旅行記
2020/06 木曽駒ケ岳(2泊)
木曽駒ヶ岳は長野県中央アルプスにある2,956mの山である。
標高2,640m付近までロープウェイが通じているため、
山頂までは往復4時間弱と短い行程で到達することが可能だ。
頂上付近ではテント泊も可能で、ゆるキャンに最適である。
前シーズンからは、ロープウェイのシーズン券を導入している。
ロープウェイと路線バスが乗り放題で12,000円と安く、年3往復使用で元が取れる。
さらに、同行者も割引、レストラン10%割引など、特典が多い。
ロープウェイは駒ヶ根から千畳敷までは4,000円以上するが、
標高差1900m以上を稼げるので、むしろコストパフォーマンスは高いほうだ。
今シーズンは1往復目だ。
木曽駒はロープウェイの混雑が凄いのだが、
6月は梅雨の真っ最中であり、まだ人は少ない。
1日目は昼頃遅めに登り、最終日は朝イチで降りると、混雑を回避できる。
寒いため装備がかさみ90Lザックにもなり、電車・バス移動などが多く気が重い。
寝袋はモンベル#3+インナーシュラフだ。
雪はまだ残っているので、軽アイゼン程度が必要だ。
なお、本稿も含め、木曽駒はこれまでに23回行っている。
ホテル千畳敷宿泊も含めれば、計50日だ。
1日目

高崎駅から長野駅へ。
ザックが大きく、東京の電車に乗りたくない。
そこで、高崎から長野まで新幹線で行き、長野から駒ケ根ICまでの高速バスに乗る作戦だ。
高崎長野は4,620円、高速バスは片道2,250円のため、
新宿から高速バスに乗るよりかなりお値段はかかるが、
渋滞を考慮すると1時間弱速くなりそうだし、定刻ベースでも速いのは間違いない。
ただし、新宿からの高速バスで+1,000円のSクラスシートを使い、SSLはG車に乗れば、
大きなザックで東京の電車に乗りたくない問題はある程度解決する。
また、差額で伊那あたりに前泊する作戦なら渋滞は回避できる。
つまり、木曾駒は様々なルートが取れることがわかる。

長野駅。
長野駅からは飯田方面の高速バスに乗る。
片道2,250円、往復なら片道あたり2,050円だ。
バスはほぼ満員。普段はもう少しすいているだろう。
上信越道6.0km、長野道75.8km、中央道38.7kmで、計120.5kmの距離だが、
その間で約2時間かかるので、表定速度は60km/hとなる。
自家用車なら1時間ちょいで走ってしまう人もいそうだが、
各駅停車のバスはそれに比較して遅いのはやむを得ない。

バスは定刻(0843)発車で、到着は7分遅れ(1101→1108)。
定刻なら女体入口1107のバスに乗れるところ、残念ながら次の1207に乗る。
何もない女体入口バス停で59分も待つのはなかなか辛い。
で、ロープウェイで上がる。
ときおり臨時便が出る程度の混雑。

ホテル千畳敷のレストランで補給していく。シーズン券があるので10%割引。
カレー大盛りだが、ルーが多く、残してしまった。
去年にはあった山賊焼き定食が今年はなくなってしまった。残念。

で、千畳敷駅(2,640m)から歩き始める。
なお、公式HPでは2,612mと表記があるが、これはロープウェイ建設当時の測量による数字。
現在の地形図では2,640mとなっている。

人も少なく、交換待ちの時間ロスもない。
まだまだ雪が残っていて、軽アイゼン程度が必要。

もう午後なので下ってくる人が多い。

上部には雪はない。
稜線にもないので、カール内でアイゼンを外してよい。

稜線に出た。
わずか220mの登りでOK。ゆるキャンだな。
宝剣山荘でテント泊の受付をし、天狗荘の前にテントを張る。
(今の時期はどこでもOKと指示を受ける)
そして木曽駒頂上を往復してこよう。
往復75分かかるので、完全に空身というわけにはいかず、
10Lの軽量サブザックにレインウェア等の荷物を入れて頂上に向かう。

頂上山荘前のテント指定地にも20張程度ある。
封建山荘付近にも20張だったので、計40張だ。6月としてはかなり多い印象だ。

頂上は雲が多い。

三角点。

山頂では4枚着てちょうどいいくらい。10℃程度だろう。

かっこいい。

頂上の神社。

帰りは頂上木曽小屋を経由して戻る。

なだらかな頂上台地になっているのがわかる。

テント場に戻ってきた。
今日は風も弱く、適当な場所に設営してOKだ。絶好のロケーションである。
駒ケ岳頂上山荘テント場と違い、水場とトイレがあるのが助かる。
では寝る。19時就寝。
2日目
6時起床。10時間睡眠。
夜はスマホ温度で2℃、外気温は0℃程度だろう。
テントのフライシートには氷が張っていた。ギリギリ氷点下の気温だ。
モンベル#3(快適6℃まで)+インナーシュラフ+薄手ダウンジャケット+ホッカイロ4枚で、
やや寒かったが問題なく寝れた。
6時から朝陽を浴びてテント内の気温が急上昇、スマホ温度も35℃になっていた。
当然暑くて汗だくで起きる。

すっかり明るくなってしまった。

まずは晴れているうちに山頂を目指そう。

かっこいい。

山頂。

三ノ沢岳方面。

かっこいい。

御嶽山はそろそろ山頂が雲に包まれそう。

こちらもだいぶ雲が迫ってきた。

頂上の神社がかっこいい。雲海の神社だ。

三角点。

神社。

頂上木曽小屋方面もよく見える。

では、テント場に戻ろう。

あっという間にガスが上がってきて包まれる。
9時でガスの中とは、まるで夏山だな。

今回搬入食糧。
1日目の夜、2日目の朝を食べているため、若干減っている。

宝剣山荘周辺で時間をつぶす。
夕方までゆっくり過ごし、至福の時間。テントは最終的には宝剣山荘前に3張り。
では寝る。19時就寝。
2日目
6時起床。10時間睡眠。
夜はスマホ温度で5℃、外気温は3℃程度だろう。
モンベル#3(快適6℃まで)+インナーシュラフ+薄手ダウンジャケット+ホッカイロ4枚で、
やや寒かったが問題なく寝れた。
気温は昨日よりは高いが、風があるのでテント内の空気が動き、昨日よりも寒く感じた。

朝起きてみると暴風雨。

そこでとっとと撤収して下山にかかる。

千畳敷カール内は晴れている。風も弱まり、普通に歩ける。

下りは雪が硬く、軽アイゼンが必要。

千畳敷に戻ってきた。
ロープウェイ始発前なので人が少ない。

ロープウェイは乗車に待ち時間はない。
始発ロープウェイで降りる。
そこそこ人がいるのは、ホテル千畳敷宿泊者がいるため。昨日は10人宿泊だったようだ。

しらび平からはバスで駒ヶ根ICへ。
駒ヶ根ICからは高速バスで新宿駅へ。
駒ケ根IC 1050→新宿駅 1415 だが、実際には5分遅れで出発、新宿は定時。
バスはすいていて1人で2席使えて快適。
これは最初から1人2席の販売のようだ。
帰りは平日なので中央道の渋滞もなく、快適に帰れた。
平日の場合、通勤時間帯より前に電車に乗る必要がある。
新宿からはSSLに乗って自宅方面へ。
以上、無事に帰還、総費用29k。