旅行記
2020/09 奥穂高岳
奥穂高岳は、長野県/岐阜県にある3,190mの山で、
日本3位の高峰、北アルプス最高峰である。
穂高岳は10回目、穂高岳山荘は12泊目だ。
(2008/10、2010/10、2011/07、2012/08、2016/08、
2017/08、2018/07、2019/08、2020/08)
作戦概要は以下のとおり。
1日目:CT6:10 上高地→涸沢
2日目:CT3:50 涸沢→穂高岳山荘→奥穂往復→穂高岳山荘
3日目:CT8:00 奥穂往復→穂高岳山荘→涸沢→横尾→上高地
安全を重視してザイテンを往復するコースだ。
装備は、一部の食事を小屋に頼ることで軽量化した。
小屋が多く、クオリティも高い、北アならではの方法だ。
食料は足りなくなると大変なのでいつも多めに持参してしまうが、
北アならば足りなければ買えばいい。
ご飯は、徳沢、涸沢、穂高岳山荘で買える。
山中に2連泊するので、快適性も重視し、マットは2枚持参した。
これで快適に眠れる。
穂高岳山荘のテント場は予約制だが、満室でも入れ替わりが激しく、
なんども予約状況をチェックすれば意外と予約できる。
山肌には雪が残っていたが、登山道上にはなく、アイゼンは不要だ。
ただし天気予報では雪でうっすら積雪の可能性もあるとのことだった。
念のためチェーンスパイクなどを持参した人もいる。
上部は秋が深まってきた。
「ようこそ、信じられない世界へ」
1日目

高崎から北陸新幹線で長野へ。
長野からは松本まで、特急ワイドビューしなのに乗る。特急料金600円。
普段は長野駅から上高地への直行高速バスに乗っているが、
コロナの影響で運休となっているため松本経由である。
このため、上高地到着は、直行高速バスで1115のところ、1200と遅くなる。
横尾から涸沢方面は、横尾の橋が14時に通行禁止になるので、
14時までに急いで通過しないと涸沢まで行けず、横尾宿泊となってしまう。
横尾宿泊だと前泊感が強いが、涸沢宿泊なら山中泊感がある。
ぜひ涸沢まで入りたい。

松本からは松本電鉄に乗り、新島々からはバス。

上高地に到着。1150。10分早着だった。
上高地インフォメーションセンターでシャワーを借りて汗を流そうと思ったが、
コロナ対策でやっていない。
1205に歩き始める。

徳沢。

横尾からはいよいよ登山道。ここから穂高岳への入り口だ。
門限14時ギリギリの1359に通過。バスが10分早着していなければアウトだった。
門限以降は通過できない。
ただし梓川をこっそりと徒渉してしまう人もいるとかいないとか。

Sガレ(標高2,070m)まで来ると涸沢ヒュッテが見える。
もう少しだ。

涸沢ヒュッテに到着。標高2,310m。穂高岳山荘は雲に包まれている。
まあ雨が降っていないだけマシだな。

超絶な混雑(諸説あるが850張〜1000張(情報源不明))で、かなり遠い場所に設営する。

すごい数だ。
疲れたのでとっとと寝る。20時就寝。
2日目
6時起床。
モンベル#2(2℃まで)+ホッカイロ2枚でぬくぬく。
気温はスマホ温度で7℃、テント内で6℃、外気温で5℃くらいだろう。
なお、4時起きてトイレに行くが、既に大行列になっており、行って帰ってくるまでで50分かかった。
しかし、7時くらいになるとみんな出発してしまうので行列は解消していた。
やはり朝方が一番混むようだ。

準備して山頂に向かおう。

すごい。

今日はよく晴れている。
ヒュッテでヘルメットをレンタルする。1000円。重量を考えるとレンタルが効率がいい。
心配なら消毒すれば良さそうだ。

警察ヘリが飛来。
複数の場所で遭難事故があったようだ。

では、行こう。

登る。

警察ヘリが稜線で救助活動中。

登る。

ザイテンまで来るとだいぶ見晴らしがよくなってくる。

そろそろ穂高岳山荘。

穂高岳山荘。
かなり賑わっている。

まだ内部は空いている。
ご飯200円を2杯食べて補給する。
ペットボトルの水(500ml)は以前は300円だった記憶があるが400円になっていた。

奥穂高岳へ。
レインウェアだけ着て空身で向かう。

山頂。

ジャンダルム方面も何とか見える。結構言っている人が多い。
しかし、群発地震の影響で浮石が多く、極めて危険なようだ。

涸沢方面。

前穂方面。

ガスが多くなってきたので下る。

山荘に戻ろう。

山荘に戻ってきた。
コロナ対策を万全にして営業中だ。
3000mの稜線で様々な対策を行っていて頭が下がる思いだ。
なお、マスクをしていないと山荘に入ることもできない。
ただし、受付付近の食堂スペースでは、マスクをせずに酒盛りしているパーティが多く、
非常に危険なため、ご飯を買うのは諦めた。
窓を換気で開放しているが、寒いのですぐに閉められてしまうんだとか。

今回搬入食糧。

超絶壁のテント場、寝相が悪かったら落っこちそう。
しかし、それよりも落石が心配だ。
例年だと、テント場がいっぱいになるとテント泊を断れるため、
奥穂山頂等でビバークになってしまったという話も聞く(奥穂山頂は5張程度)。

青空になってきた。

そろそろ夕日。

テント場も静まり返ってきた。
では、暗くなってきたので寝る。
19時半就寝。
3日目
5時起床。
モンベル#2(2℃まで)+薄手ダウンジャケット+マット2枚+ホッカイロ5枚でぬくぬく。
気温はスマホ温度で2℃、テント内で1℃、外気温で0℃くらいだろう。
実際、付近の登山道に霜柱があった。
今の時期はかなり冷え込む。
これ以上になるとそろそろ寝袋は#0が必要そうだが、
穂高岳山荘まで持っていくのは非常に大変だ。

暁の地平線。

まずは奥穂高岳に往復。
日の出になった。

快晴だ。

日の出。かっこいい。

ジャンダルムもすごい。

雲海になっている。

北方面。

光線がかっこいい。

山頂の神社。

山頂の神社。

山頂標識はこれ。

かっこいいな。

穂高岳山荘に戻る。

テントを撤収して、下ろう。

準備完了。下る。

ザイテングラートを降りる。ヘルメット装着率は8割ほど。

テントはだいぶ少なくなってきた。

やはり紅葉の涸沢は大混雑だな。1000張はすごい。
ちなみに長野県警に話を伺ったところ、発熱した体調不良者が出た場合、
基本的には自力下山してもらうと言っていた。
横尾まで降りれば救急車が来れるので、そこまで頑張るしかないとのことだ。
なお、発熱している場合、仮に、上高地まで歩いて行ったとしても、
バスもタクシーも乗せてくれないので、もう救急車を呼ぶしかない状況になる。

涸沢ヒュッテまで降りてきた。
売店でごはん(300円)を食べる。6時〜18時まで営業しているのでありがたい。

涸沢から見る穂高岳山荘は天界の小屋といった趣。

横尾まで降りてきた。ここまでくればほぼ下界。救急車も来れる(2時間以上かかるが)。

上高地まで戻ってきた。
暑い。
水は穂高岳山荘で500ml400円、涸沢で500ml400円、横尾で500ml250円、
上高地で555ml160円の計2L 1,210円を消費。

途中で松本電鉄に乗り継ぐ。

長野からは新幹線に乗れば一気に高崎だ。
新幹線は速くて快適、ただし高いのが難点。
以上、無事に帰還、総費用33k。