旅行記
2018/05 谷川岳主脈縦走
谷川岳は群馬県と新潟県の上越国境にある1977mの山である。
谷川連峰はそこから国境沿いに東西へ延びており、
東に行くと谷川岳馬蹄形縦走コース(天神平からCT14:50)、
西に行くと谷川岳主脈縦走コース(天神平からCT12:50)となる。
ヤマレコでは8割が日帰りであるが、
その場合はマイカー利用になる。
しかしマイカーの場合、縦走なので車の回収が難しい。
では公共交通機関の場合、早朝スタートができず、1泊2日になるが、
ロングコースのため2日かければだいぶ楽である。
このため、公共交通機関利用の1泊2日で計画したものだ。
谷川岳主脈縦走コースは最初と最後を除けば全て森林限界以上で、
標高1600〜2000m程度の縦走とは思えない景色が広がる。
アルプスの2600〜3000mと遜色ないレベルだ。
このコースは、雪が消える5月後半〜10月が無雪期だが、
6月〜9月は暑いため、実質5月・10月のみの期間限定ルートだ。
切り立った稜線が多いため少しでも雪がある場合は不可能である。
1日目
今回はザック重量15.0kg、飲料水2.7Lでスタート。
避難小屋宿泊前提に、寝袋・マット・テントも持参した。

高崎から越後湯沢まで新幹線。
たっぷり金はかかるが快適。

越後湯沢。
越後湯沢からはバスに乗る。
0820発まで1時間程度であるの駅前のコンビニで補給などをして時間をつぶす。

バスに乗り、「平標登山口」バス停で降りる。

林道を1時間ちょい歩き、平元新道の登山口へ。
暑いので汗だくに。
水を多めに持ってきて飲みまくるのがよさそう。
稜線に出れば暑くなくなり、水も減って軽くなる。

1660m地点にある「平標山の家」。
すでに営業している。

ここからは森林限界以上になり見晴らしがよい。
ここまで登ってくると、多少風もあり、暑さはマシになってきた。

平標山の頂上。

三角点。

仙ノ倉山を目指す。

数日前にあった降雪がまだ残っている。
アイゼンを使うほどでもない。

いい感じだ。

仙ノ倉山。谷川連峰の最高峰。200名山指定。2,026m。
本行程の最高地点である。

三角点。

山頂はフラットで広くなっていて360度の展望だ。

西へ。

エビス避難小屋。
内部はかなり小さく、宿泊定員は2人。しかし頑丈で心強い。
190cm x190cmほどで3人用テントと同じ大きさだな。
テント・ツェルトは小屋の前に2張りといったところ。

エビス大黒の頭。

笹原の稜線。まるで日本ではないようだ。
山々を越えていく。

途中、残雪を何回か通過するが、いずれもアイゼンを使わなかった。
といっても、早朝は硬いかもしれないし、アイゼンは必携である。

毛渡乗越。
谷川岳主脈の最低地点である。

越路(こしじ)避難小屋。
テント・ツェルトは小屋の前に2張りといったところ。

万太郎山へ。

万太郎山から。
ここでほぼ中間地点。

大障子避難小屋が見える。

大障子避難小屋は、ドアが破損していて、
内部には雪が吹き込んでいたためか荒れ放題。

オジカ沢の頭を目指す。
途中で大清水トンネルや関越トンネルの直上を通るが、
特に何かそれとわかるようなものはない。
常識的には、区分地上権が設定されているはず。

オジカ沢の避難小屋。
内部は快適定員2名ほど。
ここに宿泊しようか悩むが、17時なので、肩の小屋を目指す。
なお、どこの小屋でも、近くの雪渓から水を得られる。5月限定だ。

肩の小屋が見える。

あと1000mだ。

肩ノ小屋に到着。
バス停からはコースタイム11時間20分、歩行時間9時間で到着。
テント泊の装備を背負っていたのでなかなかつかれた。

受付で宿泊手続きをし、2500円を支払う。
今日の小屋泊は4人だ。
冬季と同じ範囲しか開放されていない。
奥の部屋(東側)や2Fは混雑時のみのようだ。

今回搬入食糧。
実はだいぶ余った。
もう少し少なくしようといつも思うのだが、
非常食を削ると安全性が低下するため、
いつも2000kcalくらい多めに持ってきてしまう。
水は、雨水・雪渓水2L100円 または500mlPET400円で小屋から買える。
小屋内は暖かく、モンベル#3でぬくぬく熟睡。20時就寝。
2日目

翌朝4時半、高い雲が多く、日の出は拝めなさそう。
そこで二度寝する。

8時にゆっくり起きて準備をして撤収する。

いい感じだ。

昨日行っていなかった頂上を目指す。

谷川岳の頂上。

360度パノラマ。

下山にかかる。

熊穴沢避難小屋も出てきた。利用可能。
天神尾根はトラバースに雪が残っていてなかなか危ない。
アイゼンは使わなかったが、必携のこと。

天神平に戻ってきた。

だいぶ暖かくなってきたな。
帰りも電車で帰還する。
1日目 0900→1805(所要9:05 CT11:20)
2日目 0830→1020(所要1:50 CT2:00)
2日計 所要10:55 CT13:20
以上、無事に帰還。総費用 k。