旅行記



2021/07 立山・剱岳

立山は、富山県にある3,015mの山である。
これで立山は12回目だ。
剱岳は、富山県にある2,999mの山である。
こちらは4回目だ。

テント泊としたがテントを担ぐ距離が短い下記のプランにした。

1日目:CT1:00 室堂→雷鳥沢キャンプ場
2日目:CT9:45 雷鳥沢キャンプ場→剱岳→雷鳥沢キャンプ場
3日目:CT5:20 雷鳥沢キャンプ場→室堂→立山(大汝山)→室堂

剱岳はヘルメット必須だが、レンタル可能かは不明のため、必ず持参することだ。
今回は安全重視のために、簡易ハーネス(スリング+カラビナx2)を持参。
タテバイとヨコバイで活用した。
どうせ渋滞して進行はゆっくりなのでカラビナ架替え時間は十分にある。

アルペンルートの混雑期は大変だが、
往路の混雑予報は「A(かなり混みそう)」で最も混雑する入込予想とのこと。
おおむね小屋の混雑もアルペンルートの混雑に似るだろう。
待ち時間を覚悟して出かけたが、実際にはどちらも追加の待ち時間はなかった。

登山道には一部雪が残るが、アイゼンは不要な程度だ。
当然、次シーズンの雪はまだ降ってきていないので、
1年のうちわずかな、アイゼンが不要な時期である。


1日目



新幹線で長野駅へ。



扇沢駅で補給していく。ご飯210円。



扇沢〜室堂間は往復9,470円となかなかのお値段でつらい。
扇沢からはトロリーバスに乗り、黒部ダムへ。


室堂ターミナルの情報掲示板。
山はお盆を過ぎれば秋であるので、
梅雨明けからお盆までの1〜2週間が正真正銘の夏山だ。


いよいよ歩き始める。



雷鳥沢キャンプ場が見えてきた。



早速設営する。



今回搬入食糧。
野菜ジュースを持ってきて野菜対策にしている。常温保存可能なので夏山でもOKだ。
PETボトルの野菜ジュースはいったん開けてしまうと要冷蔵なので夏山はダメ。
なお、雷鳥沢ヒュッテでも野菜ジュースを200円で売っている。
ラムネはブドウ糖90%で、行動中に補給すると高出力連続稼働が可能となる。
下界で安静時に食べると耐糖能異常の人は非常に危険。
塩分がやや少ないように見えるが、
塩分を山小屋の飯で補給するのは非常に簡単(ラーメン等でよい)なので全く問題ない。


その後は、温泉に入るが、待ち時間1時間だった。
そこで雷鳥荘に行くが、混んでいるので日帰り入浴を断られる。
今日は雷鳥沢キャンプ場で430張だったようだ。

その後寝ようとするが、近くの宴会がうるさくて眠れない。
そこそこ静かになった20時に就寝。


2日目

朝2時半起床。
モンベル#3+ホッカイロ2枚+マット2枚でぬくぬく熟睡。
むしろ寝るときには寝袋に入らず寝た。


準備をして3時40分出発。
今日は剱岳まで往復10時間だ。珍しくヘッデンスタート。
これをやるのは富士山と剱岳くらいだろう。


出発からCT1:50の剣御前小屋まで来ると、だいぶ日が明るくなってきた。



次は剣沢小屋まで下る。一気に300m下る。
トラバースコースは、残雪が多く危険である。キャンプ場経由のこと。


キャンプ場。
そろそろ日の出だ。


剣沢小屋で補給していく。



日の出になった。



雪渓をわたるところがあるが、アイゼンは不要。



剣山荘。



かっこいい。



まずは前剱岳に登ろう。2,813m。



だんだん日が上がってきた。



前剱からはいよいよ剱岳が見える。



平蔵のコル付近は切れ落ちた岩場をトラバース。
写真では非常に怖そうだが、実際に歩いてみるとそれほどでもない。
落ちなければどうってことはない(ただし落ちれば死ぬ。)。


雪渓が残るが、登山道上にはない。
コース指示には忠実に登る必要がある。少しでも外れると浮石だらけだったりして極めて危険。


平蔵のコル。(2820m)
雪渓の脇を通過できるので、雪の上を歩く必要はない。
剱沢の雪渓から分岐して平蔵谷をここまで上がってくることが可能。
山と高原地図にも、点線ルートだが記載がある。



