旅行記



2021/02 谷川岳(肩ノ小屋泊)

谷川岳は群馬県と新潟県の上越国境にある1,977mの山である。
今の時期は冬型気圧配置となりやすく、谷川岳は雪雲に包まれる。

絶好の好天のため、バスやロープウェイが大混雑する見込みで、
実際、ロープウェイ乗車待ちで40分という報告もあった。
そこで、1日目は2便目のバスで行き、2日目は少し早めに帰ることで、
混雑を回避する作戦だ。

とはいえ、今回は2日目は平日のため、ロープウェイが運休している。
よって西黒尾根を下るのが最短だが、ピッケルが必要など技術的に難しいため、
天神尾根から田尻尾根を経由する安全確実なルートで下ることにした。
このため今回の宿泊は人が少なく、安全なはずだ。
実際、肩の小屋に僕を含めて2人だった。


なお、今回で86回目の谷川岳だ。


1日目





高崎から新幹線で上毛高原駅まで。
と思ったら、高崎駅までの在来線で異音検知のため16分ほど停車し、
新幹線に乗り継げなかった。
このため在来線水上駅経由でロープウェイ駅を目指す。


もう12時近い。
完全に出遅れてしまったが、このため混雑はなかった。
ロープウェイに乗り、天神平へ。


トレースあり。



昨日も晴天だったため、この土日で宿泊した人も多かったようだ。



熊穴沢避難小屋は利用不可能。かなり掘り出す必要がある。
付近にはテントも。テントが現実的だろう。


ドローンが離陸。大変かっこいい。



このくらいの時間だと下ってくる人とすれ違う。
BCスキーの人もいた。


天狗の留場。
天神ザンゲ岩でも少し休憩。


ザックを肩の小屋に置いて、頂上へ。



イグルーの痕跡がある。ここにテント泊するのも良さそうだ。
では、山頂に向かおう。


ドローンが離陸。



人が多いので山頂をスルーして奥の院まで。



茂倉岳方面にもトレースがある。



馬蹄形方面。笠ヶ岳まではトレースが確認できる。



かっこいい。



山頂標識。



主脈の山々。



だんだん日が斜めになってきた。



巨大な雪庇にはクラックが入っていて要注意。落っこちた記録もある。



では、小屋に戻ろう。
気温は5℃とGW頃の天候だ。


今回搬入食糧。2日分である。



肩の小屋には僕も含めて2人の宿泊だ。



再び頂上へ。



夕陽がかっこいい。



人がおらず山頂標識で自撮りできなかったため肩の小屋の入り口標識で自撮りする。



天空の山小屋だ。



暗くなってきた。



風除室にテントを張って寝る。



すっかり夕暮れに。



では、寝る。
19時就寝。


2日目

6時起床。
モンベル0#(-6℃まで)+メスナー(15℃まで)+薄手ダウン上下+ホッカイロ6枚で、ぬくぬく熟睡。
スマホ温度が0℃だった。



朝陽が上がってきた。



気温はマイナス4℃と、この時期としては暖かい。普通に-15℃くらいになる。



朝飯を食べて片づけをしているとすっかり普段通りの日の高さに。



山頂に向かおう。



山頂。



主脈の山々。



主脈の山々。



神社がかっこいい。



越後側は平地でも積雪になっている。
日が登ると一気に気温が上がる。


小屋に戻り、掃除をして、撤収。



では、下ろう。
田尻尾根を下るが、田尻尾根は初めて通るルートなので、安全を考慮して早めに通過したい。
明日は冬型の気圧配置で大荒れになる予想だし。


どんどん下れる。



途中、群馬県警のヘリが通過。



天神平付近に戻ってきた。



ここからは田尻尾根を下る。雪がかなり深い。
しかし、下りならワカン等は不要だ。
特に危険個所もないが、尾根の分岐があるので注意。
左に行くと西黒沢に行ってしまう恐れもあり、できるだけ右に行くのが安全だろう。
特に1218mの標高点で左右にトレースが分岐していて、左は西黒沢に落っこちるルートだ。
なぜこんなことになっているかは不明だが、
右に行って失敗しても田尻沢コースに遅かれ早かれ合流するだけなので、迷ったら右へ。


尾根を下りきるとスキー場の田尻沢コースに合流する。
ここまでくれば一安心だ。
人が少ないのでけがをすると終わる。厳重に注意。


国道まで戻ってきた。
肩の小屋からわずか1時間20分でここまで降りてきた。速い。


土合駅まで歩いて行き、カフェで時間をつぶそうとするが、平日のためやっていなかった。残念。
ロープウェイ駅発1200のバスに乗り、水上駅へ。


水上駅前の蕎麦屋で昼飯にする。平日のためか人が少なく安全。
店を覗いたらおひとりさまが1名入っているだけだったのでここで昼食にする。


水上から在来線で戻る。
上牧駅付近からはいい感じに谷川岳が見える。

以上、無事に帰還。総費用 14k。