甲武信ヶ岳は山梨県・埼玉県・長野県の3県境にある2,475mの山である。
甲武信は甲斐・武蔵・信濃の頭文字である。
今回で甲武信ヶ岳は6回目だ。
今日は秋雨前線が北上したため、奥秩父より北は悪天候の予想。
そこで久々に甲武信ヶ岳に行くことにしたものだ。
今回は、マイカーで道の駅みとみ（標高1090m）からのピストンでテント泊の予定だ。
毛木平からであれば、標高1430mからスタートできるが、
アクセスに＋1時間半くらいかかるため、道の駅みとみからのほうが速い。
朝に自宅を出発し、車で道の駅みとみへ。
国道140号をひたすら走るがなかなか長い。
山道や市街地などどこでも指示速度厳守が重要だ。
それでも2時間ちょいで到着できる。
たまに本則＋35などキハ283みたいな奴が居るのが困るが、
避ければすぐに追い抜いていくので特に問題ない。
無料の市営駐車場に、最後の駐車区画に停めることができた。
まあ、軽自動車ならば駐車区画外に何とか停められるかもしれないが。
ここが満車になると、道の駅みとみまで行かなければならず、CTで往復10分かかる。
で、準備をして10時スタート。
今回は全装備で13.5kgと比較的軽いため助かる。（水は2L持参）
写真の案内板は超バリエーションルートも記載されていて、見てて面白い。
東沢渓谷などは非常に美しいらしいが、残念ながら上級者ONLYである。
林道を30分ほど歩いて登山口へ。
近丸新道は人が少なく、崩壊地もありなかなか危ないため、
徳ちゃん新道を通る。
標高差1300ｍ、展望もないため我慢の登りだ。
ガスっている。
ガスガス。
稜線まで出る。
木賊山。三角点もある。
ガスガスだ。
甲武信小屋に到着。
古き良き山小屋というスタイルでファンも多いそうだ。
冬は左の窓が冬季小屋になっていたそうだが、大人の事情で閉鎖された。
冬季はテントを持参し完全装備で来る必要がある。
次は甲武信ヶ岳の山頂へ。
途中、真ノ沢林道への分岐が。
荒川源流を辿る埼玉県最後の秘境だ。しかし、上級者ONLYだ。
山頂。
このあたりは風が強いらしく、写真左側（西側）の松の枝がない。
三角点がないので標識にタッチだな。
小屋に戻る。
テント場がいっぱいになったので稜線上やヘリポート付近への設営が許可される。
稜線上は樹林帯だが少し風がある。
テント場は小屋のデッキの下なので、宴会をやられるとひとたまりもなく、
こちらのほうが小屋から遠いが快適だろう。
小屋では飲み物も売っているが基本的に食べ物はない。
ペットボトルではなく、350ml缶400円だ。
気温は13℃と涼しい。
夜は11℃くらいになったようだ。
今回搬入食料。
テントがいっぱいだ。
暗くなってきた。
夜になったら晴れてきた。
遅くなっても人が到着する。一番遅い人は19時20分到着だった。
小屋では携帯の電波も通じる。