ここが難関のカニのタテバイ。
垂直に近い50mほどの岩場を登る。慎重に行けば思ったよりは怖くない。
タテバイでは約10分ほど渋滞で待機。
簡易ハーネスで安全安心。



だんだん雲が増えてきた。朝9時までには登頂したい。



で、やっと剱岳(2999m)頂上だ。



北方面。



かっこいい。



北方稜線はかなり激しいリッジだ。



すごい。



すごい。(語彙力)



後立山連峰方面。



立山が見える。



こちらは日本一有名な?三角点。



記念撮影。



キャンプ場が見える。



富山市街方面から飛来した富山警察ヘリが北方稜線方面に飛んで行った。



立山と槍ヶ岳。



上空を飛行機が通過するのも分かる。絶好の特等席。



ドローンパイロットが操縦するドローンが離陸。
航続距離8km・速度40km/hのため、立山まで12分で往復できると言っていた。
航空機の機動力の高さを見せつけられる。
立山〜剱岳の往復は、歩いて行けば12時間はかかる。


カニのヨコバイでは渋滞なし。
ヨコバイでは、最初の1歩が怖いとの評判だが、
赤ペンキでどこに足を置くのかがマーキングされ、難易度はかなり下がった。
マーキングどおりに足を置いていけば問題ない。
スリングとカラビナで超簡易的に確保してなかなか安心。
ヨコバイを過ぎ、梯子を降りると、公衆便所(携帯トイレブース)が現れる。


前剱を過ぎると一安心だが、それでも怪我の事例が多く、まだまだ注意。



剣山荘。2470m。



案内情報。
マニアックなルートに行く人向けの情報だがなかなか参考になる。


剱沢キャンプ場まで戻ってきた。
剱岳がよく見える。


今日はあとは、雷鳥沢キャンプ場まで行くだけだ。
コースタイムは2時間ちょっと。


雷鳥沢キャンプ場に戻ってきた。14時半。
コースタイム約10時間だが、頂上休憩(1h30m)を含めて11時間かかった。早めに出発したい。


入浴が19時までなのでロッジ立山連峰へ。
ロッジ立山連峰までは標高差10m、徒歩10分くらいである。
なお、雷鳥荘も外来入浴をやっているが、
雷鳥荘まで登っていくのは大変だ(往復1時間10分、標高差100m)。


そこそこ静かになった19時に就寝。
奥のほうのエリアのほうが空いていて静かだ。


3日目

朝4時半起床。
モンベル#3+ホッカイロ2枚+マット2枚でぬくぬく熟睡。
むしろ寝るときには寝袋に入らず寝た。


翌朝。



テントを撤収して室堂ターミナルへ。



室堂ターミナルでは、テント泊の荷物をコインロッカーに入れる。



まだ6時台なのでターミナルは無人だ。それでも中に入れる。



準備をして立山に登ろう。
しばらくは遊歩道を歩いていく。


一ノ越(2,690m)。
ほぼここが中間地点なので休憩。


ここは雄山(3003m)。



三角点。



気温は12℃と、日が出ていないので、長袖1枚では寒い。



雷鳥が居る。雛も4匹連れていた。



ガスガス。



大汝休憩所は営業している。



立山最高峰の大汝山。3015m。



かっこいい。



山頂ではなく休憩所で記念撮影。



内部では休憩が可能。
トイレ(100円)もあり、しかも結構きれい。


では、戻ろう。



さて、下ろう。



室堂ターミナルに戻ってきた。



情報掲示板。



帰りもトロリーバスで戻る。
ロープウェイ、ケーブルカーと乗り継ぎ、関電のトロリーバスに乗る。


扇沢駅では約50分あるので、飯などを補給。
扇沢からはバスに乗り、長野駅へ。67kmで3,100円と結構なお値段。
中型タクシーに5人乗り割り勘なら4,000円くらいなので、それよりは安い。


定刻1625到着のところ、1621に到着したので、1624の発の新幹線に乗れた。
タッチでGO新幹線なら、切符を買わずに乗れるので便利。
長野からは新幹線「あさま」に乗り、高崎へ。
室堂〜長野で4時間だが、長野から自宅は1時間半もないので、
新幹線に乗ればもう自宅まで一直線という感じだ。

以上、無事に帰還、総費用38k。