旅行記
2023/03 谷川岳(肩の小屋2泊)
谷川岳は群馬県と新潟県の上越国境にある1,977mの山である。
谷川岳の積雪は220cmほどと例年よりだいぶ少ない。
200cmくらいまでなら途中の熊穴沢避難小屋が利用可能で、
貴重な中継ポイント・避難ポイントになるので、谷川岳にチャレンジできる。
積雪量の判断については、2019年11月からサービス開始になった、
気象庁の「今後の雪」が便利。
これまでの傾向では、
ロープウェイの報告よりやや少なめになる(5kmメッシュのためだろう)が、
多い少ないの参考にはなる。
山行での参考にしたい。
なお、今回で100回目の谷川岳だ。
1日目

朝発で急ぐため、新幹線を利用。
2021年3月ダイヤ改正で大宮以南で1分短縮したこと、
2023年3月ダイヤ改正で大宮以北で275kmh運転となった関係で、
出発時間が2分繰り上がっている。
始発の乗継である。
天気もいいので早めに行きたい。
上毛高原駅からバス。

ロープウェイに乗り天神平へ。
天神平では積雪230cmほど。

天神平から歩き始める。
ロープウェイの値段は、2,100円→3,000円に大幅アップ。世間の物価上昇を追従している。
さらに手荷物料金が必要になる(往復740円)。
どうも大手リゾート会社系列になったことも影響しているとの噂だが、どうだろう。

スキー場の脇は、ルートが変更され、急勾配のところを登る必要があり、雪が硬いと結構危険だ。
天神尾根では一番の危険ポイントかもしれない。
ルート取りは自己判断で慎重に検討してもいいかもしれない。

積雪は220cmほど。特に支障なく歩ける。
相当降りまくったが、土日のためトレースもばっちり。完全に冬道になっている。

熊穴沢避難小屋は利用可能。
内部も入れる。貴重な中継ポイントだ。
ブロック2段分40cm高くなっているので、多少の積雪なら問題なく利用できる。
小屋を利用するにはスコップが必須だ。今日はたまたま掘り出されている。

内部はこんな感じ。
デポ品の寝袋・食料があるが、2日後もそのままだった。長期的にデポされている。意図は不明。

登る。
新雪なのでアイゼン無しでも登れるが、
天神平から登る部分が難しいのでアイゼンを装着している。

かっこいい。

肩の広場直下の大斜面。

肩の小屋に到着。気温は-8.6℃。

肩の小屋。

頂上に行こう。
トマオキ間はまさに森林限界オーバーという感じ。

頂上。

雪庇の上に乗らないように厳重注意。意外と手前から崩落する。

越後側に落ちないように注意。


頂上が混んでいるので奥の院へ。

茂倉岳方面。

絶壁。

奥の院。

昼食のため、小屋に戻る。
今回搬入食糧。3日分んである。4,500kcalほど。

夕方になり人がやや減ったので再び頂上へ。記念撮影。ダウンを着ていて寒くない。

会社でもらった高級チョコを食べる。

小屋がかっこいい。

夕陽が赤くなってきた。

沈む。

沈んだ。

水上の夜景が輝きだす。

関東の夜景が見える。
小屋は2人。快適。
19時就寝。
2日目

夜中は気温-9.4℃である。
モンベル0#(-7℃まで)+メスナー(15℃まで)+ホッカイロ3枚+ダウン上下でぬくぬく熟睡。
小屋の中は暖かい。余裕で寝れる。外ではやや寒かったかもしれない。

朝日が登ってきた。

いつにまにかすっかり明るくなった。

遠くには御嶽山。その左は美ヶ原周辺の山か?

朝日岳あたりに警察のヘリが。脚も出ている。なんだろう。

今日は1日、頂上でだらだら過ごす。快適。

C-1輸送機とC-2輸送機が編隊飛行している。すごい。

暗くなってきた。夕飯にする。

水上の夜景が。
小屋は2人。快適。
20時就寝。
3日目

夜中は気温-6.1℃である。
モンベル0#(-7℃まで)+メスナー(15℃まで)+ホッカイロ4枚+ダウン上下でぬくぬく熟睡。
小屋の中は暖かい。余裕で寝れる。外ではやや寒かったかもしれない。

暁の地平線。

朝食を食べているとすっかり陽が高くなった。

再び頂上へ。

奥の院。

茂倉岳方面。

ドローンが離陸。かっこいい。
昼飯を小屋で食べてから下山にかかる。

では、下山にかかろう。

下ろう。
雪は十分緩んでいる。
6本軽アイゼンくらいでも行けそうだが、行けなかったら死亡するので、フルアイゼン必須である。

そして極めて危険なスキー場への下りである。これは危険だ。
自己判断で最適なルートを選定するのがいいかもしれない。

天神平に戻ってきた。

危険な急斜面には滑落した跡が。(僕が通ったときにはなかった)

ロープウェイから上毛高原まではバス。1405発なので空いている。
日帰りの場合には、1405バスには間に合わないためだ。

上毛高原駅から新幹線で戻る。
新幹線は指定席は満員、自由席は立席まで出ていた。越後湯沢からスキー客がたくさん乗っている。
以上、無事に帰還。総費用 20k。