旅行記
2019/02 両神山
両神山は埼玉県にある1,723mの山である。百名山選定。
今回もメインとなる日向大谷(ひなたおおや)ルートだ。
自宅からも近く、お手軽に行ける山である。
冬型気圧配置時には晴天圏内になり、
冬でも積雪が多くない。
しかし、狭い稜線やトラバースが続き、凍結時は危険である。
冬場ならば最初から最後までヘルメット装備が望ましい。
今日は1泊2日の行程でテント泊で行くことにしたものだ。
途中には清滝小屋という快適な県営の小屋がある。
営業休止から10年経っているが、小鹿野町が管理をしていて、
小屋やトイレはもちろん、布団もちゃんと綺麗だし、よく管理されている。
広くて明るいテント場もあり、ゆるキャンに最適な立地だ。
これで両神山は17回目だ。
1日目

非常に疲れたので、自然体で起きると朝9時。
急いで準備をして両神山を目指す。
小鹿野町の中心市街地付近からは、よく両神山の特徴ある山容が見える。
(ドライブレコーダ動画から切り出し)

なお、登山口までの途中の道路に凍結・積雪はなく、
ノーマルタイヤで来ている車もいた。

日向大谷からスタート。
駐車場は上から順に4つあるが、上の2つは有料(1日500円)。
このため下の2つが人気がある。ただし標高差60mあり、
登り12分、下り8分の計20分が余計に必要になる。

ここから登山道だ。

トラバースが多いので要注意。
途中、がけっぷちに花が置いてあった。
落ちると大破か死亡するような斜面が多く、気が抜けない。

水場。

小屋の水場は凍結しているので、たっぷりと給水していこう。
5Lを給水する。
水には小さい蚊の死骸が混ざっていたり、
水源地が大気開放されて汚染されている可能性がある。
前回は寄生虫がいた。
かならず煮沸して使用すること。80℃で2分もやれば十分だろう。

清滝小屋。

水が枯れているが、水源地を探ると、水源地は生きている。
崖下で危ないのでヘルメット装備でここまでくること。
途中のホースが外れていて、漏水が氷の塊になっているので、
ホースの接続は春まで不可能。

小屋に戻る。

管理小屋の扉が開放されていたので中を見ると風呂場になっている。
扉を閉じておく。

テント場も快適。ゆるキャンだな。

今回搬入食糧。
飲料水2L+雑用水5Lである。水が豊富で快適だな。
手前のサラダは要冷蔵で、途中のコンビニで買ったもの。
車だと要冷蔵のものを持ってこれるので便利(電車だと車内が暖かくダメになる)。
要冷蔵のものをそこらへんに置いておくのはなんだか違和感があるが、
室内はマイナス2℃と寒く、むしろサラダは凍ってしまった。
冬山なら冷凍食品も持ってこれそう。
ポテチなどは白馬の余り。ポテチはいかにも塩分多そうだが、
100gあたり600kcal・0.9gなので、2400kcalあたりに換算すると3.6gと、
1日目標の2400kcal・6gを下回る。
手前の焼きそばはソースをかけずに食べる。

室内は2℃と暖かい。

今日も清滝小屋には1人だけ。
暗くなってきた。
40W相当の電球(LEDなので消費電力は5W)でかなり明るい。
ただし36Whのモバイルバッテリーで実効5時間程度の使用時間だ。
なお、食料をつるして保管している。(ネズミ対策)
右の消火器は安全ピンが抜けているので間違って触らないように要注意。

夜になると下界の夜景が輝きだした。
ここも1280mと結構高いので秩父の市街地を見下ろす位置にある。
ただし木が多くてよく見えない。

夜空を見上げると月が明るい。
さて、以前は圏外だったのだが、いつのまにか携帯の電波圏内に。
天気予報などを入手可能で、大変心強い。
ではやることもないので寝る。
では、テントに戻り、寝よう。
20時就寝。
2日目
7時起床。
モンベル3#(6℃まで)+ホッカイロ4枚+αで快適に睡眠。

室内はマイナス2℃、室外は予報ではマイナス7℃くらいである。

では、頂上へ。

1400m付近まで登ると頂上が見える。

登山道には一部凍結がある。
産体尾根(1420m)〜両神神社間は、下りはアイゼンが必要だ。

両神神社。
ここまでくれば、あとは広い尾根沿いだ。

山頂。

東側へは尾根がひたすら続いているのが美しい。

八ヶ岳は真っ白になっている。

富士山が見える。

三角点。

山頂標識。
完全装備で寒くない。

パノラマ3500PIX

下りはアイゼンを付ける。
10年前に買ったエバニューのアイゼンが壊れたので、モンベルを購入。初投入。
ラチェット式だと片足につき2箇所を締結する必要があるが、バンド式だと1箇所で済む。
しかも軽くてコンパクトだ。

凍結しているので下山も慎重に。
落ちたら大破〜死亡だ。
途中、清滝小屋で宿泊荷物を回収していく。

日向大谷に戻ってきた。
60m下の駐車場まで戻り、帰りも慎重に運転して帰る。


その後、魚が19匹釣れて超大漁とのことで、
自宅に戻り、シャワーを浴び、県内某所へ(往路70分、復路53分)。
自宅帰還は23時すぎ。
行き 1020→1200
帰り 1435→1610
以上、無事に帰還。総費用 9k。(宴会は含まず)