旅行記
2018/08 北岳・間ノ岳
北岳は山梨県にある3,193mの山である。
日本2位の高峰、南アルプスの最高峰で、100名山指定。
間ノ岳は山梨県にある3,190mの山である。
日本3位の高峰、南アルプス2位の高峰で、100名山指定。
いずれも近くにあることから、セットで登る人が多いようである。
北岳は10回目、間ノ岳は9回目だ。
暑いので標高が高いところで涼もうという作戦である。
山はもう完全に秋。装備の選定に注意。
ザックは60Lだが、
2日目以降はマットもザック内に収納できる程度に軽量化した(約15.5kg)。
水は登山口時点で4Lを持参したが、1日目終了時点で2L、
3日目下山後に飲み干してちょうどゼロに。
1日目

立川からスーパーあずさ1号に乗る。

甲府からは山梨交通のバスに乗る。0905甲府→1105広河原。
定刻ならば、途中、夜叉神峠でトイレに行ける。

バスは40人で2台だったため余裕で座れる。ありがたい。

広河原に到着。

11時10分くらいから歩き始める。

どんどん登る。
しばらくは沢沿いの登りだ。このため少しは涼しい。

標高1980m地点。

眺めがよいのもこのコースの特徴だ。

大樺沢二又からは、北岳肩ノ小屋方面へ。
このルートは、白根御池小屋経由と違い、水平移動がなく、最速だ。
ぴったり標高差300m/時で登る。

稜線まで出る。

北岳肩ノ小屋。
15時40分到着、到着時刻が遅いので、これでは農取ルール的にはアウトだな。
所要4時間半と、後半は300m/時より速かった。
これは、後半は水が減って軽くなったり、気温が下がったのでパワーが出たことが理由だ。

なかなか眺めがいい。

国内ほぼ最高地点のテント場だ。
風が強いのでハイマツの影に陣取る。

今回搬入食糧。
2泊3日としてはやや少なめ。カロリーメイトは非常食扱い。

テント場はなかなか快適だが、稜線上は風が強い。
稜線から一段下がった場所に張るのがよさそうだ。

こちらは小屋の前のテント場。
近いのでこちらに張る人が多い。

小屋にはいろいろ売っている。
山梨県らしく、赤白のワインもあるのがすごい。

そろそろ日没。

気温は11℃と涼しい。
風も強く、長袖1枚では寒い。

日が暮れてしまった。
遠くには激しく放電・落雷している積乱雲が。
ちょうど東京では大騒ぎになっていたそうだ。

人も少なくなってくる。
今日は5時間睡眠でつらかったため、早めに寝る。
2日目
19時半就寝、5時起床、9時間睡眠。
気温は予報では7℃と暖かく、モンベル#3(快適6℃まで)でぬくぬく。

起きるとすぐに日の出。

撤収と朝食を食べているうちにすっかり日が高くなった。

7時に出発。
増築を繰り返してきた小屋がなかなかかっこいい。

北岳山頂。
とりあえず記念撮影だ。

三角点。
仙丈ケ岳が見える。

中央アルプスがかっこいい。
手前の駒ヶ根からは標高差2000mで立ち上がり、かなりの標高差だ。
こうしてみると森林限界部分は頂上部のほんのちょっとなんだな。

360度パノラマ

では、北岳山荘に下ろう。

途中、急勾配を下っていく。転倒滑落に注意。

北岳山荘に到着すると、ちょうどヘリコプターで物資輸送中。
このためテントを張れず、小屋内に荷物をデポすることに。

2便目以降はモッコを使って物資を大量輸送。
往路では燃料・食料などを運び、復路ではゴミを回収していた。

では、テントなどを北岳山荘にデポしたので、軽くなったザックで間ノ岳へ。
(間ノ岳ピストンのためだけに25Lザックを持ってくるのはロスが大きい)
北岳〜間ノ岳の稜線は日本2位の縦走路だ。
(1位は富士山お鉢周り、3位は穂高〜槍)

途中、異様な音がしたので上空を見上げると、戦闘機らしきものが高速通過。
音速に近いと音が聞こえる位置よりもだいぶ前方にいるうえ、
戦闘機は低視認性塗装なので非常にみつけにくい。
米軍のF-16かFA-18、もしくは航空自衛隊のF-2っぽい。

紅葉が始まって黄緑色になっている。
緑 → 黄緑 → 黄 → オレンジ → 赤 と進む。

間ノ岳が見えてきた。

稜線を振り返る。
中白根山3,055mはかなり高いがただの途中のピークという位置づけ。

次はC-130輸送機が通過。
こちらは、航空自衛隊・海上自衛隊・米軍の可能性があるが、これだけではわからない。
というか、さきほどの戦闘機と飛行方向が同じため、途中で追い抜かれているかも。
こちらはさきほどと違い、ぜんぜん遅い。
巡航速度M0.45(550kmh)だしな。

間ノ岳頂上。

三角点。

頂上は広くなっている。
農取小屋方向は、「ノウトリ」と書かれた黄色いペイントがあちこちにあり、
農取小屋に近いことをうかがわせ、緊張感が走る。

360度パノラマ

次は航空自衛隊のU-125Aが南アルプス全体をS字型に飛行している。
途中、何回か間ノ岳近辺を通る。
高度と距離を守っているので、米軍の訓練飛行のような迫力はない。
カメラによる測距では、距離900mだ。
高度3500mくらいだろう。

では、北岳山荘に戻る。

小屋裏の一等地に設営。
やや風が強い。
水が自由に使えるので、その気になれば湯を沸かして行水することも可能だろう。

北岳山荘。
ちなみに農取小屋は19時消灯、3時半起床だそうだ。
妥当なところだな。
なお、自然体で起きたいため、朝食は無しにして、夕食だけ申し込む。
夕食などを申し込むと、受付にあるお茶やお湯を飲める。ありがたい。

夕食は1回戦目。
1700〜1740の40分が割り当てられているので、
そこそこゆっくり食べることが可能。
テント泊でも夕食を食べることができる(1700円)。
人数が多いときにはカレーになってしまうのだが、
通常の定食タイプとカレーになるかは事前には分からない。

では、暗くなったので寝る。
夜中に起きると夜空が美しい。
北岳公衆トイレが24時間営業なので明るくていいが、電力が少しもったいない。
3日目
19時半就寝、4時起床、8時間睡眠。
気温は予報では8℃と暖かく、モンベル#3(快適6℃まで)でぬくぬく。
むしろ寝るときには寝袋を敷布団にしてその上にそのまま寝たが、
さすがに寒くて夜1時に起きたので寝袋に入って寝た。

ガスっているのでとっとと撤収する。
始発バス(広河原10時)に乗るため、
コースタイム4時間10分なので、逆算して5時50分に出発する。

途中の絶壁トラバースも、ガスっていて怖くない。
ただし落ちれば死ぬので要注意だ。

八本歯のコルからは階段を下る。
滑りやすく、落っこちればだいぶ下まで行ってしまうだろう。要注意。

階段エリアが終わると、あとは広河原までひたすら大樺沢の沢沿いを降りる。

広河原に戻ってきた。コースタイムよりやや短縮し、9時15分に到着。
10時のバスまで時間があるので、インフォメーションセンターでカップ麺を食べる。
10時のバスは、北沢峠からのバスが工事の影響で遅れているため、20分遅れで出発。
甲府駅には10分遅れで到着したので割とギリギリのダイヤになっている模様。

甲府駅からはスーパーあずさで新宿へ。
新宿からはSSラインなどを乗り継いで自宅へ。
以上、無事に帰還。総費用23k。