旅行記
2019/06 尾瀬
梅雨入りし、雨予報だったので、尾瀬である。
雨でも、大雨警報が出ないレベルなら、十分尾瀬に行ける。
テント泊の場合、休憩所やビジターセンターの軒下が使える(張ることは不可)ので、
テントの設営・撤収時にも雨にぬれずに作業できるし、
滞在中、こういった雨に濡れない場所で過ごせるので、服を乾かせる。
今回尾瀬はかなり混雑するので、荷物は、マットを60Lザック内に入れるなど小型化した。
見晴キャンプ場では、毛布を借りれる(200円)とか、夕食営業している小屋があるので、
これに頼ればさらに軽量化できるはずで、40Lザックでもギリギリ入る予感がする。
尾瀬はこれで25回目(69日目)である。
1日目
沼田駅までJR上越ライン(というと都会っぽい)、
そこから関越交通バスで戸倉。
戸倉からは鳩待峠までシャトルバスに乗る。
沼田⇔鳩待峠は約6000円し、結構高いのが難点。
このため我が高崎起点だと、
新幹線佐久平経由で八ヶ岳に行くのと1000円しか変わらない。
鳩待峠は閑散としている。
駐車場・バス停・タクシー乗り場を100m下の第二駐車場に追いやったため。
これに対応して第二駐車場は大幅に拡張されている。
ちなみに休憩所とバス券売り場はそのままのため、
帰りはバス券を買い忘れないように注意だな。
では、準備をして出発。
水芭蕉が咲いている。
気温は15〜16℃と、行動中、長袖1枚ではやや暑い。
山ノ鼻にはテントが設営されているが、2張りと少ない。
混雑する予報なのでみんなここを避けたか。
山ノ鼻地区はにぎわっている。
今回歩く区間の木道は全て複線のため歩いていて快適。
快適。
夕方だと日帰り客はいなくなり、快適に歩ける。
時折雨が降ってくるが、降水量は0.1mm〜1mm程度。
日差しがあるので、0.5mmくらいまでなら乾くほうが速い。このため木道も濡れていない。
進む。
ここから福島県。
振り返ると群馬県。
見晴に到着。
さっそく設営する。
桧枝岐小屋で飯にする。
焼肉定食のタレ無し。店員に覚えられていたので注文もスムーズ。
19時までと、夕食時間帯にも営業しているのがありがたい。
他の小屋は夕食営業はしていない。
夕食後は風呂に入る。
混雑するので早めの時間に行きたい。
5人以上入っている場合、風呂の入り口で待つことに。
見晴キャンプ場では50張りほど。
今回搬入食糧。小屋で夕食にする前提のため少なめ。
19時からはビジターセンターの職員によるスライドショー。
参加無料、予約不要なので気軽に参加できる。
聞いているだけでかなり勉強になる。
終わるとすっかり暗くなった。
準備をして寝る。
20時半就寝。
2日目
6時半起床、約10時間睡眠。
モンベル3#+毛布2枚でぬくぬく熟睡。
今朝の最低気温は5℃くらいだったようだ(ビジターセンター公式より)。
燧ケ岳頂上ではヤマテン予報で7℃だったが、
盆地の尾瀬ヶ原ではそれよりも数度下がることが多い。
八ヶ岳の行者小屋などでも同じ現象になることがある。装備の選定に注意。
テントを撤収。
尾瀬沼を目指す。
白砂峠あたりでは残雪がある。
木道が残雪で濡れていて滑りやすく、非常に危険。転んだ人を2名見た。
尾瀬沼に出た。
沼尻休憩所は火災で全焼したが、再建された。
かなり小さくなっているうえ、売店メニューはかなり縮小されているが、
小屋がある安心感は絶大だ。
トイレもある。
沼尻休憩所から尾瀬沼ヒュッテ方面は、動力船による水上輸送が可能。
長蔵小屋から販売物資を輸送しているようだ。
右端に長蔵小屋が見えてきた。
大江湿原。
尾瀬沼ビジターセンターについた。
気温は12℃と涼しい。
0.1mmくらいの霧雨と、風が若干あるので長袖1枚ではやや寒い。
尾瀬沼沿岸もいいな。
尾瀬沼の休憩所で飯を食べる。(ご飯200円)
三平峠から尾瀬外に出る。
残雪が若干あるが問題ない。むしろ木道が滑り非常に危険。
まるで石鹸水を撒いたように滑る。
一ノ瀬からは林道を3.2km歩く。
まだ電気バスは運行されていないが、
6月前半のピークシーズンに運行されていないのは何か理由がありそうだ。
大清水〜沼田駅までは関越交通バス。
沼田駅からはJR線等を乗り継いで帰宅する。
以上、無事に帰還、総費用14k(うち減価償却費4k)。