旅行記



2020/06 那須岳

那須岳は、栃木県/福島県境にある山である。100名山選定。
一般的に那須岳というと、主峰の茶臼岳(1,915m)だが、
最高峰の三本槍岳(1,917m)も那須岳に含まれる。
Wikipediaでは、那須岳=茶臼岳となっている(リダイレクトされる)。
なお、100名山ハンターの場合、
茶臼岳と三本槍岳のどちらを登って那須岳クリアとするかで議論がある。

4月〜11月はバス便がロープウェイ駅まで運行され、
ロープウェイも運行されているため、公共交通機関利用でも便利。
しかし、東北本線沿いの山であるので、大宮まで出る手戻りが大きいのが難点。
この時期は、もう雪もなく、アイゼンも不要であるが、熱中症と雷に注意。

今回は泊まったことがない三斗小屋温泉大黒屋に泊まる。
4月〜11月にしか営業していないことから、
なかなか行きたいと思っていたが行く機会がなかった。
今回天気が悪く、本格的な山には行けないが、温泉なら十分可能な程度であること、
中部山岳などに比べて那須方面の天気が比較的よいことがわかったことから、
今回、那須岳にしたものだ。

今回が10回目の那須岳だ。
三斗小屋温泉の宿泊は3回目だ。


宇都宮駅。
朝発で急ぐため新幹線を利用(宇都宮〜那須塩原間)。
880円で30分短縮でき、コストパフォーマンスが高い。
この列車、宇都宮で3分停車、那須塩原で4分停車、新白河で4分、郡山で4分と、
各駅で停車時間が非常に長い。途中、後続列車(臨時も含む)の退避があると思うが、
それでも各駅で停まりまくっている理由はなんだろう。
なお、前泊すれば普通列車のみでもOKだ。


那須塩原駅。
那須塩原8時発のバスに乗る。
乗り放題のパスが2,600円で売っているので、これを利用すると便利。


バスでロープウェイ駅まで行き、ここからロープウェイに乗る。
9時〜16時の縮小営業になっているが、バスの到着が0915なので問題ない。
なお、バスツアーの団体を優先しているため、個人客は多少の待ち時間があり、
0940頃に乗れた。


標高1680mから歩き始める。



かっこいい。



茶臼岳山頂までは標高差240mほど。コースタイムで50分ほどだ。



かっこいい。



ロープウェイの駅施設が見える。
駐車場も車がたくさん泊まっている。


登る。



山頂。
相変わらず落書きがすごい。


雲海状態。



三本槍岳方面も見える。



では、峰の茶屋方面に下ろう。



避難小屋。



ガスが多くなってきた。
雨が近い恐れがあるので宿に急ごう。


那須岳避難小屋。
2019年台風19号で小屋全体が動いてしまった。内部も荒廃しかかっている。


雨が降ってきた。宿に急ぐ。



急ごう。



宿についた。
平日ということもあり、宿泊は僕だけ。
土日は比較的混んでいるが、平日はすいている。


行動食が少なめのため、昼飯を食べる。
煙草屋旅館でランチ(1,000円)を食べようとするが、売り切れとのことで、
大黒屋に相談すると有料で昼食を作ってくれるとのことで、ぜひとお願いする。


次は風呂に入る。
こちらは岩風呂で小さ目。2人くらいが定員だろう。


小屋は築150年(1870年築)とのことで、かなり年季が入っていてすごい。
普通の街中にあれば市町村文化財に登録されてもおかしくないレベル。
なお、夜は21時まで、自家発電により電気が灯る。
太陽光発電パネルと蓄電池はあるが、規模は大きくない。常夜灯をともす程度だ。
おそらく太陽光発電パネルは1kW程度、蓄電池は2kWh程度かと推定。


こちらはメインの風呂。
大黒屋は露天風呂がないのが煙草屋旅館との違いだが、
僕はこういう湯治湯的な雰囲気のものが好み。露天は紫外線で日焼けが避けられないし。


17時半からは夕食。
部屋に運んでくれる。山小屋としてはかなり豪華ですごい。
生鮮食料品は頻繁な荷揚げが必要になり、かなりの手間だろう。


部屋はこんな感じ。
よく清掃されていていい感じだ。
28部屋、80人が定員だそうだ。個室対応で、1人宿泊もOKと、HPに記載あり。

日が暮れてからも温泉に入って過ごす。
21時就寝。


2日目


6時起床。


朝食。
同じように部屋に運んでくれる。ご飯のお替りも可能。


出発前にまた風呂に入る。
水面が鏡のように外の景色を映している。


出発前にはコーヒーをいただく。



では、8時に出発。



隠居倉までの尾根には、途中に源泉地帯がある。



東京電力の揚水発電所の池(沼原調整池)が見える。
発電所マニアや東京電力マニアには有名な発電所だ。


茶臼岳が見えてきた。



隠居倉頂上。



那須岳の主稜線の登山道に出る。風が非常に強い。



那須岳最高峰の三本槍岳(1,917m)を目指す。



なだらかな山だ。
基本的に森林限界以上になるので眺めがいい。


三本槍岳頂上。



まだ時間が早く、だれもいないので自撮りする。



会津の山々が見えるが、地理感がなく、よくわからない。



戻ろう。



一部区間では木道があり、ミニ尾瀬的な雰囲気の場所がある。



いい感じだ。



青空がいい。



朝日岳からは先は、岩場で険しく、要注意。



要注意。



峰の茶屋避難小屋まで戻ってきた。
風が強いので小屋内部で休憩しようとするが、小屋内では宴会が開催されており、
ライブハウス以上の三密状態になっていて内部に入るのは諦める。
避難小屋は気密性が高く、窓の開放もできないため換気にも難がある。
よって「しゃべらない」というのが鉄則になるだろう。
では、駐車場に向かって下ろう。


避難小屋で休憩後、下山にかかり、ロープウェイ駅まで戻ってきた。



バスで黒磯駅まで下る。



黒磯駅から東北本線の電車に乗る。
宇都宮駅で新幹線に乗り換える。
新幹線に乗ると、+1,900円で1時間弱くらい早く帰れる。


以上、無事に帰還。総費用 25k。