旅行記



2019/09 富士山

富士山は、山梨県/静岡県にある3,776mの山である。日本最高峰。
富士宮口5合目に早朝到着のうえ、日帰りで富士山である。

山屋的には十分安全に登れるシーズンである6〜9月のうち、
マイカー規制は7月10日〜9月10日のため、
車で行く場合には6月〜7月9日、9月11日〜9月末がベストシーズンとなる。

9月中旬下旬の富士山に登る場合には、
無雪期の北アルプスをテント泊で十分歩けるくらい、
かつ、積雪期の雲取山・丹沢・赤城山などに行けるくらいのレベルが目安になる。

まもなく冬になる富士山へ、今年ラストチャンスだ。

これで53回目の富士山だ。




前日夜1時、標高2360m付近に駐車する。
9月中旬下旬は多くの山屋が狙ってくるため、前日夜に駐車場に入り、
車中泊をするのが安全だ。
実際、この日の日中は、1.3kpくらいまで路上駐車の列が続いていた。
前日夜に入ることにより、
睡眠時間の確保、高所順応による高山病予防、駐車場の確保など、メリットが多い。

朝5時には周りの車でも起床しだして、周りがわさわさするために起きる。
そこで車内で準備をするが、準備をしていると、
同じく準備中であった隣の車からドアパンチをされる。
といってもこちらの車は9年落ちの軽自動車なので実質被害ゼロのためどうでもいいが、
相手方がかたくなに認めようとしない。
これがこちらの車が新車ベンツなら、警察を呼んで話をしましょうということになるが、
朝の富士山5合目では警察が来るまでに1〜2時間かかりそうだし、
登山前の忙しい時間に、こんなことどうみても時間の無駄である。
そこで放置する作戦に切換え、登山の準備をし、5時50分にスタート。


駐車場所から少し歩くと登山口。



登り一辺倒で、頂上が見える。



6合目雲海荘。
ここから先は観光登山としては通行止めとなっている。
が、富士登山のガイドラインに従い、
完全な装備等がある場合に限って限定的かつ例外的に登山可能だ。


6.5合目。地形図上では6合目だ。



既に紅葉が始まっている。



7合目。



下界がよく晴れている。



8合目。



8合目の診療所は、緊急避難が可能。



8合目。3,220m。標高差ベースだと8.2合目相当。



9合目。3,400m。標高差ベースだと8.8合目相当だ。
なお9.5合目は3,550mで、標高差ベースだと9.4合目相当である。


飛行機が近い。レジ番号も読めそう。



富士宮口頂上についた。3,710m。10合目。



神社もクローズだ。



下を見るとどんどん登ってきている。



人が多い。



で、最高地点の剣ヶ峰。



山頂標識。記念撮影。
気温は10℃くらいで、長袖1枚か、更にプラスレインウェア1枚でちょうどいいくらいだ。
下界の10℃と異なり、日差しが超強烈のため、意外と薄着でOKだ。
むしろ日差しが強烈過ぎて、半袖だと長袖よりも暑い。
いい感じに空が青い。
夏の間にだいぶ3000m級に宿泊したため、高所順応が進み、高山病の症状はなし。
剣ヶ峰では常連の方々が談笑していた。
常連の方々は基本、富士宮口往復だけで帰るようだ。
山開きシーズン外では、時間短縮により安全を確保するため、それが良さそうだな。


三角点。



パノラマ。



天然記念物のヤマネが居る。
オコジョなどと違って警戒心が低く、普通に出てくるが、登山者に踏まれそうで怖い。
森林限界以上なので餌が取れなさそうだが、標高が高すぎて天敵はいないし、
夏季は登山者の残したごみ等があるし、
冬眠するにも測候所があるのでいくらでもいい場所がありそうだ。
しかし富士山頂では、冬季は気温も低いうえに期間も長いことから、
十分な脂肪を蓄えておかないと冬季の途中でエネルギー切れになり死ぬため、
十分な蓄えができるかどうかが生死を分けるカギになりそうだ。
そのためか、ほかの登山者が餌をあげるといい勢いで食べていた。
命の設計の偉大さを感じる。


最高地点もタッチ。



では、下山を始める。



振り返ると剣ヶ峰。



どんどん降りる。
登山道で降りるが、
途中、頂上から6.5合目くらいまではブル道を通る方法もあり、膝には優しそうだが、
ブルドーザと遭遇すると怒られるため、やめたほうがいい。


5合目に戻ってきた。
水は1.5L持参でちょうどよかった。やはり富士山は涼しい。

帰りは高速道路で帰る。


登り 0550→1005(所要4:15)
下り 1335→1510(所要1:35)

行き 2030→0010
帰り 1600→1930

以上、無事に帰還、総費用19k。