旅行記



2023/06 八甲田山

1日目 自宅→羽田空港→青森空港→青森(泊)
2日目 青森→八甲田ロープウェイ→大岳避難小屋(泊)
3日目 大岳避難小屋→酸ヶ湯温泉→青森
4日目 青森→新青森→大宮→自宅

行きは、JALセール(6,970円)で飛行機に乗る。
帰りは、えきねっとトクだ値スペシャル50%引き(8,370円)で新幹線に乗る。

320km/hで盛岡までは1時間47分と、465.2kmを平均260km/h以上の速度で走破する。
まさに爆走という表現がぴったりである。
たまに乗るとなかなか爽快な走りっぷりでストレス解消になる。
はやぶさは、東京〜新函館北斗は、平均的には4時間半程度という感じだが、
320km/h走行するのは、わずか1時間しかない。

八甲田は、6月ということもあり、雪が溶け、まさにベストシーズンだ。
だが、今回は台風の影響で風雨が強く、頂上までは行けなかった。
それでも、以前から泊まりたいと思っていた八甲田山の避難小屋に泊まれたので良かった。


1日目



今日は夕方の便で青森へ。
ギリギリ、何とか空が見える時間で飛べると思ったが、羽田離陸は19分ディレイ。


夕焼けがきれい。
座席は普通席の最前列をゲット。広くなっている。
3時間前に見ると、上級会員がクラスJにアップグレードして、いい席が空くことがある。


暗くなってきた。



東京の夜景が見える。ISO800でギリギリ撮れる。



市街地の灯りがすごい。



徐々に郊外に行くと暗くなってくる。



渡良瀬遊水地が見える。



小山のあたりか。



このあとは概ねずっと雲上飛行。



青森空港に着陸。



青森の宿に入る。


2日目



翌日は1100のバスに乗る。結構な乗車である。



八甲田ロープウェイに乗る。



乗る。



山頂はガス・時折雨が降っている。



木道が滑りやすく注意。



いい感じ。



今回は井戸岳頂上経由ルートだ。



こちらのほうが歩きやすい。



視界無し。



ルートは明瞭で、登山道を区切るロープがほぼ全線にあり、整備状況はよい。



ずっとこんな感じ。



時折視界が見える。



見えてきた。



大岳避難小屋付近には、池や雪渓もあり、箱庭感がすごい。



小屋についた。



大岳避難小屋についた。
雨具の下半分は、泥はねで凄いことになるので、晴天時でもカッパ着用が好ましい。


今回搬入食料。
念のためやや多めである。全国旅行支援クーポンでマツキヨで買ったためである。


避難小屋では電波もある。安心。
ときおり人が来る。
宿泊者は僕のほか1人だけ。その1人は、19時ごろに到着し、早朝に出発していった。
おそらくスーパーロングディスタンス系の人だろう。装備も超軽量だった。


夕陽が沈む。



夜は青森の夜景が見える。

では、寝る。20時就寝。


3日目

モンベル#3(6℃まで)+インナーシーツ+ホッカイロ4枚+マット2枚でぬくぬく。
スマホ温度が12℃だった。


小屋をあとにする。



雪渓を登る。登りならアイゼンは不要。下りでも、まあアイゼン無しでも大丈夫そうだ。
特に青森県民は雪に慣れているのでみんな使わず


登ると展望がよくなる。



岩木山も見えている。



大岳山頂に到着。



高田大岳が三角形ですごい。



火口は、無雪期は周回できない。



南八甲田。



帰りはこちらに降りる。



青森方面は雲海。
空港も雲の下だが、特に支障なく運用されていて凄い。


避難小屋も見える。



三角点。



山頂標識で記念撮影。山頂標識がでかい。



ロープウェイ駅の奥には、青森市街が見える。



では、降りよう。こんな山頂から標高差60mしかない場所に池がある。すごい。
しかもカエルの声がする。


降下。



途中、雪渓があるが、雪に慣れてる人なら下りもアイゼンは使わない程度。



仙人岱が近い。



仙人岱の水場は出ている。結構な量が湧き出ていてありがたい。



仙人岱ヒュッテ。
水場もあり、登山口に近いことから、大岳避難小屋より宿泊者が多いとか。


仙人岱内部。ハエがうるさい。無雪期はハエが多くて厳しいかも。
灯油ポリタンクが18L*9個+20L*1個+ストーブタンク7L*2個=196Lと、
消防法の規制がかからる200Lにギリギリ届かない分量が保管されている。
量がギリギリであるので、おそらく有識者から指示を受けているものと推測。


物品も多く快適そうだが、ハエがおおいのが難点。



下ろう。
途中、硫化水素臭がするところがある。
地面は硫黄で黄色くなっており、八甲田硫黄土が出来ている。


酸ヶ湯温泉に下山。



もちろん入浴していく。700円。
ここで「ヒバ千人風呂」という名前なことが判明。「VIVA!千人風呂」ではなかった。
浴槽は混浴であり撮影厳禁だ。
「マナーよく入浴しましょう」という掲示があるが、マナーが悪い人は読まないだろうな。


1638発のバスに乗る。
登山用ザックを隣の席に置いている人が多く、座れない。
そこで前方座席から順に、席に座っていいか頼んでいくと、2人目で無事に着席できた。
田舎の人はやさしい。ありがたい。


新青森駅には1740くらいに到着。



青森県全国旅行支援クーポンで夕飯にする。これで1,650円。いい感じだ。



ホテルはこんな感じ。
素晴らしい鉄道ビューの部屋。夜景もいい感じ。
緊急地震速報で総員衝撃に備え。

では、寝る。


4日目



新青森駅。



列車がやってきた。乗ろう。



新青森。



整備新幹線区間は、250〜255kmhで走行。



H5系である。どことなく北海道みを感じる。
5号車の幅広ドアは、R4000で進行方向の高架橋が見えて楽しい。


整備新幹線区間は防音壁が高いので、進行方向右側の席のほうがよく見える。



七戸十和田駅付近の半雪覆い式防音壁。



八戸。



二戸。



そろそろ盛岡。
岩手山は見えず。


秋田新幹線が分岐する。



盛岡。



盛岡。



盛岡を出ると320kmh走行で楽しい。



普通電車とすれ違う。



新花巻の手前では、キハ110を追い抜く。快速列車のようだ。



ダイヤに余裕があるのか、300kmh程度の走行である。



古川付近か。



そろそろ仙台。



仙台発車。



電車を追い抜く。



白石蔵王付近では200kmh制限。



仙台を発車するとどんどん加速。
おおむね315kmhを維持。
地図とGPS速度計で楽しい。
R=4,000m、C=155mm、車体傾斜1.5度の条件だと、
車内の横Gゼロになるのは261km/h、上限値(0.08G)になるのは329km/hだ。
実際には310km/h程度の走行が多いので結構横Gを感じる。
トンネル内でもR=4,000が存在するが、もうちょっと何とかならなかったのかが残念。


宇都宮貨物ターミナル。



入れ替えの機関車とすれ違う。



大宮が近づいてきた。



大宮。



新青森から、だいだいどの列車に乗っても3時間を切るくらいで来れる。
大宮〜青森間では、3時間ちょいといったところで、飛行機より時間が短い。
飛行機だと、空港到着時間の余裕にもよるが、大宮→青森で4時間といったところ。
帰りはJR線などを乗り継いで帰る。


以上、無事に帰還、総費用39k(うち減価償却費4k)。