旅行記



2018/04 尾瀬(燧ケ岳・至仏山)

5月連休なので山開きした尾瀬である。
今回は3泊4日で尾瀬の山に登る作戦だ。

1日目 鳩待峠→至仏山→鳩待峠→山ノ鼻
2日目 山ノ鼻→燧ケ岳→山ノ鼻
3日目 山ノ鼻→至仏山→山ノ鼻
4日目 山ノ鼻→鳩待峠→至仏山→鳩待峠

尾瀬はこれで22回目(56日目)である。


1日目



今回から冬靴を投入である。
というかこれだけ積雪期の山に行っていて冬靴じゃなかったのかよ。
ザック重量は歩きはじめで21.1kg。
まあ、登山口からテント場までは1時間なので何とかなる。


沼田からバスで戸倉へ。戸倉からバスに乗り鳩待峠へ。
鳩待峠は閑散としている。
では、準備をして出発。
去年から至仏山の入り口は赤ポールで誘導されるようになった。
いままではみんな色々な場所から登っていたからな。


完全に雪山だな。
至仏山を目指す。


森林限界を超えるとめちゃくちゃ暑い。
トラバース気味に高度を上げていく。


小至仏山のトラバースは雪が腐っていて不安は全くない。



頂上。
1年ぶりの至仏山だ。


三角点。
なお、近くの武尊山と巻機山にそれぞれ1等三角点があるため、
こちらは2等三角点となっている。


いい感じの展望だ。
携帯の電波も入る。


360度パノラマ横2800PIX



撮影。
暖かいので余裕だな。


帰りは往路を戻る。
ガスっているときには誘導ポールに注意して下るが、
晴天かつトレースも十分あり全く問題ない。


鳩待峠に戻ってきた。
預けた荷物を回収する。


鳩待山荘横の食堂でメシにする。(上州牛コロッケで定食400円)
米だけで見れば、アルファ米よりも安くて早くてうまい。


で、山ノ鼻に降りる。
テントを設営、平日なのでスカスカだ。10張りくらいだな。


尾瀬なので水は豊富、風呂にも入れる。大変ありがたい。
3泊4日くらいになると風呂に入らないとつらい。
ただし、石鹸シャンプーは使えないので、汗を流す程度だ。


今回搬入食料。4日分なので大量である。
かなり激しく運動しても、1日3,000kcalあれば十分対応できる。
なお、3日分程度にして、小屋の食堂で補給する作戦にした。
というのも、アルファ米より小屋の白飯のほうが安いためだ。


暗くなってきた。
山ノ鼻テント場は、風呂もあり超快適なのだが、
携帯の電波がないのが難点だった。
しかし、今年から、「OZE Green WiFi」が利用可能で、
接続すればスマホからインターネットが可能。大変便利。
なお、至仏山に標高200mほど登ると電波圏内(ドコモ4G)になることから、
山ノ鼻からドローンにモバイルルーターを搭載して直上200mを飛行させ、
電波を受信し、モバイルルーターを経由して通信する方法もあるが、
実用性は不明(そんなことやる奴はいないだろう)。


2日目

20時就寝、6時15分起床、約10時間睡眠。
モンベル0#+ホッカイロ4枚でぬくぬく熟睡。
夜は雪が若干降ったので0℃付近だっただろう。


すっかり明るくなった。



至仏山荘で朝飯にする。
6時半〜15時まで営業しているので、遅めになるが朝食にも間に合う。
食料への持ち込みOKらしいので、カレーライスにアルファ米260gを追加、
約1.5合のごはん超特盛カレーだ。
このあとすぐに歩き出すので、盛大にエネルギーを補給してもOKだ。
普段の生活でこんなん食べたら血糖値がたいへんなことに。


では、燧ケ岳を目指す。



燧ケ岳は非常に遠い。
あそこの頂上まで日帰りだ。
写真右では、環境省が固定翼ドローンで何かの調査を行っている。
固定翼ドローンは航続距離が長い・積載量が多いなどの利点がある。
大型のものなら40kgくらいの積載量があるので、
環境省のお姉ちゃんを搭載して直接調査ができそうだ。


見晴の山小屋群に到着。
尾瀬ヶ原は雪が腐ると歩きにくいため、
日の出前後くらいまでに通過したいところだが、今年は木道が出ている。


桧枝岐小屋は営業している。



ヘリコプターでの人員輸送をやっている。
ちゃんとスキッドからソリに換装されている。
雪があればどこにでも着陸可能で大変便利(国土交通大臣の許可は必要)。


見晴からは樹林帯をゆるやかに登っていく。
途中、燧ケ岳方面への分岐は、
上水道施設から登り1分ほどの場所にあり、
「高山植物」と書かれたA3くらいの鉄看板と、
ヒウチと木の幹にスプレーで書かれているのですぐに分かる。
例年だと分岐点に標識はない(雪で埋まっている)から、
うっかりして直進する人多し。


