旅行記
2019/05 西穂山荘
西穂山荘は、西穂高岳の南方・標高2360mにある小屋で、
気候が厳しい北アルプスの中で唯一通年営業している山小屋である。
ちょうど森林限界の境界に位置し、抜群の展望と豊富な物資が特徴だ。
西穂山荘から上にある西穂独標(2,701m)までは行くことにした。
独標とは地形図上に示される独立標高点のことだが、
これがそのままピークの名前になっている。
英語名では、「Elevetion point」となるようだ。
前回は2011年2月に行っていて、これで2回目だ。
遠いためになかなか行く機会がない。
無雪期は奥穂高などに行きたいし、
積雪期は難易度が高いため、もっと関東寄りの山々に行くことが多いためだ。
今回は3人でテント泊(1泊2日)だ。
1日目

高崎からあさイチの下り新幹線「はくたか」に乗る。
新幹線は混雑も少なく、予約も必要なく、速くて快適。
ただし、料金は高いのが難点。
高崎〜長野で2,590円だが、同じ距離の「あずさ」ならチケットレスで1,450円で済む。

長野に到着。
ここからは篠ノ井線で松本へ。

篠ノ井線からは冠雪した北アルプスが見えて美しい。

新宿からのあさイチあずさが到着する2分前に松本に到着。

松本駅前のニッポンレンタカーでレンタカーを1泊2日で借り、新穂高ロープウェイを目指す。
バスだと2時間を要するダイヤになっているが、実際には1時間50分で到着。

新穂高ロープウェイでは、鍋平高原の登山者用第7駐車場に駐車するが、
駐車場1240m台に対し、ロープウェイ駅は1290m台にあるので、標高差50mとなる。
歩くと15分くらいかかり結構遠い。
荷物と同乗者を最上部でおろしてから駐車場に車を回送するのが良さそうだ。

ロープウェイ駅(2,150m)で降りると大展望。
ここから歩き始める。

歩き始めは下る。意外とアップダウンがある印象だ。
つまり帰りは登ることになる。

残雪があり慎重に。行きはアイゼンなし、帰りは軽アイゼン程度が必要だ。

残雪があり慎重に。

西穂山荘(2,360m)に到着。

ラーメンが売っている。9時〜14時。
ご飯は売り切れだった。残念。

小屋の売店もいろいろ売っていて快適だな。
テント泊でも、夕食2500円、朝食1500円で食べることが可能。予約不要とのこと。

とりあえずテントを建設し、荷物を放り込んで、西穂独標を目指そう。

ひと登りすると森林限界。

眺めがいい。
残雪が一部あるが、アイゼンは不要だ。(西穂独標までの話)

登る。

眺めがいい。

特に危険な場所はない。

西穂独標の山頂直下だけは、岩場になっていて注意。

慎重に。

山頂についた。
11峰と書いてあるのは、西穂高岳11峰という意味。
ピラミッドピークは8峰だ。

三脚をもってきたので記念写真。

パノラマ。

パノラマその2。

奥穂高とジャンダルムが見える。

上記写真の奥穂高を拡大。人が居るようには見えない。

帰りも慎重に。

テント場に戻る。
夕食の準備をするともう夕暮れになってしまった。

今回搬入食糧。
チョコレート類は溶けるので、当日に買いたいところだ。
水は2Lを持参(出発前に0.8Lを別途飲んでいるので実質2.8L)。
山荘でも水を調達できるが、1L 200円と結構なお値段なので、節水したい。
なお、ペットボトルの水も自販機で買える(500ml
300円)。

日が沈んだ。
ISO100、F3.0、15sと、昼間の1/4000sと比較して6万倍も暗くなっている。
暗くなったので寝る。
20時就寝。
2日目
4時10分起床。8時間睡眠。
スマホ温度計が+4℃だったので、テント内は2℃くらいだろう。
モンベル#2(快適2℃まで)+ダウンジャケット+ダウンパンツ+ホッカイロ2枚で、
まあ通常通りくらいに寝れた。

暁の地平線。

ISO500 、 F3.0 、 1/20s だが、露出補正(1段)を考慮すれば昼間の1/1600の光量。
だいたい40AU離れた冥王星の昼間と同じくらいの明るさだ。

で、準備をしている間に一気に日が高くなる。
6時に出発。

かっこいい。

山頂に再び。
笠ヶ岳がかっこいい。

誰もいないので360度パノラマだな。

下る。

下りのほうが慎重に。

山荘に戻ってきた。

樹林帯の下りは要注意。アイゼンを装着して下る。

途中、ロープウェイ駅手前500mには、非常用の避難小屋がある。
机があり変な雰囲気なのは、ここで夏は登山届の確認などをしているようだ。

ロープウェイ駅に戻ると三角点を発見したので写真を撮る。
解説板には、「標高2,155.94m」とあるが、手持ちの地理院地図では2156.1mになっている。

ロープウェイで下る。

帰りは「ひらゆの森」に寄り、飛騨牛の味噌定食を食べる。
非常にうまい。ごはん4杯食べ、1600円。
温泉も500円と非常に良心的。
平湯温泉は昔は飛騨の奥地の秘湯だったが、
乗鞍岳や上高地へのマイカー規制の乗換ポイントになっているため、
安房トンネルが開通して観光地の交通の要所になっている。

帰りも松本駅から篠ノ井線(特急WVしなの)に乗る。

長野駅からは新幹線に乗り、一気に高崎へ。
この時間には、長野高崎ノンストップの「はくたか」があり、わずか40分と超絶に速い。
以上、無事に帰還。総費用28k。
一部の写真は友人撮影。お疲れ様でした&ありがとうございました。