旅行記
2018/08 槍ヶ岳
槍ヶ岳は、長野県/岐阜県にある3,180mの山で、
日本5位の高峰、北アルプス2位の高峰である。
これで槍ヶ岳は6回目だ。
(2009-05、2011-09、2013-10、2015-07、2016-08)
装備は、水4Lも含めて15.5kgまで軽量化した。
食料は2泊3日分で約1kgだが、小屋の食事に頼る予定だ。
小屋が多く、クオリティも高い、北アならではの方法だ。
食料は足りなくなると大変なのでいつも多めに持参してしまうが、
北アならば足りなければ買えばいい。
1日目:上高地→横尾→槍沢(ババ平)
2日目:槍沢(ババ平)→槍ヶ岳山荘→槍ヶ岳→槍ケ岳山荘
3日目:槍ヶ岳往復
4日目:槍ヶ岳山荘→槍沢(ババ平)→横尾→上高地
天気がよければ大キレットへとも思ったが、
大気が不安定で午後の行動は危険そうだ。
安全をみて槍ヶ岳への単純往復にしたものだが、
3,000mに44時間も滞在てきて避暑生活を満喫できた。
槍ヶ岳山荘への連泊はこれで2回目だ。
避暑といっても、お盆も過ぎたので、すでに3000m級の山は秋だ。
装備の選定に要注意。
初秋の槍ヶ岳へ。
1日目

高崎から北陸新幹線で長野へ。
長野から上高地直行バスに乗車予定だ。
これが東京から上高地への最速ルートである。
新宿から始発0700「あずさ」で松本経由の場合、上高地到着は12時。
同じく新宿から大宮へ、大宮0642の「かがやき」に乗ると、
長野0815の上高地行きバスに接続して上高地到着は11時だ。
新幹線なので混雑も少なく、速くて快適、正確であるが、
ただし正規料金ベースでも1000円くらい高いのが難点となる。

朝一の「かがやき」が高崎駅を通過していった。
後続の「はくたか」に乗って長野へ。

長野からはバスで上高地へ。
15人くらいしか乗っておらず、2席使用できて非常に快適。

上高地に到着。
バスは定刻の11時05分に到着し、
上高地インフォメーションセンターでシャワーを借りて汗を流す(200円)。
11時40分に歩き始める。

横尾。

一の俣。

槍沢ロッジ。
ここに泊まると風呂がある。
テント場(ババ平)はここから標高150mほど上がった場所だ。
夕立の恐れもあり、殺生ヒュッテまで行くのは不可能だ。
その恐れがなくても19時到着になってしまい非常識。

テントを設営する。
香川県の高校の山岳部がすごい人数だ。他にも高校大学の山岳部が多い。
で、もちろんうどんを食べていた。
高カロリー高糖質、大人数でも調理が簡単、具も選ばないし、山には最適だな。

今回搬入食料の一部。
しかし、北アの場合、テント泊でも、飯を小屋で食べることも可能。
その場合かなり軽量化できそうだ。
写真だけで食料は1.5kgほどあるためだ。
なお、水は歩き始めで4L持参したが、槍沢到着で1.5L消費し、残り2.5Lに。
では、寝る。
夜は少し夕立が降ってきた。
2日目
20時就寝、5時起床。
標高2000mでは寝るときには寝袋に入らなくてもいいくらいだ。
ただし朝はモンベル#3(快適+6℃)に入ってやや暑いくらい。

7時ということもありもうほとんどのテントは撤収している。
残っているテントはここから槍ヶ岳への日帰り組だろう。

大曲。
秋田新幹線のように、ここで90度折れる。

登る。

天狗原分岐。

南岳方面はあちらだ。

カールの上部まで来ると景色はかなりいい。

まもなく槍ヶ岳山荘に到着。

テントを設営する。
ここも穂高岳山荘テント場に負けず劣らずの絶壁テントサイトだ。
寝相が悪かったら落っこちそうだが、
地震があれば落石しそうな雰囲気であんまりよろしくない。
落石しなさそうなサイトをあらかじめ確認し、受付したほうがよいだろう。
ちなみにここが、日本一高いテント場である(標高3060m)。

