旅行記
2023/07 乗鞍岳
乗鞍岳は、3,026mの山である。100名山指定。
今回、日曜日だけ晴れそう(+土曜日予定あり)というなか、
友人と都合が合ったので、乗鞍岳に行くことにしたものだ。
乗鞍岳は、2005年の夏に車で行った覚えがある。
このときは、費用節約のためにオール一般道でいったんだからすごいな。
なおこのときも苦労しつつ3026mの剣ヶ峰へは到達している。
そのあとは、2010年の春に、乗鞍高原スキー場から登った。
このときはガチガチの氷でなかなか恐怖だったが、
無事に剣ヶ峰へは登頂できた。
その後は、2013年6月、2021年8月にも行っている。
今回で5回目ということだ。
乗鞍岳の気温は、標高2,860mのコロナ観測所で最暖月平均気温10.7℃と、
ツンドラ気候の要件(最暖月平均気温0〜10℃)には少し暖かい。
6-1-4.pdf
(nao.ac.jp)
ただし、このデータは、9時・15時の1日2回しか測っておらず、
実際のところ1日24回計測したとするともう少し低めになるような気がする。
おそらく標高2,800〜3,000m以上でツンドラ気候になるはずだ。
槍ヶ岳山荘計測データだとツンドラ気候になっていることが分かっている。
しかし、積雪や風速などの条件から、標高2,500m以上で森林限界となり、
もちろん2,700mの畳平も森林限界オーバーで見晴らしがいい。
1日目

高速道路を松本ICへ。
定速走行装置付で、指定速度をセットすると、
アクセル開度と変速比を自動調整して指定速度を維持しようとし面白い。
12年前の車では十分先進的だが、今はACCがあるので、更に便利な車が増えた。

乗鞍観光センターの駐車場へ。

乗鞍観光センターからは頂上が見える。

乗鞍高原観光センターからは、乗鞍岳シャトルバスに乗る。
路線バスに乗り標高2700mの畳平へ。
森林限界以上のハイマツ帯を走るのは日本でもここだけで、
20年前はマイカーでも走行できたのだからちょっと信じられない光景だ。
自転車も多い。
電動アシスト自転車も見たが、面白そうではある。
距離20kmだが、標高差は、2710-1450=1260mあるため、かなり電力消費が多そう。
総重量85kgとすると、必要エネルギー量が1,051kJ、292Whとなるが、
通常通り20kmの平地を走るバッテリー消費に加えて、
位置エネルギーで292Wh必要なので、
変換効率を考えると400Whくらいのバッテリーが欲しいかも。
電動アシスト自転車の最上位モデルだと25V*16Ah=400Whあるので、ギリギリ足りるか。
なお、日産リーフだと、御殿場駅から富士山5合目で11.5kWh消費というデータもある。

畳平へ。

スタート。

メルヘンな建物のデザインがよくマッチしている。

畳平のすぐ近くには、標高2716mの、日本車道最高地点がある。
当然、「公共交通機関車両」で到達できる最高地点である。
なお、道路最高地点ということになると、
富士山のブル道が公道認定されているので3770mあたりが最高か。
反対側は長野県だ。

かっこいい。箱庭感がいい感じだな。

途中には飲料水用の不消ヶ池が。
万年雪が残っている。この調子だと9月には消えそう。
飲料水用の取水設備がある。
安全保障上の理由から立ち入り禁止である。

大雪渓ではスキーヤーが滑走している。8月下旬でも滑れるのはすごい。

標高2,760m地点には肩の小屋。
宿泊も可能だ。
HPには詳しい情報が載っておらず詳細は不明だったが、新HPが開設された。
売店・食堂もあり、補給も可能だ。

ここが最終トイレだ。

肩の小屋からは登山道の登り。
肩の小屋付近に水が湧き出ていてすごい。

だんだん植生もなくなる。

2022-2023シーズン最終の雪上歩行かな。

頂上直下2,980mには頂上小屋がある。
宿泊不可で売店のみだが、例えば雷雨のときの緊急避難などは可能だろう。
大変心強い。

頂上に到着だ。

中央アルプス方面。

御嶽山。
ここから野麦峠方面の登山道は、入口がわかりにくい。
おそらく観光客がうっかり入って遭難騒ぎにならないよう、
わかりにくくなっていると推測。
いったん入ってしまえば、このあとは北アルプスの登山道としては普通だと聞いている。

池がすごい。日本で標高2位の池だ。1位は御嶽山2の池。
御嶽山のような雰囲気もある。
この池は標高2,830mで、日本でもかなり標高が高い池だ。
御嶽山2の池のほうが標高が高い。

稜線が見える。

畳平方面。

記念撮影だな。

北アルプス。

3025.6mの三角点だ。

では、頂上で1時間過ごしたので戻ろう。
帰りも頂上小屋を経由して降りる。
14時半でもまだ頂上に上がってくる人がいる。
13時に畳平について、頂上まで往復し、16時に宿に入るなども可能だろう。
ただし、天気が安定していることが条件だろう。

肩の小屋。
あとは車道を歩くだけだ。

畳平に戻ってきた。

気温は18℃だが、太陽放射の影響があり、実際より高いような気がする。

バスで下る。1505発。頂上台地には4時間居たということに。

帰りは東部湯の丸まで一般道、東部湯の丸SAで軽く夕飯。
乗鞍観光センターから自宅は、順調なら3時間ちょいといったところ。
以上、無事に帰還。総費用17k。