旅行記



2020/02 雲取山

雲取山は東京都・埼玉県・山梨県の3県境にある2,017mの山である。
今回はアクセスの便利な、三峰神社からの往復ルートである。

距離が長いのでザック重量はこの時期としては軽い15.5kgと軽量化した。
もちろんテント持参である。
が、コースタイムより15分多く時間がかかってしまった。歳には勝てない。

今回は八ヶ岳(黒百合ヒュッテ)と迷ったのだが、
気温がマイナス20度の予報でしかも冬型が強くガスのため、
温暖で人が多い雲取山にしたものだ。
雲取山はマイナス17度の予報なのでまだ家庭用冷凍庫程度でマシだ。
それでも寒い場合、雲取山荘に宿泊させていただくことも可能だが、
今の時期はどれだけ混んでいるか不明のためテント泊の予定だ。

雲取山は、公式サイトや山小屋でも案内されているとおり、1泊2日の行程が普通だが、
ヤマレコなどを見ると8〜9割くらいが日帰りである(ヤマレコは健脚が多い)ので、
日帰りの山だと誤解を受けることもある。
コースタイムは往復10時間、雪の影響を考慮すれば日帰りはかなり厳しい。
1泊2日で行くのが安全・確実だ。

そろそろ花粉の季節で、花粉が飛び始めているが、
山の中では運動して体温が高いためか花粉症の症状はあまり出ない。
(ときおりクシャミと鼻水が出る程度で実害は少ない)

なお、これで雲取山は38回目である。


1日目




秩父鉄道で三峰口。
この「桜沢みなの」の等身大POPは、紫外線でかなり色落ちしそうだが、そうでもない。
4年前から置いてあるが、毎年交換していると思われる。
ちなみに身長160cmくらいだろう。意外と大きい。


バスに乗り、三峰神社へ。
2018年から、西武秩父駅8時30分発のバスが土日に通年運行されるようになった。
三峰神社に40分早く到着できるので、余裕をもって歩ける。
混雑も三峰口駅から乗って着席できる程度だったが、
1月の土日は乗り切れない恐れがあるので様子をうかがおう。


では、三峰神社から歩き始める。
ペットを連れての参拝は禁止になったようだ。


雪はない。



だんだん雪が出てくる。



いい感じに晴れている。両神山はどの角度から見てもギザギザに見えるのがすごい。



霧藻ヶ峰休憩所はやっていない。



ここから先はアイゼンが必要。4本では心もとない。6本ならOK。



雪が硬く、要注意。



白岩小屋。



白岩小屋は、何者かにより入口の扉が破壊され、小屋内が素通しに。
風雪が入ると内部の劣化も一気に進む。


白岩山。



進む。



トラバースは凍結していて通行注意。



雲取山荘。
テントは最終的には10張りほどだったとのこと。


雲取山荘。
山荘の水場からオーバーフロー分を得ることはできなくなったとの話を聞いた。
テント泊の場合、水を1L貰える。
PETボトルは500mlで400円。


頂上到着。
そろそろ夕暮れだ。
この山頂標識、高さが2mあるのだが、
上に子供が立っている写真をヤマレコで見た。すごい。
CT5:20のところ、所要6:35だ。15.5kgあったとはいえ、遅すぎる。
16時30分では、12月なら夕暮れになってしまう。軽量化しなければならない。
たとえば、寝袋はメスナーはいらなかったかもしれない。


小屋に入る。
写真は今回搬入食糧。
水は飲料水1.5L(残り0.6L)。
調理用水、雑用水は、雪を溶かして作成する。
このため、ガスは110g持参して90g使用。
雪がない時期ならかなり困るはず。


夕暮れ。



夕日が沈む。



三角点タッチ。



パノラマ。



暗くなる前に自撮りだな。誰もいないので三角点に置いて撮る。



暗くなってくると市街地の夜景が輝きだした。



東京の摩天楼だ。



スカイツリーだ。



今日は小屋は7人と快適だ。
手前の区画に1人、奥の区画に6人と、人気にだいぶ差がある。
後から来た人が入れるよう、奥から詰めていくのが基本だからだ。
4WのUSBライトで明るい。


19時半就寝。


2日目

5時起床。9時間睡眠。
(途中、21時と2時にいびきで起きる)
モンベル0#(-6℃まで)+メスナー(15℃まで)+α+ホッカイロ4枚で余裕でぬくぬく熟睡だ。

途中、あまりにひどいイビキで21時に起きる。
そこで外のコンクリートたたきで寝るが、マイナス9℃だったので何とか寝れた。
しかし、夜2時、あまりに寒くて起きるが、このときにマイナス12℃。
そこで室内(マイナス3℃)に戻って寝る。


朝の時点で、外はマイナス14℃とかなり寒い。



室内はマイナス3℃と暖かい。外に比べれば天国のように暖かい。小屋の中は快適だ。



日が出たが雲が多く、朝日はおがめず。



雲が多い。



再度頂上へ。



パノラマ。



小屋がかっこいい。
では小屋を掃除してから撤収する。


では。



下る。
雲取山荘。


雲取山荘は朝の8時ということもあり、既にみんな出発して静まりかえっている。
ここで500mlの水のペットボトルを買う。400円。
小屋ではつり銭が不足しているのでぴったり払うようにしたい。


帰りも雪が硬く、トラバースは非常に危険。落ちると大破〜死亡しそう。要注意。



明るくていい雰囲気だ。
霧藻ヶ峰付近。


三峰神社に戻ってきた。
三峰神社からのバスはちょうど毎時1本あるので便利。
時間を気にせずに雲取山から下山してよい。時間が余れば昼飯にしたり参拝すればいい。


大島屋でご飯を食べる。300円。
ほかにも、三峰神社の興雲閣でも結構リーズナブルな値段で昼食が食べられるようだ。


三峰神社で参拝する。相変わらず人が多い。
かなりパワースポット感がすごい。HDR合成でDR+4EV相当。


駐車場からは遥か遠くに雲取山が見える。雲取山荘の屋根も見える。
ここからはバスに乗る。
バスは混んでいて立ち席に。


大混雑のバスに乗って三峰口駅でたまらず降りる。
三峰口駅では、駅そばを食べる。この内容で550円と安い。汁を薄くしてくれる。
そこからは秩父鉄道等に乗り、乗り継いで自宅へ帰る。


1日目 0955→1630(所要6:35 CT5:20)
2日目 0745→1145(所要4:00 CT4:20)

以上、無事に帰還。総費用12k。