旅行記
2020/04 谷川岳(泊)
谷川岳は群馬県と新潟県の上越国境にある1,977mの山である。
4月にもなってくると、冬型は続かず、天気が周期変化するようになる。
そこで1泊で行けるチャンスであったので谷川岳である。
そろそろ春の兆しが見えてきた。
谷川岳の積雪は、ロープウェイ駅で195cmと少ない。
もう一晩で1mなどの大雪になることも少なくなってきた。
なお、今回で77回目の谷川岳だ。
1日目

いつもと異なり、自家用車で谷川岳を目指す。
天神平の積雪は195cmと少ない。

ロープウェイに乗り天神平へ。
通常定員22名のゴンドラが、4名で運用されている。
スキー客がそこそこいるため、4名運用の場合、待ち時間が出る場合もある。
今日は山屋は54人とのことで、普段の1/4くらいの人数である。
僕のように群馬県内などからの客のみであれば、1/4というのも納得。

天神平から歩き始める。

天神峠手前の広場(1,420m)に出る。

猫耳がばっちり見える。冬は眼も見える。おすすめ展望ポイントだ。
ただし、上部が雲に包まれている。

天神尾根へ乗る。

尾根どおしの冬道だが、やや藪っぽい。
熊穴沢手前の岩場は、雪がなく、岩が露出していた。

熊穴沢避難小屋はこのくらいなら何とか掘り出して利用可能。
しかし、スコップは必ず持参する必要がある。2〜3トンくらい雪かきが必要で大変。

左右に落ちないように要注意。

天狗の留場付近。

これ以上上に上がるとガスに突入してしまう。

武尊山と赤城山。

主脈は雲に包まれている。

天神ザンゲ岩まで登る。

ここから上はガス。

肩の小屋。
気温は−3℃程度と暖かい。
直射日光を受けるとまったく寒くない。
なお、夏の富士山だと、超強烈な日光を受け、6℃で長袖1枚という勘定だから、
-3℃なら適当に何枚か来ていればまったく問題ない。

暗くなってくると雪が降ってきた。

山頂へ。

雪が強くなってきた。

今回搬入食糧。2日分である。
水は雪から水を作っているので飲料水を大量に持ってくる必要は少ない。
ガスは120gを持参し、90g程度を使用。
小屋の暖房にもなるほか、衣類の乾燥にも使えるが、燃えないように要注意。

照明には4WのUSBLEDライトで明るい。40Wの白熱電球相当。
今日の宿泊は僕だけ。非常に快適。
火災報知器の電池切れ警告音?(8秒ごとのピッ音)が気になる。
では、寝る。
19時就寝。
2日目
6時起床。11時間睡眠。
モンベル0#(-6℃まで)+ホッカイロ6枚+薄手ダウン上下で、ぬくぬく熟睡。
スマホ温度が0℃だったので、寝袋付近は-1℃くらいだろう。
足にはホッカイロミニを貼るとちょうどいい(標準サイズでは熱すぎる)。

気温はマイナス7℃とこの時期としては標準的かやや低い程度。
なお、ヤマテン予報ではマイナス5℃だったが、雪の冷却効果があるのか、
これよりも下がることが多い。

朝5時20分。だいぶ明るくなってきた。

新潟側は雲海。

ガスっていて暇なのでゆっくり朝飯を食べる。

普段通りの陽の高さになった。

トマ。

巨大雪庇ができている。

越後側に落ちないように注意。

オキトマ間の登山道は谷川岳のハイライト区間だ。かっこいい。これぞ冬山。

かっこいい。

主脈の山々。だいぶ笹が出てきた。

苗場山は雲に包まれている。

奥の院方面はトレースなし。

山頂。
山頂標識にアイゼンの傷がついている。
まだ交換されて1年なのに傷が増えてきた。木製ではだめかもしれない。

写真を撮ってもらう。軍手は作業用インナー手袋。
当然、グローブを持参している。

トマからマチガ沢を見下ろすとだいぶ下まで雪がつながっている。
しかし、今の時期は雪崩が頻発していてTDR(谷川デブリランド)と呼ばれているとかなんとか。

肩の小屋がかっこいい。
これから天気が下り坂の予報だ。あまり悪くならないうちに下山にかかろう。

下山にかかろう。

天狗付近まで降りる。

雪が硬く、滑落に要注意。

避難小屋が見えてきた。

天神平に戻ってきた。

天神平に戻ってきた。

スキー場ではレストランが営業しているので飯を食べる。
営業しているが開店休業状態でガラガラ。

天神平の新雪は5cm。このくらいなら下山に支障ない。
このあとは自家用車を利用し、途中どこにも寄らずに家に直帰する。
登り:1225→1510(肩の小屋) 2h45m CT2h30m?
下り:(肩の小屋)1120→1215 0h55m CT1h30m?
以上、無事に帰還。総費用 16k。