旅行記
2024/05 立山
立山は、富山県にある3,015mの山である。
これで立山は18回目だ。
今回は雷鳥沢キャンプ場宿泊3泊で立山だ。友人らと3人での山行である。
立山はアルペンルートで行くのがほぼ99%という感じだろうが、
アルペンルートが値段が上がり、扇沢〜室堂往復で12,300円と結構なお値段。
公共交通機関利用の場合には、立山経由と扇沢経由で、あまり値段差がなく、
高崎〜富山のえきねっとトクだ値を取得できれば、立山経由のほうが安い。
片道扇沢、片道立山だと、往復割引がきかなくなり高くなる。
今回は友人の車に便乗したので、電車利用より4,000円ほど安くなった。
3人だと割り勘効果が大きい。
積雪は大量で、稜線では氷化していて硬く、フルアイゼン必須である。
ピッケルもあったほうがいい。
テント場での整地に、ショベルも必要である。
できるだけ掘り下げたほうが、雪で音が吸収されて静かである。
行程は以下のとおりである。
1日目:室堂→雷鳥沢キャンプ場
2日目:雷鳥沢キャンプ場→一の越→雄山→大汝山→大走り→雷鳥沢キャンプ場
3日目:雷鳥沢キャンプ場→一の越→雄山→大汝山→一の越→雷鳥沢キャンプ場
4日目:雷鳥沢キャンプ場→室堂ターミナル
1日目

食料は4日分である。これでもやや余った(カロリーメイト1箱と白飯1袋が余った)。
水は2Lでは不足する。4Lを持参したが、実際にはそれに加えて500mlを4本買ったので、6Lである。
水場の水は飲まないので、体に入る水はほぼすべて持参している。
白飯の調理用水は、煮沸したうえで水場の水を使っている程度である。

友人のマイカーで扇沢駅へ。
自宅付近まで迎えにきてもらう。0600くらいに出発。友人の運転である。
自動車にはACCがついていて、高速道路では前車追従で走行できる。
ACCがあると、アクセルとブレーキはまず使わず、ACC設定しかいじらない。
飛行機の巡航中に操縦桿を触らずにAPしか操作しないのと同じ感じである。
非常に便利。

扇沢駅には0950に到着、1000のバスに乗る。
事前にきっぷを買っていても、500円で変更可能だ。
扇沢〜室堂間は往復12,300円となかなかのお値段でつらい。
扇沢からはトロリーバスに乗り、黒部ダムへ。
どんどん乗り継ぐ。
トロリーバスに乗れば室堂。

室堂ターミナルの情報掲示板。
4、5、11月は雪崩ビーコン必須なので要注意。まだ死人は出ていないようだが、要注意。

いよいよ歩き始める。
ザックは、60L満載+マット2枚外付け+20Lサブザックほぼ満載である。
水4Lも持参しているため、おそらく重量は20kgくらいとかなり重い。

テント場に移動しよう。

いい感じ。

雷鳥沢ヒュッテでは風呂にも入れる。1830最終受付。900円。
ペットボトルの水も売っていて便利。

テントを設営。できるだけ堀下げると静かでよい。
柄のないスコップだと掘るのが大変。柄も持参すべきだ。
僕のテントはモンベル・ステラリッジ1、床サイズは202cm*82cmだ(グランドシートのサイズ)。
友人テントはモンベル・ステラリッジ3、床サイズは202cm*172cmだ(同)。
モンベル・ステラリッジテントは、
1人用で合計重量1.50kg(グランドシート、ペグなども含む全重量)
2人用1.645kg
3人用2.045kg(2人利用だと1人あたり1.023kg)
4人用2.35kg
となっている。

風呂に入る。
暗くなってきた。
夜は凄い星空である。
20時就寝。
2日目
5時起床。
モンベル#0(-7℃まで)+メスナー(15℃まで)+ホッカイロ4枚+マット2枚でぬくぬく熟睡。
外気温は‐2℃くらいという報告が多かった。
ヤマテン予報(立山山頂)よりかなり低くなるのは、盆地で積雪の冷気が溜まるためだろう。
この日は、3泊のうち最も寒かった。

