旅行記
2021/03 八ヶ岳(本沢温泉・硫黄岳)
八ケ岳は長野県/山梨県にまたがる山塊の名称である。
八ケ岳という単独の山はなく、
八ケ岳連峰の最高峰は赤岳(2,899m)である。
しかし今の時期は赤岳は難しくてとても行くことができない。
そこで硫黄岳(2,760m)にしたものである。
小海リエックス(1,460m)からの入り、
宿泊は本沢温泉(2,100m)で宿泊である。
これなら冬季でも本沢温泉に宿泊できる、なかなかいい感じのルートだ。
小海リエックスからみどり池入り口BSまで5km90分が追加されるが、許容範囲だ。
1日目 : 小海リエックス→みどり池入り口BS→本沢温泉 (1:30+3:20=4:50)
2日目 : 本沢温泉→硫黄岳→本沢温泉→みどり池入り口BS→小海リエックス (3:20+2:40+1:30=7:30)
今回は平日ということもあり、宿泊者は自分だけ。かなり快適であった。
八ヶ岳はこれで37回目(計73日目くらい)だ。
1日目

高崎から佐久平へ新幹線で行く。

佐久平からは小海線で小海駅の1駅先の松原湖駅へ。

松原湖駅からは小海町営バスで「小海リエックス」BSへ。
標高1450mの「小海リエックス」までの道路に雪はない。

小海駅からは小海町営バスで「みどり池入口」BSへ。
途中の道路には積雪・凍結があり、ノーマルタイヤではとても無理。
なお、ここから県道・国道を通り、麦草峠方面も面白そう。
小海リエックスから麦草峠まで、14.1km、標高差700mほどなので、4時間程度だろう。
全て道路なので安全。

みどり池入口。1570m。

雪が深いが、トレースはばっちりある。さすが八ヶ岳。
谷川岳などと違い、基本的にトレースは期待できる。ありがたい。

しらびそ小屋。地形図では2030m台。
のんびりできる雰囲気で山ガールに人気なんだとか。
こちらも本沢温泉と同様、無限軌道車両で物資搬入可能。
過去の森林軌道跡を使っているはず。

天狗岳が見える。かっこいい。
白銀の世界でいかにも北八ヶ岳という雰囲気。

まもなく本沢温泉。本沢入り口方面はトレース無し。翌日はトレースがついていた。

本沢温泉ではテント跡が複数ある。前日は2張だったようだ。

水場は生きている。小屋にはない。ここで汲んでいこう。

本沢温泉に到着。標高2100m。
宿泊料金は素泊まり8,500円。
以前より上がっているが、物価も上がっているので妥当なところだ。
以前宿泊時(2010年1月)では、個室素泊まりなら6,800円である。
約25%アップだが、消費税増税と物価上昇を考えればむしろ安くなっているともいえる。

平日ということもあり、宿泊者は僕だけ。
というわけでもちろん広い部屋に通される。1人で6畳の部屋。普段なら4人用だそうだ。
感染症対策で1人でも個室でOKなので、なかなかおすすめだ。
相部屋から+1000円だ。
こういった小さい規模の個室が多く、小パーティにおすすめ。

快適。コタツには豆炭あんかが装備されていて暖かい。
寝るときには布団に入れて寝ると暖かい。
1個60g程度で、発熱量は資源エネルギー庁WEBサイトによると23.9MJ/kgなので、1.4MJ/個だ。
20時間持続するとすれば発熱量20W程度となる。
使い捨てホッカイロは150KJ/個程度、同じように20時間持続とすれば2Wだ。つまり10倍。
なお、布団の中で大量の屁をこくとガスに誘爆する恐れがあるとかないとか・・・。

今回搬入食料。

自炊部屋も使える。もちろん僕だけなので快適。
個室主体の宿では、個室でしゃべればいいので、談話室はあまり使われない。

そして温泉だ。
湯船は2つあり、手前が45℃、奥が42℃程度。それぞれ2人で計4人くらいが定員だ。
2013年新築というだけあって非常にきれい。
洗い場がないので、温泉を使うが硫黄臭が残るのが気になるなら、お湯を別途持ってくればOK。

このように普段は男女交代制である。

硫黄岳が見える。

こちらは露天風呂。露天風呂まではトレースなし。

夕方になってくると冷え込んできた。朝はマイナス8℃。

小屋も静まり返っている。僕だけしかいないので当然だな。
カウンターではいろいろ売っている。
500mlのPETボトルジュースが300円と安い。
これは、無限軌道の車両で搬入可能なためだ。
ただし、積雪期は難しいかもしれない。
積雪期に入る前に、大量に搬入しておくなどの対応が考えられる。
スノーモービルは高速だが貨物積載量に限界がある。
では、寝る。20時就寝。
2日目
6時起床。

日が出てきた。
朝風呂に入る。

では、8時にチェックアウトして、今日は硫黄岳を目指そう。

夏沢峠。2430m。

ここからは森林限界。雪が硬く、正規アイゼン+ピッケルが必要。
軽アイゼン+ストックでは危険。

諏訪湖が見える。

かっこいい。

八ヶ岳が一望。

佐久方面。

頂上。
なお、2,760mの標高点はここではない。

赤岳方面が見える。今の時期は難しくてとても行けない。

寒いので頂上には10分程度で撤収する。

戻ってきた。下りは速い。

宿泊荷物を回収して下山にかかる。

小海リエックスまで戻ってきた。無料休憩所が使えるので、バスまで30分ほど休憩。
売店などもあり補給もできる。ありがたい。
で、14時のバスに乗って小海駅まで戻る。

小海駅からは小海線。佐久平駅からは新幹線に乗り、高崎へ。
以上、無事に帰還。総費用24k。