旅行記



2019/11 八ヶ岳(天狗岳)

八ケ岳は長野県/山梨県にまたがる山塊の名称である。
八ケ岳という単独の山はなく、
八ケ岳連峰の最高峰は赤岳(2,899m)である。

しかし今の時期は赤岳は難しくてとても行くことができない。
そこで天狗岳(2,646m)にしたものである。
みどり池入口(1,570m)からの入り、
宿泊は黒百合ヒュッテ(2,390m)でテント泊である。
主稜線上でテント泊できる貴重な場所である。

黒百合ヒュッテに行くにあたっては、小海駅からバスでみどり池入口BSに行き、
そこから登るのが最速なのだが、バスの運行は例年GW〜11月末までと、
冬季には使えないのが残念。
まだギリギリ11月なので今回はバス利用である。

冬季の場合、小海リエックスまではバスで行けるので、
そこからみどり池入口まで5km90分を歩き、そこからさらに3時間で本澤温泉に宿泊、
翌日は「稲子登山道入口」BSまで3時間半降り、バスで小海に戻るというプランも可能だ。
しかし、1日目4時間半、2日目3時間半と、山麓の歩きの行程が追加されるので長く、
黒百合ヒュッテ宿泊や、本澤温泉でも夏沢峠まで上がるのは少しきついだろう。
今年の冬にできるか検討してみよう。


八ヶ岳はこれで35回目(計70日目くらい)だ。


1日目




高崎から佐久平へ新幹線で行く。



佐久平からは小海線で小海駅へ。



小海駅からは小海町営バスで「みどり池入口」BSへ。
標高1570mの「みどり池入口」までの道路に雪はない。
駐車場も雪はない。


歩き始める。



しらびそ小屋。
のんびりできる雰囲気で山ガールに人気なんだとか。
こちらも本沢温泉と同様、無限軌道車両で物資搬入可能。
過去の森林軌道跡を使っているはず。


森林軌道跡を歩く。



中山峠直下の急勾配は積雪があると非常に危険。
落ちても死なないと思うが大破しそう。


中山峠(2,410m)まで上がると、なだらかな台地だ。



黒百合ヒュッテでテントの受付をする。1,000円。
地面はドロドロで、とても雨天時に幕営したくない。
ただし、プラパレットを使えれば、よくレベリングされていて非常に快適。
しかし、無料かつ先着順なので、1張りで5枚とか使われていて余りがない場合もある。


小屋内で休憩。



まず、ご飯を2杯食べる。
結局食べたりないので、野菜カレーを食べる。ここまでで1,300円。安い。
ただし、ご飯がないという場合もあるので、運次第だ。


今回搬入食糧。
小屋には宿泊者用の水タンクもある。
ご飯(アルファ米)は小屋で注文したので食べなかった。
アルファ米は1個250円するので、小屋でご飯を注文したほうが、安くて早くてうまい。


日没。
暗くなってきたので寝る。

20時就寝。


2日目

6時起床。
最低気温は、スマホバッテリ温度が6℃だったので、テント内で4℃くらいだろう。
モンベル0#(-6℃まで)でぬくぬく快適に睡眠。
むしろ寝るときには暑かった。
今の時期としては異常なほど暖かい。数日前はマイナス8℃だったそうだ。


天気がよくなったので、天狗岳まで往復してくる。
標高差は250m程度だが、岩場で歩きにくいので意外と時間がかかる。


天狗岳までは見晴らしがよく、歩いていて気分がいい。



北八ヶ岳の深い森が広がる。



東天狗岳。標高は不明なるも、西天狗岳よりは少し低いだろう。



記念写真。
風が強く、3枚ではやや寒い。


パノラマ



では、帰りは西側のルートで黒百合ヒュッテに戻る。



黒百合ヒュッテは相変わらず太陽光パネルがたくさん搭載してあってかっこいいな。
テントを撤収して下山にかかる。
が、その前に補給だ。


・休憩料金250円(食べ物を注文した人は無料)
・ご飯200円
なので、ご飯を注文して休憩すると、ご飯が-50円で食べられるというバグが発生。
昨日もご飯を注文しているため、付け合わせは別の物に変わっている。
細かい気遣いが素晴らしい。


では、下山にかかる。
中山峠から最初の急こう配は要注意。


途中で森林軌道跡と合流すると、しらびそ小屋は近い。
この森林軌道跡、どこからどこまで行っているのか興味深い。


しらびそ小屋では、ペットボトルの水(500ml300円)を注文して小休憩。
内部は小さい小屋だがよくまとまっていて快適そう。
稜線の東側にあるため、西側より人は少ないが、人気があるのも頷ける。
前述のように無限軌道車両での物資搬入が可能なため、物価が安く、ありがたい。


みどり池入口に戻ってきた。
30分ほど待ってバスに乗る。
バスは2時間に1本のペースである。ざっくり言って、10時、12時、14時、16時だ。
もし変な時間に降りてきて時間が余ってしまったら、さらに20分下って稲子湯に入るのもいい。


小海駅からは小海線に乗り、佐久平へ。
10時のバスに乗れば、いい感じにHIGHRAIL1375に乗れる。乗る機会があれば乗りたい。


佐久平駅からは新幹線に乗り、高崎へ。
台風19号の影響で「あさま」の本数が少なく、非常に混んでいた。
乗車率150%とのアナウンスがあり、実際非常に混んでいて7号車の多目的室まで開放されていた。
多目的室には2人座れる座席があるが、優先席と同じ取り扱いがされていた。
結局混雑のために2分遅れで発車、5分遅れで到着。
これでは表定速度は110km/hちょいと、特急サンダーバードより少し速いくらいだな。
早く通常ダイヤに復旧してほしい。

以上、無事に帰還。総費用16k。