要注意。
2019年3月には道迷い遭難事故も発生している(この件では無事発見)。
2021年12月にも6人が救助されているようだ。
川場スキー場の雪上車は50,000円/hとのこと。


山頂標識。



1等三角点。
三角点は正確に東西南北を示している。
「1等三角点」と書いてある面が南を向いている。
近隣の一等三角点は、巻機山や赤城山地蔵岳なので、
これらと併せて一等三角網を形成している。


上越国境。右は平ヶ岳。



尾瀬方面。



燧ケ岳。



中ノ岳方面はトレース1人分。
オグナ武尊スキー場からBCで上がってきた人もいた。


赤城山。



川場谷は深い。



川場スキー場が見える。



谷川岳もよく晴れている。
谷川岳はバスの時刻が改正され、公共交通機関で日帰りする難易度が上がってしまった。残念。


記念撮影だな。
雪山だと常にレインフェア上下を着ているためどんどんへたる。
とはいえ防水性・透湿性に優れた山ウェアだと高い。
山頂標識は多言語対応表記になっている。
外国人も多いだろうし(川場スキー場はマイカーアクセスしかできないので外国人は少ない)。


13時くらいになると人が少なくなったきたので、下山にかかる。
頂上では2時間10分ほど滞在した。


剣が峰手前の樹林帯も勾配が急なため、落ちないように要注意。
シリセードで一気に降りてしまう方法もあるが、大破に注意。
ゲレンデトップに戻ってきた。
リフトの下りに乗って下山。
相変わらず、すれ違うスキーヤーの視線が痛い。
恥ずかしがり屋の人はサングラスが必要だな。
その後はインフォメーションセンターで下山報告をする。


1530スキー場発のシャトルバスに乗り、川場田園プラザへ。
川場田園プラザからは関越交通バスに乗って沼田駅へ。
武尊山が見えているので、山頂からこの田園プラザも見えている。


沼田駅からはJR線等を乗り継いで自宅へ。沼田駅ではもうすっかり暗くなってしまった。

09:00 ゲレンデトップから出発
10:50 武尊山頂上
13:00 武尊山頂上から下山開始
14:30 ゲレンデトップに到着

以上、無事に帰還。総費用10k。