旅行記



2019/01 両神山

両神山は埼玉県にある1,723mの山である。百名山選定。

今回もメインとなる日向大谷(ひなたおおや)ルートだ。
自宅からも近く、お手軽に行ける山である。

冬型気圧配置時には晴天圏内になり、
冬でも積雪が多くない。
しかし、狭い稜線やトラバースが続き、凍結時は危険である。
冬場ならば最初から最後までヘルメット装備が望ましい。

今日は1泊2日の行程で行くことにしたものだ。
途中には清滝小屋という快適な県営の小屋がある。
営業休止から10年経っているが、小鹿野町が管理をしていて、
小屋やトイレはもちろん、布団もちゃんと綺麗だし、よく管理されている。

これで両神山は16回目だ。


1日目



非常に疲れたので、自然体で起きると朝9時。
急いで準備をして両神山を目指す。
なお、登山口までの途中の道路にほとんど凍結はなく、
ノーマルタイヤで来ている車もいた。
途中、皆野寄居バイパスからは両神山の特徴ある山容が良く見える。
(ドライブレコーダー動画から切り出し)
ドライブレコーダーはHDRモードで動作しているため、
動画1フレームあたり2枚撮影していることから、
動きの速い物体は2重に写っている(例えば、右の柱)。


日向大谷からスタート。
駐車場は上から順に4つあるが、上の2つは有料(1日500円)。
このため下の2つが人気がある。ただし標高差60mあり、
登り12分、下り8分の計20分が余計に必要になる。


ここから登山道だ。







トラバースが多い。
途中、がけっぷちに花が置いてあった。
落ちると大破か死亡するような斜面が多く、気が抜けない。


水場。



小屋の水場は凍結しているので、たっぷりと給水していこう。
6.5Lを給水する。
水には小さい蚊の死骸が混ざっていたり、
水源地が大気開放されて汚染されている可能性がある。
前回は寄生虫がいた。
かならず煮沸して使用すること。80℃で2分もやれば十分だろう。


清滝小屋。



今回搬入食糧。
飲料水2L+雑用水6.5Lである。水が豊富で快適だな。
手前のサラダとケーキは要冷蔵で、途中のコンビニで買ったもの。
車だと要冷蔵のものを持ってこれるので便利(電車だと車内が暖かくダメになる)。
要冷蔵のものをそこらへんに置いておくのはなんだか違和感があるが、
室内はマイナス4℃と寒く、むしろサラダは凍ってしまった。
冬山なら冷凍食品も持ってこれそう。


小屋裏からは秩父が良く見える。



テント場も開放感がある。



雪が降り出したので小屋内に退避する。



暗くなってきた。
小屋は自分1人だけ。
40W相当の電球(LEDなので消費電力は5W)でかなり明るい。
ただし36Whのモバイルバッテリーで実効5時間程度の使用時間だ。
なお、食料をつるして保管している。(ネズミ対策)


夜になると下界の夜景が輝きだした。
ここも1280mと結構高いので秩父の市街地を見下ろす位置にある。
ただし木が多くてよく見えない。


夜空を見上げるとオリオン座。
ベテルギウスが赤色だったり、シリウスが明るかったりなのがはっきりわかる。

さて、以前は圏外だったのだが、いつのまにか携帯の電波圏内に。
天気予報などを入手可能で、大変心強い。
ではやることもないので寝る。

19時半就寝。


2日目


7時起床。
モンベル3#(6℃まで)+ホッカイロ3枚+小屋毛布で快適に睡眠。


室内はマイナス4〜5℃、室外は予報ではマイナス9℃くらいである。
プラティパスの水はすべて凍結、サラダも凍結、解凍して食べる。


では、片づけて頂上へ。



1400m付近まで登ると頂上が見える。



雪が出てきた。
登りはアイゼンを付けるほどではないが、慎重に。(当然、アイゼンは必携)


両神神社。
ここまでくれば、あとは広い尾根沿いだ。


山頂。



スカイツリーも見える。



穂高〜槍が見えている。



三角点。



山頂標識。
完全装備で寒くない。



パノラマ360度3500PIX



スタバのコーヒーを飲む。
こちらも要冷蔵だが、むしろ凍ってしまうのを心配するほど。
(実際には油脂類が多いためか凍らなかった)


凍結しているので下山も慎重に。
落ちたら大破〜死亡だ。


清滝小屋で宿泊荷物を回収していく。



日向大谷に戻ってきた。
60m下の駐車場まで戻り、帰りも慎重に運転して帰る。



行き 1026→1159
帰り 1440→1640

以上、無事に帰還。総費用 9k。