旅行記



2020/11 谷川岳(肩ノ小屋泊)

谷川岳は群馬県と新潟県の上越国境にある1,977mの山である。
今の時期は冬型気圧配置となりやすく、谷川岳は雪雲に包まれる。
上部では積雪5〜30cm、軽アイゼンが必要だ。

なお、今回で82回目の谷川岳だ。


1日目



高崎から新幹線で上毛高原駅まで。
新幹線はまだスキーシーズンになっていないため結構すいている。
上毛高原駅で山屋がどっと降りる。テント泊の大きなザックの人も多く、心強い。
バスで谷川岳ロープウェイ駅まで。


気温は2℃、積雪はない。
風が強いのでベースプラザで少し待機する。


風が少し弱まったので、ロープウェイに乗り、天神平へ。



トレースはない。



熊穴沢避難小屋は利用可能。
積雪100cmくらいまでは特に支障なく利用できるはず。


何名か下ってくる人とすれ違う。



天神ザンゲ岩付近。



肩の小屋についた。
風速24m/sの予報だったが、雪が少ない時期は登山道がくぼんでいて風が避けられるからか、
ぜんぜん問題なく登ってこれた。
厳冬期の冬型の時は18m/sくらいでかなりしんどくなるのだが。


今回搬入食糧。4.5日分である。
今の時期は食料ギリギリでは心もとない。
燃料は250gを持参。3泊でほぼ使い切った。
雪から水を作成しているので、燃料をかなり食う。


気温はマイナス4.5℃とこの時期にしては高い。



今日の小屋の宿泊は僕も含めて3人。
僕以外の2人は、なかなかベテランとお見受けした。
小屋は気密性が高いので、ドアを開放している。またマスクは常時着用である。


暗くなってきた。
夜になると雲が取れて夜景が見えるようになった。


新潟県側は滝雲。

では、寝る。
20時就寝。


2日目

6時起床。
モンベル0#(-6℃まで)+ホッカイロ4枚で、ぬくぬく熟睡。
スマホ温度が3℃だったので、寝袋付近は2℃くらいだろう。


今朝の気温は0℃と非常に暖かい。



日が昇ってきた。



朝陽に照らされる縦走路。



朝食を食べているうちにすっかり普段の日に高さに。



頂上に向かう。肩の小屋がかっこいい。



うっすらと雪をまとっている。



トマの耳の山頂標識は、雷の直撃を受けて割れてしまったとか。



オキの耳に向かおう。



山頂。



関東平野方面。



苗場山方面。



茂倉岳方面。



尾瀬方面。



山頂で記念撮影。暖かい。



奥の院まで行ってみよう。



かぐらスキー場もうっすら白くなっている。
11月21日オープン予定だったが、雪がふらずに延期になった。
左は神楽峰で、その右下に、「5ロマ」の名前で名高い、かぐら第5ロマンスリフトのコースが見える。
和田小屋は右端に見える。


剱岳と五竜岳が見える。



三角点の残骸タッチ。



夕方になったので小屋に入ろう。
しかし、小屋内ではマスクもせずに大声で宴会している人がいて、3密状態。
非常に危険ため、中で食事をするのは諦める。
多くの山関係者が限られたリソースで感染症対策を行っているところだが、
宴会一発からのクラスターで台無しになるので、利用者も協力することが非常に重要だ。


小屋に入れないので飯をくいつつ外で景色を眺める。



暗くなってくると東京の夜景が輝きだした。

宴会が続いているので土間で寝るが、ここも大声が聞こえてきて眠れず。
22時近くになると静かになったのでやっと寝る。
通常、20時〜21時には消灯して寝るのが山の常識だ。

では、寝る。
22時就寝。


3日目

6時起床。
モンベル0#(-6℃まで)+ホッカイロ6枚で、ぬくぬく熟睡。
スマホ温度が6℃だったので、寝袋付近は5℃くらいだろう。


朝の最低気温はマイナス5℃。
この時期としては気温が高い。


外は猛烈に吹雪いている。
僕の他の4人は、吹雪の中、下山していった。
やることがないので10時〜11時ごろまで昼寝。


今日は僕1人だけ。
昼間は、日帰りの登山者が6人ほど来たが、半分ほどは頂上まで行けずに下山していった。


1人だけなので非常に快適だ。
4WのLEDライトで非常に明るい。モバイルバッテリーは72Whを持参。
400g以上あるが、3泊の照明を十分賄える。
今夜は1人なので0.5WのLEDを常夜灯にしよう(夜中の急な来客に備えるため)。

では、寝る。
19時就寝。


4日目

7時起床。
モンベル0#(-6℃まで)+ホッカイロ6枚で、ぬくぬく熟睡。
スマホ温度が4℃だったので、寝袋付近は3℃くらいだろう。



気温はマイナス8℃と平年並みか。



朝陽が上がってきた。



今日もいい天気になりそうだ。



白銀の肩の小屋。かっこいい。



頂上に向かう。
積雪20cmほど。ラッセルになるが、このくらいならそれほど苦労はしない。


新雪を踏みしめて頂上へ。



山頂についた。



茂倉岳方面。



上越国境の山々は真っ白になっている。



関東平野方面。



冬型なので、関東側の山には雪がない。



苗場山方面。真っ白になっている。



山頂で記念撮影。暖かい。
ちょうど西黒尾根から上がってきた人がいたので、撮影をお願いする。


白くなっている。



では、下ろう。



天狗くらいまではアイゼンをつけて下るが、アイゼンなしでも何とかなりそう。



熊穴沢避難小屋は利用可能。



天神平に戻ってきた。



天神平のレストランでご飯を食べる。



天神平では0℃と暖かい。積雪5cm。



帰りは、水上駅から在来線で帰る。(バスの接続が悪いため)
途中、上牧駅からは谷川岳が見える。肩の小屋もばっちり見える。

以上、無事に帰還。総費用 20k。