旅行記
2024/07 槍ヶ岳
槍ヶ岳は、長野県/岐阜県にある3,180mの山で、
日本5位の高峰、北アルプス2位の高峰である。
これで槍ヶ岳は9回目だ。
(2009-05、2011-09、2013-10、2015-07、2016-08、2018-08、2022-08、2023-08)
装備は、水2.8Lも含めて12.6kg(推定)まで軽量化した。
食料は2日分で約0.5kgだが、小屋の食事に頼る予定だ。
アルファ米を100g持参しており、山小屋で熱湯だけ調達できれば御飯にありつける。
槍沢ロッジでも買えそうだし、槍ヶ岳山荘では100mlあたり30円で販売しているようだ。
小屋が多く、クオリティも高い、北アならではの方法だ。
食料は足りなくなると大変なのでいつも多めに持参してしまうが、
北アならば足りなければ買えばいい。
自宅出発時点で12.6kgだったザックも、
歩き始めでは、装備を装着し、若干食べ、水500mlを飲んで、11.6kg程度、
2日目では10kgくらいまで軽くなる。
1日目:上高地1215→1430横尾→1620槍沢ババ平→1850殺生ヒュッテ
2日目:殺生ヒュッテ0810→0840槍ヶ岳山荘→槍ヶ岳2往復
3日目:槍ヶ岳往復→槍ヶ岳山荘0815→飛騨沢→0955槍平→1240新穂高温泉
3,000m付近に2泊3日で滞在てきて避暑生活を満喫できた。
槍ヶ岳山荘テント場は、標高3,070mで日本最高所のテント場である。
キャンパー憧れのテント場というわけだ。
もう雪もほぼなく、雪を踏むのは数歩といった程度で、数日以内に消えるだろう。
盛夏の槍ヶ岳をへ。
1日目

高崎から北陸新幹線で長野へ。
長野から上高地直行バスに乗車したかったが、満席で確保できず、松本経由である。
これが東京から上高地への最速ルートである。
新宿から始発0700「あずさ」で松本経由の場合、上高地到着は12時(1155)。
同じく新宿から大宮へ、大宮0642「かがやき」or「はくたか」に乗ると、
長野0830の上高地行きバスに接続して上高地到着は1110だ。
今回、松本経由だと1155上高地着である。
上高地方面のバスは値段が上がっていて、新島々→上高地で2,550円もする。

松本から松本電鉄に乗る。

新島々駅で乗り換えて上高地へ。
上高地に到着。12時15分、歩き始める。

梓川左岸道路が上高地〜明神で通行止めのため、明神までは、右岸道路に迂回する。

このため、1.2km多く歩くことに。結構しんどい。

徳沢。
御飯は売り切れだった。

横尾。
涸沢方面は14時以降進入禁止になっており、門番がいた。
なお、槍ヶ岳方面は制限なし。
遅れたら槍ヶ岳に転進するのがいいかもしれないな。
ただし、槍ヶ岳方面に行こうとすると声を掛けられる可能性があるが、テント場から抜けられるという噂だ。

槍沢ロッジまでは、豪雨で仮設登山道になっている区間がある。

仮設区間では要注意。

槍沢ロッジ。
テント場(ババ平)はここから標高150mほど上がった場所だ。

ババ平のテント場。
受付や売店ができている。
テント設営後でも簡単に補給ができるのでありがたい。
今日は通過する。

進む。

そろそろグリーンバンドに乗る。

グリーンバンド付近。
坊主岩小屋では、夕立などのときに緊急待避が可能。

雪を踏むが、数歩だ。あと2日くらいでなくなりそう。

殺生ヒュッテ。
英語だとKillingHut(殺小屋)なのか。

いろいろ売っている。ペットボトル水もある。ご飯単品はない。
受付は19時までなので、19時までに到着しよう。

今回搬入食料。
これで2日分で、不足分は小屋で補給する。火器は持参せず。
水は2L持参だが、槍ヶ岳山荘で500ml3本買っている。
電波もある。
殺生ヒュッテでテントを設営する。2,000円。
18時50分到着、所要6時間35分である。
槍ヶ岳山荘までならCT40分なので所要7:15といったところか。
上高地→槍ヶ岳山荘は、12年前は20kg背負って7時間5分、
8年前は15.5kg背負って7時間20分だ。
2年前は13kgで7時間。
1年前からは40Lザック導入で高速化されている。
歳で体力が低下しても軽量化である程度相殺可能ということだ。
では、寝る。20時過ぎに就寝。
2日目

7時起床。
モンベル#3(快適6℃まで)+マット2重で、若干寒い程度で寝れた。
風が強く、テントがゆすられて寝にくい。
ステラリッジ2なら横幅があるので揺れにくいかもしれないが、
重くなるので稜線でのテントにはいまいちだな。
スマホ温度で11℃だった。
槍ヶ岳山荘気象データでは8.2℃だったので、
殺生ヒュッテでは200m差なので9.5℃くらいかな。

一気に明るくなる。
槍沢ルートが安全だ。
殺生ヒュッテテント場は、槍ヶ岳山荘のテント場が大きなサイトがない影響で、
グループテントが多いような気がする。

槍ヶ岳山荘についた。テント場を確保しよう。
いつものEサイトをゲット。風も弱く、いい感じ。

ヘルメットを借り(500円)、穂先アタックだ。

山頂についた。

三角点。

小槍がすごい。

荷揚げのヘリが来た。この角度で飛行機が撮れるのすごい。

記念撮影だな。
ちなみにこのオレンジのヘルメット、色がレスキューカラーっぽいことと、
テプラで「槍ヶ岳山荘」と書いてあるせいか、やたらと槍ヶ岳山荘スタッフに間違われる。
頂上から登山道を眺めていると、
「槍ヶ岳山荘の人ですか?」「登山道を交代制で見守っているんですか?」
「山荘の人が様子を見ていて安心」「業者の人ですか?」などと4人くらいから言われた。謎である。

