旅行記



2020/02 武尊山

武尊山は群馬県にある2,158mの山である。100名山選定。
夏はアクセスは不便で、公共交通機関では日帰り不可だが、
川場スキー場が営業中は、ゲレンデトップ(1,860m)からのアクセスが可能で、
夏と比べて大幅に所要時間が短縮される。
1,860mから歩き始められるというのは、
谷川岳なら天神ザンゲ岩(1,830m)より上ということになるのですごい。
山と高原地図ではコースタイム不明だが、
おそらく登り1:55、下り1:30の計3:25くらいだろう。

川場スキー場は公共交通機関で行くことができないため、
どのようにアクセスするかが問題になる。
第1案は、
沼田駅から無料送迎バスが出ているのでこれに乗るのがベストだが、
土日は基本的に満席になるので、天気を見て直前に決行する山行では使えない。
第2案としては、
「道の駅田園プラザ」〜川場スキー場間にも無料送迎バスがあるので、
これを利用することとし、「道の駅田園プラザ」までどうアクセスするかを考える。
沼田駅から川場循環バスがあるが、行きは使える時間ではないので、
沼田駅から「道の駅田園プラザ」までタクシーを使うと4,000円程度だ。
帰りは川場循環バスがあるので650円で済む。
この場合、スキー場到着は8時半くらい、値段は第1案からは+4,650円だ。
第3案としては、
沼田駅(7時17分)から片品方面のバスに乗り、中道バス停で降りる(7時37分)。
ここから徒歩3km、50分で「道の駅田園プラザ」まで行ける。
帰りは川場循環バスがあるので歩かなくてよい。
この場合、スキー場到着は9時半くらい、値段は第1案からは+1,250円だ。
第4案としては、
自宅からすべて自家用車で行ってしまうパターンで、所要2時間以下で最速だが、
この案の中で最も値段が高い(車両運行費30円/km+高速代14円/km)うえに、
雪の山道を運転するなどリスクが非常に高い。
国家資格を持っている人以外には不可能だし、そうだとしてもオススメできない。
このため自家用車アクセスプランは最も例外的かつ限定的な選択肢になる。
第5案としては、
スキーバスツアーなどに参加するパターンだが、
都区内出発のプランがほとんどであるので、東京まで出る手戻りが大きすぎ、
第2案よりも高くなるうえに時間も最もかかる。
高崎出発のツアーが稀に設定されているので、事前に分かっていればいいが、
天気を見て直前に決行する山行では難しい。
有利な点としては、リフト1日券が自動付属するので、
板を持っていけば下山後に好きなだけスキーを楽しめることが挙げられる。
なお、高崎出発のバスツアーは、関越道の渋滞に巻き込まれないメリットもあり、
都内の人が使うと時間節約効果が大きいので意外と便利だと思う。


これで武尊山は6回目だ。




関越道を走行して沼田ICを目指す。
川場スキー場までの道路に雪や凍結はない。
関越道は5時くらいから渋滞予報が出ているため、早め早めの行動が重要だ。
インフォメーションで登山届を提出するとともに、リフト券を買う。
以前は1,800円だったが、消費税アップ等の影響で2,000円になっていた。
ちなみにここは若い人が多いので、50歳以上でシニアの扱いである。微妙な心境だ。


こんな紙で諸注意を受ける。



7時半販売開始、8時リフト運転開始だ。10分前に行くと大行列になっている。



リフトを2本乗り継ぎゲレンデトップを目指す。
左のリフトに乗り、次も左のリフトに乗ればよい。


ゲレンデは管理用スノーモービルのトラックのみ。
剣が峰〜沖武尊〜中ノ岳が見える。


では、ゲレンデトップから早速歩き始める。
ここにスノボ板をデポしておけば、下りリフト代の1000円が浮くが、
荷物を背負って登山靴で滑れるかはやや疑問が残る。
スノボ靴もデポする場合には対策が必要だ(「水虫です」などと書いておく等)。


トレースは意外とある。
これだけあればワカンなどは不要だ。正規アイゼンは必要だ。


深いクラックが走っているため要注意。



剣ヶ峰へ。



剣ヶ峰。
ナイフリッジになっていてなかなか危険。
正規アイゼン+ピッケルが妥当。


下りは慎重に。



下りがなかなか怖い。
足が手前に見えているが、踏み外すと遥か下まで落っこちそう。


慎重に。



山頂が正面に見える。



かっこいい。



高級品は山で食べるのがお勧めだな。
写真のチョコは2月14日に同期が会社で絨毯爆撃していたのでありがたく頂いたもの(感謝)。


このルートはほぼ100%森林限界以上なので眺めがいい。
焼肉弁当の焼肉だけ食べるような感じだ。


しかし、広いので、ガス時での道迷いには要注意。
2019年3月には道迷い遭難事故も発生している(この件では無事発見)。


山頂。



雪山だと常にレインフェア上下を着ているためどんどんへたる。
とはいえ防水性・透湿性に優れた山ウェアだと高い。
山頂標識。
相変わらず山頂標識に書いてある
「HOTAKASAN SANTYOU」の意味がよくわからんな。
例年の厳冬期よりもたいぶ雪が少ない。
前回は、標識がかなり埋まっていたのだが。


1等三角点。
三角点は正確に東西南北を示している。
「1等三角点」と書いてある面が南を向いている。
近隣の一等三角点は、巻機山や赤城山地蔵岳なので、
これらと併せて一等三角網を形成している。


武尊山からは穂高岳が見える。草津白根山〜四阿山の奥に見える。



パノラマ。



山頂から少し離れると静かに。



日本武尊像までは山頂から往復10分ほど。



では、山頂で2時間くらい休憩したので下山する。



剣が峰は慎重に。



まだ多くの人が歩いている。



慎重に。



足を滑らせて左右に落ちないよう。



この樹林帯も勾配が急なため、落ちないように要注意。



要注意。



ゲレンデトップに戻ってきた。




リフトの下りに乗って下山。
相変わらず、すれ違うスキーヤーの視線が痛い。
恥ずかしがり屋の人はサングラスが必要だな。


インフォメーションセンターで下山報告をして、スキー場を後にする。
今日の入山者数は187名だったようだ。すごい。


帰りは道の駅に寄る。
川場田園プラザはかなり大規模な道の駅だ。武尊山も見える。
これで温泉があれば完璧だ(近くにはある)。
帰りは渋滞に巻き込まれずに自宅へ。


行き 0430→0735(休憩・朝食あり)
帰り 1445→1700(休憩あり)

08:30 ゲレンデトップから出発
10:35 武尊山頂上
13:00 武尊山頂上から下山開始
14:05 ゲレンデトップに到着

以上、無事に帰還。総費用12k。