旅行記



2019/11 小松空港

天気がよかったので小松空港(小松飛行場)まで往復である。







羽田空港。
ANAのB787-8に乗る。B878に乗るのは初めて。


窓のシェードがない代わりに、調光機能を搭載している。非常に便利。
これなら逆光でも外を見たい時にサングラスは不要だ。
窓は大きいが、B738NGのほうが横幅が大きく薄そうなので、外の見やすさはB738NGのほうがよい。


最大限まで暗くすると、同じ明るさになるように撮影して1/800→0.4"になり、320倍ということになる。
5段階(補正なしを除けば4段階)なので、1段階で4倍くらい(露出2段くらい)だろうか。
なお、色合いがだいぶ変わり、青っぽくなるのが唯一の難点か。
このため、以後の写真は、飛ぶ最中は1段階だけ暗くしているが、あとでPhotoshopで補正している。
そのままのJPEGだと結構青っぽい感じに写る。
青っぽいの紫外線カット率はどうだろう。おそらくかなりカットしていると信じたい。


では、C滑走路を北向きにスタート。
離陸滑走もいつものB738と違ってなかなかマイルドだ。


飛び上がるとすぐに都心を避けて右旋回。



右旋回。



C滑走路が見える。



東京上空は雲に覆われている。



関東平野は北西へ。



両神山までやってきた。



群馬県上野村のあたりだろうか。



八ヶ岳方面へ。



画像中央上には浅間山。雲海になっている。



蓼科山だ。
ちょうど麦草峠の直上くらいだろう。


美ヶ原が見える。
ちょうど霧ヶ峰の直上くらいだろう。


松本空港の直上くらいを通過する。高度24,000ftとアナウンスあり。



遠くには立山・剱岳が見える。



槍ヶ岳も真っ白。



北アルプスの遊覧飛行状態だな。
高度7,000mで山の高さの2倍以上。


穂高岳も真っ白になっている。
もう11月では完全に冬山だな。


上高地から横尾の梓川が見える。



笠ヶ岳もかっこいい。



下部は紅葉が進んでいる。



低空飛行する軍用機と交差。日本海方面に飛んで行った。



徐々に高度を下げる。



富山の市街地が見える。



石川県の「のと里山海道」あたりから日本海へ。



いったん日本海に出たあと、再び上陸。金沢の真上あたりを通る。



新幹線と並行するように南下し、白山車両基地を通過すると、以後は建設中に。
走行中のE7系(W7?)が見えたが、
金沢〜白山車両基地間は、あまりスピードを出していないように見受けられた。
営業運航時に求められる騒音対策工事を行っていない可能性も考えられるが、理由は不明。
海沿い&川沿いのため、浸水時にどうなるのかは不明。


新幹線を建設中。



まもなく小松。



まもなく着陸。
滑走路のすぐ隣には、古い滑走路跡(06T/24T)が見える。
爆撃等で滑走路が使えなくなった場合には、こちらから戦闘機の離陸もできそう?


小松についた。



B787は快適。
なお、後ろ2行は、3列ではなく2列シートだが、窓から遠いので景色が見えにくい。
予約の際には要注意。


最後尾なので降機後まで写真を撮り放題。



新鋭機は良い。



小松空港内のレストラン(蕎麦屋)で昼飯にする。



昼食後は展望デッキへ。



F-15が2機、飛行場の周りを飛んでいる。なんだろう。
相変わらず猛烈な爆音だ。


しばらく見ていると戻ってきた。
F-15の格納庫は、飛行場の最も南側(福井側)にあり、そこは標高10m程度とやや高い。
自衛隊の基地の大部分は、金沢側の標高5m程度の低い場所にある。
東日本大震災クラスの大津波が来た際には、北陸道が防波堤になるものの、やや不安が残る。


帰りのJAL機がやってきた。



日没前までには戻ろう。



帰りはこのように東京を南側から回り込むルートになる。
なお、富山空港→羽田の場合には、北から回り込むルートだ。


では、離陸。



離陸。



すぐに北陸道が見える。
金沢や福井方面などのリムジンバスが出ているが、
近くにICやSICがあるので、空港から速攻で高速道路に乗れてなかなか便利そう。


旋回して日本海側へ。



日本海側へ。



海上に出る。



福井のあたりから再び上陸し、名古屋方面へ。



南アルプスと中央アルプスが重なって見える。
北岳のあたりは標高2,700m付近から上が真っ白になっている。


地理感がなくよくわからない。



ちょうど、各務ヶ原飛行場の直上を通る。



標高こそ低いものの、山々が続く。



偏西風に乗り、900km/h以上。冬になってくると偏西風が強くなる。



南アルプス深南部の深い山々が見える。



深南部。



静岡市を見ながら太平洋上へ。



伊豆半島を横断。
富士山が見える。冬の富士山は極めて危険で、10〜11月頃や4〜5月頃に死者が多い。
毎年数名が亡くなっている。


伊豆半島から相模灘に出る。



なぜか南風悪天時のルートへ。
運用比率3%くらいでなかなかレアなルートだ。
天気が悪い時に積極的に乗らないのでこのルートは初めて。
というか天気がいいのになぜ。


北総線あたりまで迂回し、そのあと海上自衛隊下総航空基地を通る。
あまり北に行ってしまうと成田空港のルートに支障するので、この辺までだ。


D滑走路に着陸するANA機と並行。B767かB777あたりか。



船橋の市街地が見えてくる。



外環道がすごい。



葛西臨海公園などを通る。
このあたりの学校などの上には対空表示があり、場所がわかりやすい。


海上へ。



東京ヘリポートの直上を通る。
ヘリの運用には気を使いそう。


東京ゲートブリッジを通る。



夢の島へ。



ここからは南風好天時と同じルートだ。



まもなく着陸。



着陸。



羽田空港に戻ってきた。



やはりいつものB738が安心感がある。窓も大きく薄く、外を見やすい。

以上、無事に帰還。総費用40k。