旅行記
2020/08 奥穂高岳
奥穂高岳は、長野県/岐阜県にある3,190mの山で、
日本3位の高峰、北アルプス最高峰である。
穂高岳は9回目、穂高岳山荘は11泊目だ。
(2008/10、2010/10、2011/07、2012/08、2016/08、2017/08、2018/07、2019/08)
作戦概要は以下のとおり。
0日目:CT0:00 松本前泊
1日目:CT5:20 上高地→涸沢→穂高岳山荘
2日目:CT5:20 穂高岳山荘→奥穂往復→穂高岳山荘
3日目:CT8:30 穂高岳山荘→涸沢→横尾→上高地
装備は、一部の食事を小屋に頼ることで軽量化した。
小屋が多く、クオリティも高い、北アならではの方法だ。
食料は足りなくなると大変なのでいつも多めに持参してしまうが、
北アならば足りなければ買えばいい。
穂高岳山荘に2連泊するので、快適性も重視し、マットは2枚持参した。
これで快適に眠れる。
穂高岳山荘のテント場は予約制だが、満室でも入れ替わりが激しく、
なんども予約状況をチェックすれば意外と予約できる。
山肌には雪が残っていたが、登山道上にはなく、アイゼンは不要だ。
当然、次シーズンの雪はまだ降ってきていないので、
1年のうちわずかな雪がないシーズンである。
北アルプスでは、梅雨明け〜お盆までは「夏」なので、今年の夏は2週間しかない。
2020年夏ラストチャンスである。
「ようこそ、信じられない世界へ」
0日目

高崎から北陸新幹線で長野へ。
今日は松本まで移動するだけなのでゆっくり。

長野からは松本まで、特急ワイドビューしなのに乗る。特急料金600円。
松本では、駅前のホテルに泊まる。
20時就寝。
1日目
翌日は4時半起床。
0530松本バスターミナル発上高地行きのバスに乗る。
意外と山屋が多く、繁忙期は少し前に行って並んでおいたほうがいい。

上高地に到着。0705。
上高地インフォメーションセンターでシャワーを借りて汗を流そうと思ったが、
コロナ対策でやっていない。
0730に歩き始める。

少し雨が降っているがレインウェアは不要な程度。
キャンプ場はにぎわっているが、熊が出たらしく、現在は閉鎖されている。

横尾からはいよいよ登山道。
ここから穂高岳への入り口だ。

Sガレ(標高2,070m)まで来ると涸沢ヒュッテが見える。
もう少しだ。

涸沢ヒュッテに到着。標高2,310m。穂高岳山荘は雲に包まれている。
まあ雨が降っていないだけマシだな。

気温は14℃と、行動中は長袖1枚でやや暑い程度。

テント場は非常に賑わっている。

登る。

穂高岳山荘に到着。標高2,983m。

今回搬入食糧。
水は2L持参だが、ここに到着するまでに1.5Lを消費する。暑い。
野菜ジュース3本もあるので、水分は2.6Lも持っていることに。重い。

いつもの指定ポイントに設営する。
涼しくて非常に快適だ。夏の1ヶ月は穂高岳山荘からテレワークしたい。
では、暗くなってきたので寝る。
19時就寝。
2日目
6時起床。
モンベル#3(6℃まで)+ホッカイロ2枚でぬくぬく。
気温はスマホ温度で10℃、テント内で9℃、外気温で8℃くらいだろう。

4時半時点ではガスっているので二度寝する。

飯を食べたり色々しているとだんだんガスが取れてきた。

遠くが見えるようになってきた。

急いで準備して山頂に向かおう。

10Lのサブザックにレインウェア、水、ヘッドランプなど最小限の荷物を入れる。
では、山頂に向かう。

怖い梯子を登ればあとはゆるやかな道だ。

すごい場所にあるな。

まもなく山頂。

山頂。

ジャンダルム方面も何とか見える。結構言っている人が多い。
しかし、群発地震の影響で浮石が多く、極めて危険なようだ。

山頂の神社。

上高地も見える。

山頂は狭い。

涸沢岳は見えるが北穂は雲の中。

涸沢方面も見える。

穂高岳山荘に発着するヘリ。
3回くらい発着していた。

では、雨が降って来たので山荘に戻ろう。

山荘に戻ってきた。
コロナ対策を万全にして営業中だ。200円でご飯も買える。1030〜1430の時間限定。
なお、マスクをしていないと山荘に入ることもできない。
ただし、受付付近の食堂スペースでは、
マスクをせずに酒盛りしているパーティが多く、入るのは必要最小限に。
窓を換気で開放するのが良いと思うが、寒いのですぐに閉められてしまうんだとか。

窓が開いていたので内部を除くとこんな感じになっている。
定員30名のところを9名で運用している。ロールカーテンで仕切っている。

涸沢のテントも増えてきた。

超絶壁のテント場、寝相が悪かったら落っこちそう。
しかし、それよりも落石が心配だ。
テント場がいっぱいになるとテント泊を断れるため、
奥穂山頂等でビバークになってしまったという話も聞く(奥穂山頂は5張程度)。

かっこいい。
手前の窓に木の枠がハマっているのは網戸。
これで換気ができると思いきや、寒いので勝手に閉められてしまうとか。

夕日になると多くの人がヘリポートまで出てきた。

そしてドローンパイロットが操縦するドローンが離陸。
ジャンダルムまで一気に飛んでいったが、
ここから歩いて行くと3時間はかかるのに、ジャンダルムまでは所要時間1分。
速度は35ノット以上出る。上昇限度も6,000mと日本で使う分には十分。
個人が携行する小型航空機とはいえ、航空機の機動力の高さを見せつけられた。
ジャンダルムの頂上には人がいて、テントも張られている画像が電送されてきた。

たしかにMAXズームで確認すると明らかに人がいるし、
山頂標識の右下にテントらしきオレンジ色のものが確認できる。
このなところに宿泊するなんてかなりの物好きだが、
北アルプスのテント場が事前予約制になっていることから、
闇テントが激増しているんだとか。奥穂の山頂にもテント村ができることがある。

日が傾いてきた。

沈む。

テント場も静まり返ってきた。
では、暗くなってきたので寝る。
19時半就寝。
3日目
3時半起床。
モンベル#3(6℃まで)+ホッカイロ2枚でぬくぬく。
気温はスマホ温度で10℃、テント内で9℃、外気温で8℃くらいだろう。

今日は午後から激しい雷雨になる予報で、午前中から雨が降ってきそう。
そこで3時半に起床し、ゆっくり撤収などして、5時に下り始める。

下るとすぐに日の出になった。

ザイテングラートを降りる。ヘルメット装着率は8割ほど。

涸沢ヒュッテまで降りてきた。
売店でごはん(300円)を食べる。6時〜18時まで営業しているのでありがたい。

涸沢から見る穂高岳山荘は天界の小屋といった趣。

下ろう。

横尾まで降りてきた。ここまでくればほぼ下界。救急車も来れる(2時間以上かかるが)。

上高地まで戻ってきた。
非常に暑い。
水は穂高岳山荘で500ml300円、横尾で600ml250円、徳沢で555ml200円を消費。

途中で松本電鉄に乗り継ぐ。

松本からは特急しなので長野へ。

長野からは新幹線に乗れば一気に高崎だ。「はくたか」で1駅40分だ。
新幹線は速くて快適、ただし高いのが難点。
以上、無事に帰還、総費用38k。