旅行記



2022/01 白馬スキー

例年実施している白馬スキー合宿である。
2泊3日で白馬のスキー場へ、白馬では別荘に宿泊するプランだ。

作戦の概略
 0日目:食料買い出し
 1日目:八方尾根スキー場(1,830m)から唐松岳(2,696m)まで往復
 2日目:停滞
 3日目:温泉後、帰還

結果的には、3日間中、3日間とも何とか登れる天気だった。
冬型が定期的に緩む日もあるので、3日で行けば登れる日もある。
しかも、連休で人が多く、トレースがばっちりあり、これに助けられた。
しかし、厳冬期の北アルプスは、割と死を覚悟で行く必要がある。
特に怖いのは、雷、雪崩、暴風、道迷いあたりだ。
このため、1晩越せることを目標に、非常用装備をふんだんに持参。
ワカン・スコップ・アイゼン・ピッケル・ツェルト・ガスコンロ・防寒着などなど。
さらにダウンジャケットを圧縮せずに入れるなどして、これらで60Lザックを満タンに。
重量は10kgほどなので、全体としては比重が軽くなる。
雪崩埋没防止にわずかに効果がありそうだ。
エアバッグは容量はさらに大きい100L程度あるが、
こちらは巻き込まれたときに展開に失敗するリスクがある。
最初から軽い大荷物を持っておけば、浮力はやや不安だが、失敗するリスクはない。
これら対策を行ったとしても、厳冬期北アルプスのリスクはかなり高く、
僕のような初心者が単独で突っ込むのはかなり危険と言わざるを得ない。
山岳会等で知識技術経験をつけ、よきリーダーに引率され、登ることが望ましい。

唐松岳の場合には、コースタイム7時間35分だが、リフト営業時間の関係で、
最速9時スタート、15時10分帰着が必要なので、6時間で戻ってくる必要がある。


1日目




今回も車利用である。
朝6時出発で高速道路を走る。毎度のことだが運転に感謝。
白馬が近づくと正面には白馬五竜スキー場が見える。
毎回撮影しているポイントだ。


八方尾根スキー場へ。
チケット売り場とゴンドラは大混雑だが、栂池高原スキー場よりはだいぶマシである。
ここでコインロッカーに荷物を預ける。


こんな感じ。



リフト等を3本乗り継ぐ。
リフト乗車中は風があり寒い。スキー中と異なり、運動していないので防寒対策が必要。
しかし冬はこうなっているんだな。景色がだいぶ違い、新鮮だ。


ゲレンデトップの八方池山荘の前で準備をし、歩き始める。
標高1,830mまで来れる。
谷川岳なら天神ザンゲ岩のあたりということになる。すごい。


登る。
あちこちにトレースがあり、踏み固められているので最初からアイゼン装着で歩く。ワカン不要。


八方池手前のトイレ。閉鎖中。
標高2000mあたりと思われる。


登る。



人が多い。ここはゲレンデかよというほど。
正面が丸山。


数日前に降った雨で雪が硬くなっている部分もある。
スリップに注意。


ここまで来れていれば十分と思ったが、まだ晴れているので上を目指す。
このあたりでも落ちて遭難というケースが結構あり、要注意。


ここから先は稜線が左右に切れ落ちているので、雪が硬いときは滑落に要注意。
以前の3月第4週の週末には、滑落事故が立て続けに3件あったことがある。
斜面は雪が硬く、落ちたら死亡だ。絶対に転んではいけない。
当然、アイゼン+ピッケルに換装する。
斜面の下は奈落の底まで続いている。


要注意。
落ちないように。もう丸山から上はすべてが危険個所だ。
突風に煽られて転ばないように注意。


唐松岳頂上山頂が見える。



頂上。



アイゼン・ピッケル等で完全装備だ。
冬靴はモンベルのアルパインクルーザー2800(¥45k)。
写真の軍手はインナー手袋であり、当然、グローブを持参している。


五竜岳方面。



剱岳。



日本海が見える。



白馬岳。



深い渓谷が続いている。BC滑走も可能。



頂上山荘。



南方面はよく晴れている。



立山はすごい。



こちらにも山頂標識がある。



こんな極めて危険な環境に長居は無用、とっとと下山にかかる。



落ちないように要注意。特に追い抜くときには厳重注意。



慎重に。



このあたりまでくれば一安心。



下る。



あと少しだ。



八方池山荘に戻ってきた。一安心。



で、リフト3本乗り継ぎでスキー場のベースに戻る。
八方ゴンドラから別荘までは徒歩40分ほど。ゆっくり歩いても徒歩1時間弱だろう。
バスで白馬ベースキャンプまで来れれば歩きが短くなる。


別荘に到着。
今回の別荘は4LDKで合計153kと結構お安い。去年は3LDK相当で24万円だった。
8人のため、1人あたりなら19kほどだ。


2日目

体調回復のために別荘に停滞。
問題ない場合には、再び八方池くらいまで行ってもよかったかも。

日頃の睡眠負債の解消に務める。


3日目



掃除して撤収である。



帰りは早い時間ということもあり、渋滞に巻き込まれることなく帰還できた。
早め早めの行動が肝心だ。


次回参考のためタイムテーブルを記載

0日目
18:00 食料買い出し
19:30 食料買い出し完了

1日目
04:30 一番早いチームが自宅出発
05:00 車出発
05:50 自宅出発
08:50 八方尾根スキー場に到着
09:25 ゲレンデトップから歩行開始
12:45 頂上
14:30 ゲレンデトップに帰着
15:50 別荘へ到着
16:00 滑走終了
24:00 就寝

2日目
07:00 起床
09:00 別荘出発
14:55 滑走終了
24:00 就寝

3日目
07:00 起床
10:00 別荘チェックアウト
10:10 白馬出発
16:35 自宅帰着


費用
・交通費 3k+5k
・宿泊料 23k
・リフト代 5k
・食料費 3k+2k
・外食代 3k 
・減価償却費 4k
・その他 2k
計 50k

お疲れ様でした&ありがとうございました。
(写真の一部は友人撮影)

以上、無事に帰還、総費用50k(うち減価償却費4k)。