旅行記
2019/04 安達太良山(くろがね温泉)
安達太良山は福島県にある標高1,700mの山である。100名山選定。
中腹のくろがね小屋は、温泉がある珍しい山小屋で、
温泉宿として見れば歩いてしか行けない温泉宿で、非常に人気が高い。
11年前の2008年に行ったことがあったのだが、
遠くてなかなか行く機会がなかったが、
天気が西から悪化傾向とのことで、できるだけ東の場所を選定した結果、
安達太良山に決定したものだ。
小屋の予約は前日にしたため、素泊まりである。
食事つきで宿泊したい場合には、3日前までに予約する必要がある。
完全予約制なので予約なしだと下山(駐車場まで1時間半程度)を指導されるはず。
人気が高く、冬場や夏の土日は満員御礼(50名)のことが多い。
4月が最も空いているが、それでも今回は満員だった。
建て替えのため、2020年3月までは営業するがその後は未定。
建て替え後は、噴石対策のために防弾仕様の小屋になるようだ。
東京都民の高尾山、大阪府民の金剛山のように、福島県民には安達太良山、
というわけで地元に愛されている山であるので、いついってもにぎわっている。
今回で安達太良山は2回目(4日目)だ。
1日目

北関東道を走ってまずは東北道へ。
北関東道は土日の渋滞ポイントよりも外側にあるので、渋滞関係なしだ。

東北道をひたすら北に走っていくと正面に安達太良山が見える。

安達太良山の奥岳駐車場からは、ゴンドラリフト「あだたらエクスプレス」に乗る。
標高差400mを往復1700円で運んでくれる。
前回はたしか往復とも強風で運休していたはず。
冬場は強風で運休になりやすいこと等から、
スキー場営業としてはゴンドラリフトの使用はとりやめ、ゲレンデも廃止してしまった。
このため冬山登山としては、ゴンドラリフトは使用できない。無雪期は営業する。

気温は1,340mの山頂駅で2℃と暖かい。

ではスタート。

山頂駅のあたりでも、すでに低木化した針葉樹林になっていて、見晴らしがよい。
ハイマツではないようだ。

登る。

登る。

山頂直下まで来た。
視界がないと道がわかりにくい。平坦なので迷ったという報告も多い。

山頂。

記念撮影だな。

毎秒12枚の高速連写でジャンプ撮影も楽勝だな。

傾いた三角点。1,699.6mだが実際には不明。

鉄山方面が見える。

福島県のドクターヘリが上空をパス。
また、羽田〜新千歳の航空路や、仙台空港への着陸ルートになっているので、
上空を通過する飛行機が非常に多い。
フライトレーダー24で高度・速度・行先・便名などを特定すると楽しい。

(YAMAPより転載)
フライバイするヘリを撮影する後姿を撮影していただいたもの。
我ながらかっこいい感じだな。
雪山だと地面からの反射が天然のレフ板になり、人物撮影がかっこよく仕上がる。

360度の展望だ。

では、次は鉄山へ。

鉄山へは、山頂から往復1時間半だ。

鉄山。こちらには古い規格の三角点がある。

火口観測用カメラがある。

下にはくろがね小屋が見える。

では、いったん安達太良山の山頂に戻り、小屋に下ろう。

視界がないと迷いやすい。

尾根を3回越える。

すると小屋が見えてくる。

さっそく小屋にログインだ。
素泊まりだと1人4,320円と安い。

さっそく自炊して夕飯にする。
缶ビールやカップヌードルも売っているが、昼食になるようなものはない。
PETボトル500mlは310円と安い。
釣り銭が不足しているという掲示があるが、310円や420円など、
消費税UPを厳密に価格に反映しているのが原因の1つだろう。
宿泊料も4,320円などと10円玉が頻繁に登場する。
物資が安いのは、無雪期(6〜11月)はジムニーで200kgくらい搬入できるためだ。
冬場はボッカによっているようだが、無雪期の間に燃料など日持ちするものを輸送しておくようだ。
無雪期にジムニーが通れる道なら、
スノーモービルで高速輸送も可能かもしれない(途中まででもだいぶ違うはず)が、
操縦には高い技術が求められので誰も簡単にというわけにはいかない。


夕飯その2。
ラーメンは残り汁を捨てると環境破壊になるため、
焼きそばと同じ方法で作成するのが正解。
まあ、残った鍋の中身を投棄していたパーティもいたが。

では、温泉に入る。
飲酒入浴禁止との表示があるので、僕は酒は飲んでいない。
が、結構テンション高めな人が代わる代わる入ってくる。なぜだろう。

源泉は透明だが、浴槽に入ると湯の花が出てくる。
成分は硫黄系のようだが、詳細はわからなかった。
水の蛇口があるので、源泉と水を混合してから風呂を上がるのがよい。

日が傾いてきた。

小屋の少し上まで行けば、携帯の電波が通じる。
小屋内では圏外だ。
小屋の電話は衛星電話なので、予約の際、話したいことを整理してから電話し、
短めに切り上げないと凄い料金になりそう。
僕は余りまくっているキャラモノテレカを使って公衆電話から電話した。

小屋には安達太良山のハザードマップがある。
どうやら小屋は、火砕サージの範囲に入っている。
どのくらいまで助かるかは、状況によるのでなんとも言えないだろう。
しかし、「火山だから行かない」と言い出すと登山の楽しみが半減するので、
事前に情報収集のうえ、とれる対策はとって、出かけることとしている。

温泉成分はこのような感じだ。pH2.5となかなかの酸性温泉だ。

小屋はこんな感じで3階建て。1〜3階まで吹き抜けになっている。

小屋では宴たけなわである。
盛り上がっているパーティが、焼肉を1kgくらい焼きだして、小屋内には煙が充満して凄いことに。
小屋は吹き抜けになっているため、干してあるジャケットなども多い。

宴会は超盛り上がっているが、眠くなってきたので寝る。
小屋内は暖かいが、掛け布団は毛布1枚が基本なので、少し厚着して寝るのが良さそうだ。
20時就寝。
2日目
5時起床。

朝食後、再びスタート。

頂上を目指す。

まもなく頂上。

頂上。

記念撮影。

人が少ない。

写真だけ撮ってすぐに下山にかかる。

薬師岳(ゴンドラリフト山頂駅)まで戻ってきた。

ゲレンデが見える。

ゴンドラリフトで下る。

帰りは、福島市内を経由して帰る。途中、「道の駅つちゆ」に寄っていく。

福島市内のラーメン屋で食事。なかなかうまかった。

市内の酒屋で日本酒(福島の地酒)を買い、帰還。
走行距離は約500km、燃料消費量は34L、燃費は約15km/Lだ。
以上、無事に帰還。総費用19k。