旅行記



2019/07 尾瀬


梅雨で雨予報だったので、尾瀬である。
雨でも、大雨注意報が出ないレベルなら、十分尾瀬に行ける(実際に人がいる)。
テント泊の場合、休憩所やビジターセンターの軒下が使える(張ることは不可)ので、
テントの設営・撤収時にも雨にぬれずに作業できるし、
滞在中、こういった雨に濡れない場所で過ごせるので、服を乾かせる。

今回尾瀬はかなり混雑するので、荷物は、マットを60Lザック内に入れるなど小型化した。
見晴キャンプ場では、毛布を借りれる(200円)とか、夕食営業している小屋があるので、
これに頼ればさらに軽量化できるはずで、40Lザックでもギリギリ入る予感がする。

今回のルートでは登山道上に残雪はなく、アイゼン等は不要だ。

尾瀬はこれで27回目(73日目)である。


1日目





沼田駅までJR上越ライン(というと都会っぽい)、
そこから関越交通バスで戸倉。
戸倉からは鳩待峠までシャトルバスに乗る。
沼田⇔鳩待峠は約6000円し、結構高いのが難点。
このため我が高崎起点だと、
新幹線佐久平経由で八ヶ岳に行くのと1000円しか変わらない。
鳩待峠は閑散としている。
駐車場・バス停・タクシー乗り場を100m下の第二駐車場に追いやったため。
これに対応して第二駐車場は大幅に拡張されている。
ちなみに休憩所とバス券売り場はそのままのため、
帰りはバス券を買い忘れないように注意だな。
鳩待峠の休憩所では、牛カツ定食ごはんマシマシ(550円)を補給。


では、準備をして出発。



山ノ鼻にはテントが設営されているが、4張りと少ない。
GWと違って、山ノ鼻はなんだか狭い感じがして、人気がない。
一番人気は見晴だ。


気温は24℃と暑い。
湿度100%+直射日光下では、熱中症に注意。


今回歩く区間の木道は全て複線のため歩いていて快適。



水芭蕉が咲いていた残骸。



「逆さ燧の池」は風がありダメ。



夕方になると日帰りの人がいなくなるのでガラガラ。



見晴に到着。
さっそく設営する。
雨が降る前にテント設営できてよかった。このあとパラパラと降ってくる。


桧枝岐小屋で飯にする。



焼肉定食のタレ無し。店員に覚えられていたので注文もスムーズ。
19時までと、夕食時間帯にも営業しているのがありがたい。
他の小屋は夕食営業はしていない。
夕食時間帯に営業しているのがうちだけなのでやめるにやめられないとか言っていた。


で、風呂に入り、準備をして寝る。
風呂に入れる時刻は毎回違うので要確認だ。


今回搬入食糧。小屋で夕食にする前提のため少なめ(行動食のみ)。



暗くなってきた。



準備をして寝る。

20時半就寝。


2日目

6時起床、約9時間半睡眠。
モンベル3#+毛布2枚でぬくぬく熟睡。
というか毛布を敷いて、寝袋に入らず寝た。
盛夏なら毛布を借りられれば、寝袋はいらないだろう。

今朝の最低気温は15℃くらいだったようだ(ビジターセンター公式より)。
燧ケ岳頂上ではヤマテン予報で15℃だったが、
盆地の尾瀬ヶ原ではそれよりも数度下がることも多い。
八ヶ岳の行者小屋などでも同じ現象になることがある。装備の選定に注意。


テントを撤収。
8時くらいになるともうテントも少ない。


尾瀬沼を目指す。



途中の湿原もいい感じ。



尾瀬沼に出た。



沼尻休憩所は火災で全焼したが、再建された。
かなり小さくなっているうえ、売店メニューはかなり縮小されているが、
小屋がある安心感は絶大だ。
トイレもある(200円)。


大江湿原はニッコウキスゲが満開。
7月20日〜25日がピークだそうな。このおかげで大混雑。


しかし、満開なのは大江湿原だけで、これは鹿侵入防止柵があるから。
他の湿原はほとんど食べられてしまったので、まばらに咲いている程度。


尾瀬沼VCでは21℃となかなか暑い。



尾瀬沼VC前には尾瀬沼を眺めるデッキが新設されている。



なかなかいい感じだ。
燧ケ岳も見える。


燧ケ岳の頂上を拡大すると人が見える。



では、尾瀬沼山荘方面へ。
三平峠から尾瀬外に出る。


一ノ瀬からはシャトルバスに乗れる。
3.2kmで700円と結構高いが、かなり便利。さっそく乗る。


大清水についたら大清水小屋で飯を食べる。
イワナ塩焼き定食900円。
焼きあがるのに20〜30分かかるが、その分、店内でゆっくりできるのでいい。
バスまで時間があるときにオススメだな。

次は、大清水〜沼田駅までは関越交通バス。
沼田駅からはJR線等を乗り継いで帰宅する。

以上、無事に帰還、総費用15k(うち減価償却費4k)。