旅行記



2021/12 谷川岳(肩避難小屋泊)

谷川岳は群馬県と新潟県の上越国境にある1,977mの山である。
冬になっていい感じに雪が降るようになってきた。
そこで谷川岳である。

まだ谷川岳の積雪は、ロープウェイ駅で50cmとまだまだ。
100cmくらいまでなら途中の熊穴沢避難小屋が利用可能で、
貴重な中継ポイント・避難ポイントになるので、谷川岳にチャレンジできる。
積雪量の判断については、2019年11月からサービス開始になった、
気象庁の「今後の雪」が便利。
これまでの傾向では、
ロープウェイの報告よりやや少なめになる(5kmメッシュのためだろう)が、
多い少ないの参考にはなる。
山行での参考にしたい。

装備はワカンが必須だ。

なお、今回で92回目の谷川岳だ。



1日目




朝発で急ぐため、新幹線を利用。
2021年3月ダイヤ改正で大宮以南で1分短縮した関係で出発時間が1分繰り上がっている。
始発ではなく、始発から2番目の乗継である。


まだスキーシーズン前のためガラガラ。1両に2人とか。乗車率2%ほど。



上信国境の山々が見える。



上毛高原駅からバス。
始発ではないため空いでいる。混雑回避が可能。


天神平では-3℃。積雪50cm。



ロープウェイに乗り天神平へ。
天神平から歩き始める。
荷物は17kgと、積雪期のテント泊装備としては軽い。
厳冬期はこれに、ワカン、スノースコップ等が追加され、+2kgだ。
このためロープウェイも手荷物料金が必要になる。往復520円。


例年、積雪100くらいまでは、夏道上を通るのが普通だ。(今日は50cm)
天神峠にはテントが7張ほど。


熊穴沢避難小屋は利用可能。扉も問題ない。



床面が+40cmほどあるので、まだ床面と積雪面が同じくらいである。
積雪100cmくらいまでは利用可能。200cmでも掘削を頑張ればなんとかなるかも。


上部になってくると雪が風で飛んで締まっている。



天狗の留場。



まだ雪が柔らかく、ストックで特に問題ない。



登る。



天神ザンゲ岩。



肩の小屋は利用可能。去年と少しレイアウトが異なる。実効床面積が増えている。
気温は-4℃。


肩ノ小屋がかっこいい。天空の小屋だ。



トマの耳。



かっこいい。



山頂標識。



一ノ倉方面へはトレースあり。



馬蹄の山々。



雪庇から落ちないように。



武尊山も雪がある。



東京はかすんで見えない。(画像解析でも見えず)



浅間山には雪がある。



越後側は雲海だ。



飛行機も上空を頻繁に通過。
左はZip-airのB788で、高度32,000ftだ。右は大韓航空のA330、高度33,000ft。いずれも成田行き。


奥の院へ。



日本酒谷川岳が奉納されている。ラベルがはがれてしまうのが難点。



一ノ倉岳方面は危険。
では、肩の小屋に戻る。


夕食を食べていると夕陽に。



夕陽の中をドローンが離陸。あっというまにオジカ沢の頭まで行って戻ってくる。すごい。
航空機の機動力はとんでもない。
航続距離18kmなので、平標まで15分で行って戻ってこれる。歩くと12時間はかかる。


再び頂上へ。



ダウンも着ているので寒くない。



空の変化が美しい。



夜景が輝きだす。



もちろん電波も通じるので安心。



暗くなってきた。



気温は-9℃と極寒である。しかし、この時期としては普通程度か。

では、寝る。
19時就寝。


2日目

6時起床。
モンベル0#(-6℃まで)+メスナー寝袋(15℃まで)+ホッカイロ6枚+ダウン上下でぬくぬく熟睡。
スマホ温度が1℃だったので、小屋内は-1℃くらいだろう。


快適。
水も凍らなかった。小屋は4人。


掃除をして撤収。



では、下山にかかろう。
ガスっているので危険だが、まあ通いなれた道なので問題はない。


下山は快速だ。
しかし、雪の下に岩や木の根が隠れていて、足首をひねらないように注意。
また、雪が踏み固められていて滑りやすいので、アイゼンが必要だ。


避難小屋も通過。



天神平に戻ってきた。
ロープウェイで降りる。田尻沢コースは営業していない。


気温は1℃。



水上駅から在来線で帰る(新幹線と大して時間が変わらないため)。


以上、無事に帰還。総費用 14k。