旅行記
2020/12 木曽駒ケ岳(ホテル千畳敷)
木曽駒ヶ岳は長野県中央アルプスにある2,956mの山である。
標高2,640m付近までロープウェイが通じているため、
山頂までは往復4時間弱と短い行程で到達することが可能だ。
頂上付近ではテント泊も可能で、ゆるキャンに最適である。
前シーズンからは、ロープウェイのシーズン券を導入している。
ロープウェイが乗り放題で7,500円と安く、年3往復使用で元が取れる。
さらに、同行者も割引、レストラン10%割引など、特典が多い。
ロープウェイとバスは、駒ヶ根から千畳敷までは4,000円以上するが、
標高差1900m以上を稼げるので、むしろコストパフォーマンスは高いほうだ。
今シーズンは7往復目だ。
ホテル千畳敷は、初めて泊まったのは2007年と13年前。
以前は11,550円で泊まれた記憶があるが、
最近は人気が上がって14,300円になり、しかもなかなか予約が取れない。
13年前と比較すると費用は以下のとおりとなる(新宿起点の想定)。
| 2007年 | 2020年 | 計算根拠 | |
| 宿泊料 | 11,500円 | 14,300円 | いずれも実績値 |
| 高速バス+RWセット券 | 10,000円 | 11,000円 | いずれも実績値 |
| その他食事費用(3食) | 2,400円 | 3,000円 | 物価上昇+25% |
| 装備品減価償却 | 1,600円 | 2,000円 | 物価上昇+25% |
| GOTO割引額 | -5,005円 | 宿泊料*35% | |
| 計 | 25,500円 | 25,295円 |
とこのように、13年前とほぼ同じ金額でホテル千畳敷宿泊のプランが可能だ。
パック旅行なら交通費なども含めて35%割引があるが、
宿泊料だけに対して35%割引でも、全体の15%くらい安くなっている。
このため、13年で25%の物価上昇(年率2%)を加味しても、
13年前とほぼ同じ金額となっていて、かなりオトクだ。
ただし実際には、ロープウェイはシーズン券を利用しているし、
高速バスも4回回数券などを利用しているパターンもあり、一概には比較できない。
なお、本稿も含め、木曽駒はこれまでに29回行っている。
ホテル千畳敷宿泊も含めれば、計63日だ。
1日目

バスタ新宿から、伊那方面行きの高速バスに乗る。
定刻ちょうどの発車。
乗客は15人ほど。
15人なら運賃合計は6万円くらいだろう。
伊那まで300km、5人乗りタクシーなら10万円くらいかかるので、
40人乗り大型バスの運行経費がいくらかは知らないが、
15人だと赤字か黒字ギリギリのラインだろう。

到着は夜22時。
宿に移動する。
宿はGOTOキャンペーン利用で2400円と非常に安い。これでここに泊まるのは4回目か。
大浴場があり朝も入れるので登山の前泊には非常に便利。風呂を用意する手間もない。
ではすぐに寝る。
2日目

電車で駒ヶ根に移動する。
駒ヶ根からはバスでロープウェイ駅へ。

千畳敷では-11.6℃、積雪60cm。

で、ロープウェイで上がる。
冬の時期なので、待ち時間はない。
土日・好天時の始発便は、それなりに待ち時間になるようだ。

千畳敷に上がると気温は-11.5℃と結構な寒さ。

で、千畳敷駅(2,640m)から歩き始める。
なお、公式HPでは2,612mと表記があるが、これはロープウェイ建設当時の測量による数字。
現在の地形図では2,640mとなっている。

雪崩に厳重注意。

上部では滑落にも注意。

稜線に出た。
わずか220mの登りでOK。
テントは2張。極寒のゆるキャンだな。山荘は営業していない。

宝剣岳は極めて危険なのでスルー。
木曽駒頂上までいきたいところ。

山頂。

三角点。

山頂の神社は雪で埋まっている。

北アルプス方面は冬型の雲がかかっている。

奥秩父は晴れていそう。八ヶ岳方面はやや雲があるか。

御岳山は下部だけ見える。

三角点と神社。

西方面は冬型の雲がついている。

晴れてきた。

山頂に40分ほど居たのでだいぶ冷えてきた。戻ろう。

下る。

こんなところでテント泊するパーティ。結局3張に増えた。すごい。

坂を下りる。雪崩と滑落に注意。
雪が硬かったりすると滑落者が続出することもある。

ここまでくれば一安心。ただし雪崩には注意。

ホテル千畳敷まで戻ってきた。

さっそくチェックインする。チェックインは14時から。
部屋はこのように10畳の部屋だ。
1〜2人パーティ用に、4畳くらいの部屋があればいいのにな。

駒ヶ根側の部屋なので窓を開けると伊那谷と南アルプスを一望。
なかなかいい部屋だ。

だんだん日が傾いてきた。

外は-10.2℃。
-4.5℃と-17℃の表示は不明。おそらくしらび平と、厨房の冷凍庫か?

15時〜21時は風呂にも入れる。温泉ではないが、冬の標高2600mで風呂に入れるだけすごい。
風呂に入ると軽く頭痛がする。高山病か。
日本では2500m以上にある風呂は数えるほどしかないので、風呂と高山病の関係は不明。

日が傾いてきた。もう紫外線(UV-B)はほぼ含まれていない。
鉄塔には、3本の細い電線(三相200V)と、1本の太い通信ケーブルと思われるものが。

積雪は1mほど。

日が沈んだ。

夕食の準備が進む。
なお、ホテル内では、マスクもせずに盛り上がっている客もおり、非常に危険。
できるだけ近寄らないように。

終電後の千畳敷駅は誰もいない。
1555が終電だが、その後1620頃にスタッフ輸送用の便が運航されていた。
写真に写っている雷鳥ぬいぐるみ特大\9,900は、翌朝にはなくなっていた。
始発のロープウェイで雷鳥ぬいぐるみ特大を抱えて降りる人が居たので買われたのだろう。

暗くなってきた。

夜は駒ヶ根の夜景が輝く。

かっこいい。

雪煙が舞う。

外は-12.1℃。
-20℃くらいになることもあり、新型コロナのワクチンをそのまま外で保管できそうだ。

夕食は17時から。
10パーティ、16人の宿泊のようだ。やはり1人宿泊の人も多い。
3人以上は1パーティのみ。

夜の千畳敷カールも星空がすごい。

ホテルと夜空。

駒ヶ根の夜景が見える。中央道の車もわかる。

では、そろそろ寝よう。
20時就寝。
3日目
6時起床。

明るくなってきた。

外は-11.1℃と昨日よりは高い。

朝食は7時から。

朝食後は、ロープウェイ始発まで1時間くらいあるので、カール内を散策してこよう。

まだ始発前なので静か。

かっこいい。

千畳敷に戻ってきた。
チェックアウトしてロープウェイに乗る。

しらび平からはバスで駒ヶ根ICへ。
駒ヶ根ICからは高速バスで新宿駅へ。
路線バスが0950女体入口着のため、1050発の高速バスを予約していたが、
ギリギリで0950発の高速バスに乗れたので乗る。
その後、ネットから1050の高速バスはキャンセルする。
定刻では、駒ケ根IC 0950→新宿駅 1315 だが、
実際には、駒ケ根IC 0955→新宿駅 1305。
バスは3人しか乗っていなかったので、高速代と軽油代すら出ていなさそう。
新宿からはSSLに乗って自宅方面へ。
以上、無事に帰還、総費用30k。