天空の山小屋だな。

槍ヶ岳が見える。
槍ヶ岳山荘ヘリポートからドローンを離陸させてるドローンマニアが。
草野球を東京ドームでやるようなものだな。

中日新聞のヘリが上空を旋回している。

とりあえず山頂へ。

写真。
ちなみにヘルメットは山荘で500円でレンタル可能だ。

三角点(の残骸)。

ガスが多いのが残念。

パノラマ。

下りもなかなか怖いので慎重に。

いつのまにかのぼりが渋滞している。

槍ヶ岳山荘に戻ってきた。

槍沢が見える。

ちなみに11時にはテント場はいっぱいになってしまった。
いっぱいの場合は、20分下った殺生ヒュッテに張るように指示される。
これだけ風があるテントサイトなのにツェルトがあるのがすごい。

で、槍ヶ岳山荘で夕食だ。
テント泊+夕食+朝食で4700円。2泊なので9400円になっている。
夕食は17時から。
朝食は5〜7時の好きな時間に食べればよい。
3日目
20時就寝、5時起床。
さすがに槍ヶ岳山荘のテント場は遅くまで騒ぐやつもおらず、
19時には完全に静かになる。
モンベル#3でちょうどいいくらいであった。
気温は12℃程度か。
せっかく持ってきたダウンジャケット2着は着ずに、たんに枕になっただけだった。

朝食。

ガスっているが暇なので再度頂上へ。

今日はなかなか渋滞。

ガスが取れない。

頂上。
頂上までは1時間半かかる。

夕方になるとガスが取れてきた。

テントは絶壁の岩陰の個室サイトを取れた。
個室サイトは朝7時くらいまでに受付しないといっぱいになる。実質、連泊専用だ。
そして9時半にはすべていっぱいになり、それ以降は殺生ヒュッテを案内されていた。

槍ヶ岳山荘の裏山から。

絶壁のテント場だ。

今日も夕食。
そして寝ようとするが、19時頃に猛烈な雷と豪雨が襲ってきた。
雷は目をつぶってもフラッシュで真っ白になるほど。
雷撃の音が腹にひびく。
気象庁のレーダーナウキャスト雷で確認すると雷活動度3になっている。
近くに落雷すると地面からの電流で火傷したり一時的にマヒしたりするので、
寝ている場合には、心臓が止まる恐れもあり素人にはオススメでいない。
このテント場は尖ったピークの上であるため、落雷するとマジでまずい。
そこでレインウェアを着て山荘に退避する。
20時くらいになると雷雲は通り過ぎたのでテントに戻り、寝る。
しかし、防寒着として期待していたレインウェアがずぶぬれになってしまい、
乾かす時間もないので着れなかったため、やや寒い夜を過ごすことに。
4日目
20時就寝、5時起床。
モンベル#3でやや寒い程度であった。
気温は10℃程度か。

朝食。

今日はガスっているので頂上にも行かずただちに下山するのみである。
食料が減ったため、60Lのザックで、外付けしていたマットもザック内に収納でき、
なかなか軽くなった。

下る。

下界に向かってひたすら下る。

谷底に下るとどんどん暑くなる。
途中で水を補給しつつ下る。

横尾まで降りてきた。ここまでくればほぼ下界。
雨が0.5mm/hほど降ってくるも、
20℃もあるとレインウェアを着るとかなり暑く大汗になるため、
このくらいのわずかな雨なら着ないほうがまだ濡れない。

上高地まで戻ってきた。
槍ヶ岳山荘からは所要5時間。毎回こんなもんで降りてきている。
登りもそうだが、槍ヶ岳はコースタイムがやや緩い感じがするな。
しかし、あまり下りで飛ばすと膝に見えないダメージが蓄積する。
ほどほどにしなければいけない。
上高地到着11時56分で、12時発新島々行きのバスに空席があっため、
滑り込みで乗車券を買い、発車1分前にバスに乗る。
上高地滞在時間は4分となかなか効率的だった。
長野行きの直行バスは、15時30分発なので3時間半も時間があいてしまう。
新島々行きでも12時なら当然そのほうが早い。

新島々。
ここから電車に乗り、松本へ。

鉄道むすめみたいなのがいた。

松本からは特急「しなの」で長野へ。
長野からは新幹線に乗れば一気に高崎だ。
新幹線は速くて快適、長野〜高崎ノンストップの「はくたか」なら、わずか40分。
ただし高いのが難点。
以上、無事に帰還、総費用39k。