旅行記
2022/02 八ヶ岳(本沢温泉)
八ケ岳は長野県/山梨県にまたがる山塊の名称である。
八ケ岳という単独の山はなく、
八ケ岳連峰の最高峰は赤岳(2,899m)である。
しかし今の時期は赤岳は難しくてとても行くことができない。
そこで本沢温泉(2,100m)で宿泊である。
これなら冬季でも本沢温泉に宿泊できる、なかなかいい感じのルートだ。
小海リエックスからみどり池入り口BSまで4.6km90分が追加されるが、許容範囲だ。
1日目 : 小海リエックス→みどり池入り口BS→本沢温泉 (1:30+3:20=4:50)
2日目 : 本沢温泉→本沢入口→稲子登山道入口BS (1:50+1:00+1:00=3:50)
今回は平日ということもあり、宿泊者は自分だけ。かなり快適であった。
2月中は、新幹線YEAR2022キャンペーンで、
佐久平までは1,000円分のJREポイントで行けるので交通費が非常に安くなる。
八ヶ岳はこれで39回目(計77日目くらい)だ。
1日目

高崎から佐久平へ新幹線で行く。

佐久平からは小海線で小海駅の1駅先の松原湖駅へ。
新幹線の線路にも雪が積もっていてすごい。
小海線の車内では、サバゲーに向かうと思われる若者が電動ガンのメンテナンスをしていた。

雪が増えてきた。

松原湖駅からは小海町営バスで「小海リエックス」BSへ。
標高1450mの「小海リエックス」までの道路に雪はない。

小海駅からは小海町営バスで「みどり池入口」BSへ。距離4.6km(手前で下車できれば4.1km)。
途中の道路には積雪・凍結があり、ノーマルタイヤではとても無理。
なお、ここから県道・国道を通り、麦草峠方面も面白そう。
小海リエックスから麦草峠まで、14.1km、標高差700mほどなので、4時間程度だろう。
全て道路なので安全。

みどり池入口からは登山道。1570m。
雪が深いが、トレースはばっちりある。さすが八ヶ岳。
谷川岳などと違い、基本的にトレースは期待できる。ありがたい。

しらびそ小屋。地形図では2030m台。
のんびりできる雰囲気で女性の登山者に人気なんだとか。
こちらも本沢温泉と同様、無限軌道車両で物資搬入可能。
過去の森林軌道跡を使っているはず。

気温は-10℃と運動するには程よい気温だ。

いずれもトレースあり。

まもなく本沢温泉。本沢入り口方面はトレースあり。
本沢温泉ではテント跡が複数ある。冬型気圧配置で吹雪いてきた。

水場は生きている。小屋にはない。ここで汲んでいこう。

本沢温泉に到着。標高2100m。
宿泊料金は素泊まり9,500円。
以前より上がっているが、物価も上がっているので妥当なところだ。
以前宿泊時(2010年1月)では、個室素泊まりなら6,800円である。
消費税増税と物価上昇を考えればむしろ安くなっているともいえる。

新館は新しくてきれい。
室内でもドコモの電波が通じ、普通にデータ通信可能だ。

平日ということもあり、宿泊者は僕だけ。
というわけでもちろん広い部屋に通される。1人で6畳の部屋。普段なら2人用だそうだ。
感染症対策で1人でも個室でOKなので、なかなかおすすめだ。
相部屋から+1000円だ。
こういった小さい規模の個室が多く、小パーティにおすすめ。

そして温泉だ。
湯船は2つあり、手前が45℃、奥が42℃程度。それぞれ2人で計4人くらいが定員だ。
2013年新築というだけあって非常にきれい。
洗い場がないので、温泉を使うが硫黄臭が残るのが気になるなら、お湯を別途持ってくればOK。

このように普段は男女交代制である。
今回は僕だけなのでいくらでも自由に入っていいと言われた。

今回搬入食料。
自炊部屋も使えるが、湯沸かしだけなら部屋で調理可能と言われた。
個室主体の宿では、個室でしゃべればいいので、談話室はあまり使われない。

小屋も静まり返っている。僕だけしかいないので当然だな。
カウンターではいろいろ売っている。
500mlのPETボトルジュースが300円と安い。
これは、無限軌道の車両で搬入可能なためだ。
ただし、積雪期は難しいかもしれない。
積雪期に入る前に、大量に搬入しておくなどの対応が考えられる。
スノーモービルは高速だが貨物積載量に限界がある。

室内は-1℃程度と暖かい。外は−15℃だ。
快適。コタツには豆炭あんかが装備されていて暖かい。
寝るときには布団に入れて寝ると暖かい。
1個60g程度で、発熱量は資源エネルギー庁WEBサイトによると23.9MJ/kgなので、1.4MJ/個だ。
20時間持続するとすれば発熱量20W程度となる。
使い捨てホッカイロは150KJ/個程度、同じように20時間持続とすれば2Wだ。つまり10倍。
なお、布団の中で大量の屁をこくとガスに誘爆する恐れがあるとかないとか・・・。
では、寝る。19時就寝。
2日目
6時起床。

朝はマイナス18.4℃と極寒である。
山で宿泊していて、ここまで下がったのは初めてかも。次は朝風呂に入る。

では、8時にチェックアウトして、帰ろう。
まるで冷凍庫の中。というか家庭用冷凍庫よりも寒い。積雪は+10cmほど。

記念撮影だな。

本沢入り口方面は、スノーシュートレース1人分。

途中、崖になっている部分などもあり要注意。

下りだが、ラッセルになり、抵抗のほうが大きい。

本沢入口の林道まできた。
ここから稲子登山道入口BSまでの登山道にトレースがない。
とても無理なため、道路経由で稲子登山道入口BSを目指す。距離は8.2km(3.4km+4.8km)ほど。

スノーシュー1人分のため、下りなのに上りのような歩行抵抗を感じる。
標高1,610m。3.4kmで200m下るので6%の下り勾配だが、登りのように感じる。
ここで1時間を要する。

ここから除雪された稲子湯に通じる道路だ。ここからは5km、徒歩50分。
標高1,410m。4.8kmで260m下るので5%の下りだ。このため毎時6kmペースですいすい歩ける。

稲子登山口BS。標高1,150m。
バスの5分前にバス停についた。所要時間は0815〜1145なので3時間半。
3時間半フルパワーなので下りだったのに登り1000mくらいの感じだ。
で、1148のバスに乗って小海駅まで戻る。

小海駅からは小海線。
誰も乗っていないが、次の小海高校最寄り駅で高校生が大量乗車。平日という感じ。
ノーマスクおじさんが4人掛けボックスシートに座っているが誰も他に座らない。
女子高生を相席させようと声をかけているが、それでも誰も座らなかった。

冬型が強く、浅間山は雲の中。赤城山も雲の中だった。

小海駅からは小海線。佐久平駅からは新幹線に乗り、高崎へ。
以上、無事に帰還。総費用20k。