旅行記



2021/10 木曽駒ケ岳2泊

木曽駒ヶ岳は長野県中央アルプスにある2,956mの山である。
標高2,640m付近までロープウェイが通じているため、
山頂までは往復4時間弱と短い行程で到達することが可能だ。
頂上付近ではテント泊も可能で、ゆるキャンに最適である。
ロープウェイとバスは、駒ヶ根から千畳敷までは4,000円以上するが、
標高差1900m以上を稼げるので、むしろコストパフォーマンスは高いほうだ。

木曽駒はロープウェイの混雑が凄いのだが、
1日目は昼頃遅めに登り、最終日は朝イチで降りると、混雑を回避できる。
装備がかさみ、電車・バス移動などが多く気が重い。寝袋はモンベル#2だ。
残雪はなく、まだ積雪もなく、アイゼンは不要だ。
バス利用などのため、装備は60Lザックに対し、
行きはマット2枚外付け、帰りはうちマット1枚をザック内収容とした。

なお、本稿も含め、木曽駒はこれまでに35回行っている。
ホテル千畳敷宿泊も含めれば、計76日だ。


1日目




バスタ新宿から、飯田方面行きの高速バスに乗る。
普段は新宿0655のバスに乗っているが、混雑を回避して次便(0735発)とする。
定刻ちょうどの発車。
バスは定刻(0735)発車で、到着は1230。65分遅れ。
すずらん通り1231のバスに乗る。この時点で通常の2時間遅れである。


しらび平駅では遅い時間ということもあり、待ち時間なし。
コロナ対策で乗車人数を61人から45人に減らして運用している。
今日は最大1時間待ち程度だったようだ。紅葉も終盤で、人も減ってくる時期だ。


で、ロープウェイで上がる。
千畳敷に上がると気温は14.2℃と涼しい。


で、千畳敷駅(2,640m)から歩き始める。
なお、公式HPでは2,612mと表記があるが、これはロープウェイ建設当時の測量による数字。
現在の地形図では2,640mとなっている。


もう14時なので下ってくる人ばかり。



ゆっくり登ろう。



稜線に出た。
わずか220mの登りでOK。ゆるキャン△だな。


今回搬入食料。



頂上へ。



誰もいない。



誰もいないので自撮りだな。



暗くなってくるとガスが取れた。このパターンが多い。



暗くなってきたのでテントに戻ろう。



今日は大混雑。



19時就寝。


5時起床。実効8時間睡眠。

夜はスマホ温度で6℃、外気温は。
モンベル#2(快適2℃まで)+インナーシーツ+上下ダウン+ホッカイロ2枚でぬくぬく熟睡。



だんだん明るくなってきた。
暁の地平線が見える。


地球の影が下がってきた。日の出は近い。



日の出になる。



朝陽に照らされる。



御嶽と影木曽駒。



宝剣が見える。頂上に居る人も。



南方面。



頂上木曽小屋はまだ影の中。
影木曽駒が目立つようになってきた。


北アルプス。



北アルプス。



雲海の神社。



帰りは周回ルートで帰る。雷鳥を探すがいなかった。



テントに戻ってきた。
昨日は大混雑で、平らな場所は残っていなかった。


今日は宝剣岳へ。



上空をモーターパラグライダーが通過。
翼幅10mとすれば、距離760mである。高度3,700m前後ということになる。すごい。


落っこちるとかなり下までいきそう。



渋滞している。



雲が上がってきた。



伊那前岳。



千畳敷が箱庭のよう。



人が多い。



檜尾避難小屋は増築中。



有名な「トロルの舌」という撮影ポイント。
YAMAPの若い人に大人気だとか。


降りる。



14℃と暖かい。



宝剣山荘ではご飯を食べる。



再び頂上へ。



ガスが上がってきた。



テントに戻る。
19時就寝。



3日目

5時起床。実効8時間睡眠。

夜はスマホ温度で6℃、外気温は不明。
モンベル#2(快適2℃まで)+インナーシーツ+上下ダウン+ホッカイロ2枚でぬくぬく熟睡。
この時期としてはかなり気温が高い。


だんだん明るくなってきた。
暁の地平線が見える。
テントを撤収し、下る。


富士山が見える。



日の出になる。
手前は宝剣山荘ヘリポート。


まぶしい。



朝陽に照らされる。



下ろう。



すごい色彩だ。



ここまでくれば一安心。
早い時間に歩くのも光線が違って面白い。


千畳敷に戻ってきた。



ホテル千畳敷はザギダル尾根にあることになる。
このため、雪崩を回避できるということで、ここが選ばれた。当時は千畳敷山荘と言われていた。


朝早いため誰もいない。



ロープウェイは待ち時間はなかった。貸し切りだった。
しらび平からはバスで駒ヶ根ICへ。
駒ヶ根ICからは高速バスで新宿駅へ。
定刻では、駒ケ根IC 0820→新宿駅 1133 だが、
実際には、駒ケ根IC 0825→新宿駅 1133 。
バスは15人程度の乗車。渋滞はなかった。
新宿からはSSLに乗って自宅方面へ。

以上、無事に帰還、総費用27k。