今日もいい天気。
朝食を食べて出発準備を整える。

ザックは20Lサブザックに満載。
アイゼンが必要だが、無くても何とか一の越までは行ける。
トレースを行けばスノーシューなどは不要。

いい感じ。

運搬車が通るので気を付ける。

アルペンルートのトンネルが。すごい。奈落の底までつながってそう。

いい感じ。

ライチョウがいる。

こんな感じ。

登る。

一の越山荘から上には雪はない。アイゼンも不要だ。
小屋ではトイレを借りる。100円。きれいでいい感じ。

雪はない。

富山県の消防ヘリが通過。
隣のおっさんが瞬時に富山消防ヘリであることを見分けていた。地元民すごい。

雄山の三角点。

雪が多い。

大汝山方面は、雪と岩のミックスで難しい。アイゼン必携である。

室堂。

黒部ダム方面。

わずかに富士山が見える。肉眼でわかる。

記念撮影だな。

ここで友人と分かれて、立山三山縦走に向かおう。
雄山直下は難しいので注意。

室堂に警察ヘリが着陸。すごい。

雄山〜大汝山間は要注意。ピッケル・ヘルメットもあったほうが良さそう。

大汝山山頂。

室堂方面。

小屋はやっていない。7月〜9月のようだ。軽食、休憩も可能で非常にありがたい。

雪庇がすごい。

後立山連峰。

雪庇でややみにくいか。

南方面。

キャンプ場はぎっちり埋まっている。
もっとも、1日目が一番混んでいて、2日目は若干減り、3日目は荒天予報もありすいていた。

記念撮影である。
日差しが極めて強い。
松本の平地でもUVインデックス8.0であり、
標高3,000mと雪の照り返しでUVインデックス16くらいあってもおかしくない。
超絶に日焼けするので、日焼け止めが必須である。

次は、縦走して富士の折立を目指す。

山頂の岩の上は難しいので諦める。
ここから左側に下る。

雪のトラバースが要注意。

ここまで降りてくればあとは夏道なので安心。アイゼンも外す。

ここから大走りへ、キャンプ場に一直線に下る道だ。

一気に下る、やや雪崩そうな斜度だが、周囲にも雪崩の跡はなく、大丈夫だろう。
雪がゆるんでいるので滑落の心配は少ない。しかし、朝は凍結しており非常に危険だろう。

キャンプ場に戻る。

夕方になってきたので温泉へ。

今日も雷鳥沢ヒュッテ。
なお、温泉ではなく、地獄谷から湧き出ている温水ということだが、それはもはや温泉では。

暗くなってきた。
20時就寝。
3日目
5時起床。
モンベル#0(-7℃まで)+メスナー(15℃まで)+ホッカイロ4枚+マット2枚でぬくぬく熟睡。
外気温は不明だが、昨日より暖かった。

友人らはここで撤収する。
2世帯住宅は、今夜は広く使えそうだ。
僕のテントは、紫外線劣化を防ぐためにいったんたたんでおく。

キャンプ場からの登りがつらい。

いい感じ。

室堂ターミナルについた。ここで友人らを見送る。

では、今日も大汝山に行く。

一の越へ。

一の越山荘では、御飯を食べることができる。
朝9時〜14時くらいまでやっていて、茶碗に普通盛りで400円である。いい感じ。

雄山への登りは雪がない。

いい感じ。

雄山についた。

気を付けて大汝山まで行こう。

ここのトラバースは慎重に。かなり怖い。

上空を軽飛行機が通過。個人所有の飛行機である。

かっこいい。

三角点にタッチ。
では、頂上に4時間以上居たので、そろそろ降りよう。だいぶ高所順応できた。

帰りも一の越山荘に寄って御飯をたべる。
これで夕食時間が短縮できる。
アルファ米(出来上がり260g)は300円くらいするので、ほぼ同じ値段だ。

一の越からキャンプ場では、一気に高度を下げてブル道に出る方法と、
ある程度の高度を維持しながらトラバースし続ける方法がある。
雪が緩みすぎていて歩行抵抗が大きく、ブル道のほうが良さそうだ。ズボンも濡れない。

キャンプ場が見えてきた。

キャンプ場からは頂上がよく見える。

今日は風が強い予報なので、さらに掘り下げて壁も高くし、万全の守りだ。
これで風はまったく気にならなかった。

今日も温泉に入る。
しかし3日連続雷鳥沢ヒュッテなのも飽きるので、今日は標高100mを登って雷鳥荘へ。
ここは硫黄のにごり湯である。いい感じ。

風呂から出ると暗くなってきたので、キャンプ場に戻ろう。
まだこの時間だと凍結しておらず、アイゼンなしでもキャンプ場に下ることができる。

寝よう。
20時就寝。
4日目
6時起床。

今日はかなり強風である。
これから8時くらいから雨予報なので、さっさと撤収して室堂に退避しよう。
人も少なくなってきた。

室堂ターミナルへの上り坂がつらい。

ターミナルに戻ってきた。

装備解除。

帰りもトロリーバスで戻る。始発の08:15である。
次の08:45でもギリギリ間に合ったかもしれないが、
GW最終日ということもあり混雑するので、早め早めの行動が大切だ。
ロープウェイ、ケーブルカーと乗り継ぎ、関電のトロリーバスに乗る。
大観峰ではすでに雨が降っていた。ギリギリのタイミングだったな。

扇沢駅では、40分ほど時間があるので、昼飯を食べる。
カツカレー御飯大盛りでいい感じ。

扇沢から長野駅は、特急バスに乗る。
1人で2席使える程度の混雑。夕方は増発便がでるほど混んでいたようだ。
長野駅からは、新幹線はくたかに乗る。長野〜高崎はノンストップで、わずか36分で高崎だ。速い。
GW最終日ということもあり、かなり混んでいた。指定席は確保できず、自由席に。
以上、無事に帰還、総費用50k。何枚かの写真は友人撮影。