荷揚げは4回ほど。
では、ガスも多いので、山小屋に戻ろう。

山小屋で昼飯にする。13時半まで。
ご飯大盛りはできない。牛丼1,300円。
1杯だけほうじ茶がもらえるので、これでアルファ米を作ることも可能だが、お湯を売っているのでそれでもいい。

暇なので再び頂上に行く。

槍ヶ岳山荘は要塞のようだな。

テントを設営しよう。
こちらは槍ヶ岳山荘テント場。
ここも穂高岳山荘テント場に負けず劣らずの絶壁テントサイトだ。
寝相が悪かったら落っこちそうだが、
地震があれば落石しそうな雰囲気であんまりよろしくない。
落石しなさそうなサイトをあらかじめ確認し、受付したほうがよいだろう。
ちなみにここが、日本一高いテント場である(標高3,070m)。
一番飛騨乗越側の低いところでも3,050mある。
ちなみに2位は北穂テント場の3,040mだろう。
Dのサイトは岩陰だが、地震があったら岩につぶされそうで寝つきがよくない。
A,E,Fのサイトあたりも風が弱くて良さそう。

平日なので満員にならず。
電波は普通に通じる。テントの中でも普通にネットができる。すごい。
だんだん暗くなってきた。
寝よう。19時すぎに就寝。
3日目
5時起床。
モンベル#3(快適6℃まで)+マット2重+ホッカイロ2枚で、若干寒い程度で熟睡。
山荘気象データでは8.3℃だった。スマホ温度は9℃。
風もあったが、それほど揺れることなく、快適に寝れた。しかも回りがソロテントなので静か。

朝はガスっていたが、しばらくすると晴れてきた。
そこで再びヘルメットをレンタルして、頂上を目指す。
ちなみに、頂上までは、登り10分、下り8分で行ける。

再び穂先へ。
小屋がよく見える。

黒部方面。

松本方面。
松本市街地がよく見え、電波もよく通じる。

祠が。

記念撮影だな。

小屋に戻る。
槍ヶ岳山荘の軒先は風雨・日差しが避けられるエリアがあり、ありがたい。

では、今回は、新穂高温泉へ飛騨沢ルートを下る。
飛騨沢ルートは、徒渉があり、大雨時には通行できない。槍平小屋のTwitterをチェックのこと。

飛騨乗越までは稜線である。テント場の下部から下り3分ほど。とても近い。

一気に沢沿いまで降りる。

どんどん下る。
ここから飛騨沢の中へ。
分岐点には救急箱がある。2,540m。
ここからは500m以上高い槍ヶ岳山荘が要塞のように見える。

槍平小屋テント場。

槍平小屋。電波なし。標高1,980m。
水(ミネラルウォーター)は売ってなかった。行動食は売っている。
貴重な中継地点だ。この小屋がなかったら飛騨沢コースには行けないかも。
途中でフランス人の女子2名を追い抜く。
が、このあと骨折してしまい救助要請になったらしい。

懸案の滝谷は通過可能。
滝谷避難小屋付近を通過。幽霊が出るという噂だ。
ネズミやコウモリ、ヘビ、熊などのほうが実害がある(物理的・化学的・疫学的ダメージ)がある。
幽霊はこういったダメージを与えてこないことから、あまり気にしなくていいと思う。
ここからは林道だ。

穂高平小屋ではペットボトルなどを売っている。貴重な中継地点。
林道ショートカット道は結構危ない。
時間に余裕があるときには使わないほうがいい。

新穂高温泉に戻ってきた。
槍ヶ岳山荘出発8時15分、新穂高温泉到着12時40分で、所要4時間25分だ。
松本直行バスは、以前は夏季の土日に運行していたが、
今年からお盆だけになってしまったので残念。

バスに乗り、平湯温泉へ。

平湯温泉では、高山〜松本のバスに乗るが、2時間に1本なので、時間がある。
そこでバスターミナルから200m程の場所にある平湯の森に行く。
日帰り入浴700円だし、朴葉味噌定食は1,400円(御飯お替り込み)である。いい感じ。
昔、白川郷に行ったときに旨かった記憶がまだある。
ただし、塩分はかなり多そう。みそ50gくらいあるので、塩分3g以上ありそうである。
これで御飯3杯は楽勝で食べられる。

平湯温泉バスターミナルから松本にバスに乗る。
なお、時間が合わないときには、平湯温泉から上高地行きのバスに乗り、中の湯で降り、
中の湯で新島々行バスに乗ると、いい感じに接続できるはずである。
中の湯バス停は、ほぼ同じ場所にあるのは、バスターミナルで職員に確認している。
ただし、直行では2800円のところ、670+1850+710=3230円となり、430円高くなるうえに乗換2回が増えるが、
タイミングにより早く帰れるのはうれしい。

松本からは、在来線普通列車で篠ノ井まで。

篠ノ井からは、しなの鉄道に乗り、上田駅へ。
平日なので通勤ラッシュで混んでいる。

上田駅からは新幹線に乗る。新幹線に乗る距離が100km未満になり、長野〜高崎より安いし、
長野〜篠ノ井間の往復分の運賃が不要である。
しなの鉄道の運賃が割高だったとしても、結果としてこちらのほうが若干安い。
高崎〜上田 1,870円 84.2km (2,221円/100km)
高崎〜長野 2,640円 117.4km (2,249円/100km)
以上、無事に帰還、総費用39k。