旅行記
2023/04 谷川岳(肩の小屋泊)
谷川岳は群馬県と新潟県の上越国境にある1,977mの山である。
冬になっていい感じに雪が降るようになってきた。
そこで谷川岳である。
谷川岳の積雪は160cmほどと例年よりだいぶ少ない。
200cmくらいまでなら途中の熊穴沢避難小屋が利用可能で、
貴重な中継ポイント・避難ポイントになるので、谷川岳にチャレンジできる。
積雪量の判断については、2019年11月からサービス開始になった、
気象庁の「今後の雪」が便利。
これまでの傾向では、
ロープウェイの報告よりやや少なめになる(5kmメッシュのためだろう)が、
多い少ないの参考にはなる。
山行での参考にしたい。
なお、今回で101回目の谷川岳だ。
1日目

朝発で急ぐため、新幹線を利用。
2021年3月ダイヤ改正で大宮以南で1分短縮したこと、
2023年3月ダイヤ改正で大宮以北で275kmh運転となった関係で、
出発時間が2分繰り上がっている。
始発の乗継である。天気もいいので早めに行きたい。
上毛高原駅からバス。
関越交通バスは、バスカードの取り扱いをやめてしまった。
3,000円で4,350円分使えるバスカードがなくなり、元々運賃は高めに設定されているので、
結構な値上げ(45%アップ)ということになってしまう。

ロープウェイに乗り天神平へ。
天神平では積雪160cmほど。
ロープウェイは、4月からもモンベルの割引をやめてしまった。
正規の値段は2,100円→3,000円とアップしたばかりだが、更に100円アップである。
さらに手荷物料金が必要になる(往復740円)。

天神平から歩き始める。

スキー場の脇は、ルートが変更され、急勾配のところを登る必要があり、雪が硬いと結構危険だ。
天神尾根では一番の危険ポイントかもしれない。
が、今回はルートは元に戻っていた。当然だな。これからもこのルートが最も安全だ。

積雪は160cmほど。特に支障なく歩ける。

尻出し岩の下降は要注意、雪がなくなり、ロープが出ているが、
荷物が重い+アイゼン装着だとかなり危険である。
アイゼンはここまで装着しないほうがいいかも。(帰りも同様)

熊穴沢避難小屋は利用可能。
内部も入れる。貴重な中継ポイントだ。
ブロック2段分40cm高くなっているので、多少の積雪なら問題なく利用できる。
小屋を利用するにはスコップが必須だ。今日はたまたま掘り出されている。

内部はこんな感じ。
デポ品の寝袋・食料があるが、翌日もそのままだった。長期的にデポされている。意図は不明。

登る。

かっこいい。

徐々に夏道が出てきた。

肩の小屋に到着。

気温は0℃。

肩の小屋。

とりあえず昼食にする。今回搬入食料。
飲料水はすべて持参。今の時期の雪は、ゴミが多くて飲んでもおいしくない。
雑用水は雪を溶かして作成。

頂上に行こう。
トマオキ間はまさに森林限界オーバーという感じ。

頂上。

記念撮影だな。

雪庇の上に乗らないように厳重注意。意外と手前から崩落する。

土合方面。

天神平。

トマの耳。

越後側に落ちないように注意。

頂上でゆっくりする。

ピュアパラグライダーが飛来。上昇気流に乗ってどんどん上昇していく。すごい。
ここで上昇できなかったら滑走路まで帰投できないと思う。

奥の院へ。

茂倉岳方面。

上空を飛行機が通過。

夕方になり人がやや減ったので再び頂上へ。
小屋がかっこいい。

夕陽が赤くなってきた。

水上の夜景が輝きだす。

関東の夜景が見える。

小屋は3人。快適。
20時就寝。
2日目

夜中は気温-4.5℃である。
モンベル0#(-7℃まで)+インナーシーツ+ホッカイロ5枚+ダウン上下でぬくぬく熟睡。
小屋の中は暖かい。余裕で寝れる。外ではやや寒かったかもしれない。

朝日が登ってきたが微妙にガスっている。

撤収。

晴れと曇りの境界だ。

オキの耳から雪庇を見る。崩落して雷鳴のような大音響が。

再び頂上。

昼飯を小屋で食べてから下山にかかる。

では、下山にかかろう。
雪は十分緩んでいる。
6本軽アイゼンくらいでも行けそうだが、行けなかったら死亡するので、フルアイゼン必須である。
尻出し岩の登りは難しい。ストック格納+アイゼン解除で登ろう。

天神平に戻ってきた。

戻ってきた。

ロープウェイから上毛高原まではバス。1320発なので空いている。
日帰りの場合には、1320バスには間に合わないためだ。
僕以外には山屋は山中宿泊の人が1名のみ。

上毛高原駅から新幹線で戻る。
越後湯沢からスキー客がたくさん乗っている。
以上、無事に帰還。総費用 17k。