トレースはない。
そこからは新見晴新道を登っていく。
沢沿いの旧見晴新道のほうが傾斜が緩く、雪も緩んでいて安全だ。
新見晴新道は上部が急勾配で危ない。ここはアイゼンを装着する。


途中、標高2200m付近では、沢の底(写真)から尾根に乗り換える。



しかし、尾根に乗り換える地点は2mくらいの雪壁になっていて難しい。
そこで、そのまま沢沿いを直進し、柴安ー(頂上)と三角点ピークの間のコルに出る。
傾斜はきつく、雪崩やブロック崩落に厳重注意。
雪は緩んでいて滑落の心配は少ない。むしろシリセードに最適。
去年はやぶが出ていたが、今年は完全に埋没。
頂上部だけに限れば例年よりもかなり雪が多い。
また、コルから頂上までは急勾配で要注意。
アイゼン・ピッケルが必要だが、軽アイゼンとストックで登ってきた人もいた。


燧ケ岳の頂上だ。



昨日と同様、暖かい。



尾瀬沼がかっこいい。
隣の三角点ピークからドローンが飛んできた。
第三者から30mの離隔をとっていないので航空法違反だな。


尾瀬沼付近の施設群が見える。



至仏山を見る。
山ノ鼻から至仏山への登りルートは写真赤線のとおり。
下りでは、5合目付近から写真右へトラバースしていくが、
このまままっすぐ降下して沢に入ると崖が出現して進退窮まるので要注意。


360度パノラマ横2800PIX



では、下山にかかる。



旧見晴新道はトレースができて歩きやすい。
特に危険な個所はない。
新見晴新道よりもおすすめだ。


見晴まで戻ってきた。



桧枝岐小屋で飯にする。
焼肉定食、+100円払ってごはん大盛りにしてもらう。


見晴らしのテントサイトは広くて快適そうだ。
今日は20張りくらいだったらしい。


燧ケ岳を振り返る。



山ノ鼻に戻ってきた。
快適な別荘生活だ。
テントは100張りくらい。
あまりの混雑のため、白いビニールひもで区切られた範囲外や、
山荘の裏への幕営が許可された。
そこでさっそく、広くてすいているスペースに陣取る。


疲れたために早めに寝る。
というか山のテント場では早寝早起きが基本である。
19時就寝、4時起床を目処にしたいところだ。
日本人の平均睡眠時間は7時間半とのことだが、
山では、疲労やテントでの睡眠の浅さを考えると9時間は確保したいところ。


3日目

20時すぎ就寝、7時起床、約10時間睡眠。
モンベル0#+ホッカイロ4枚でぬくぬく熟睡。
夜はフライシートが凍っていたので0℃付近だっただろう。


今日もいい天気。



至仏山荘で朝食にする。
今日はスタミナ丼だ。
毎年GWに毎日通っていると、山荘スタッフに覚えられる。


今日は至仏山に往復だ。



階段は登らず、右の沢沿いへ。



3合目付近で森林限界、見晴らしがいい。



帰りはシリセードに絶好の斜面だ。



途中、7〜9合目付近は夏道が出ている。
8合目付近には、テラスとベンチがあり、休憩に最適。
ビバークするやつもいるとかなんとか。


頂上。



相変わらず三角点。



今日はすごい人出だ。



平ヶ岳が見える。
先週歩いたルートは、赤線のとおり。
雪崩の危険もあり、尾根上をなぞるため、結構遠回りに見える。


360度パノラマ横2800PIX



では、山頂で4時間以上もぐだぐだしたので下山する。



帰りはシリセードで高速下山。頂上から尾瀬ヶ原まで34分で下山した。
これは、富士山を頂上から5合目まで50分で下山するペースだ。
至仏山は勾配がシリセードに最適なうえ、雪面も綺麗だ。
おかげで大量に落し物が発生している模様(至仏山荘に山積みになっていた)。
途中からは沢に入り込まないようにルートを気をつけて下る。


テントに戻ってきた。



今日も大盛況だ。


4日目

20時就寝、6時15分起床、約10時間睡眠。
モンベル0#+ホッカイロ5枚でぬくぬく熟睡。
夜はフライシートが凍っていたので0℃付近だっただろう。


ではテントを撤収する。



鳩待峠まで戻り、そこで70Lのザックを預け、
25Lのサブザックで至仏山をピストンする予定だ。


鳩待峠まで戻ってきた。



食堂で補給してから登る。



至仏山へ。



森林限界を超えるとかなり暑い。長そで1枚でも汗だくに。



頂上。
今回で3回目だ。どんだけ登ってるんだ。


暑くて長袖1枚でOK。
山用長袖が、7年間使っていて穴が開いてしまったので、
モンベルの長袖ジップシャツを買っている(¥5,000)。


同じようにタッチ。



いい天気。
平ヶ岳がかっこいい。


360度パノラマ横2800PIX
人が多い。100人くらいはいるのでは。


では、帰りも往路を戻る。



鳩待峠に戻る。
毎日山に登っているとだんだん体力がついてくる。


戸倉まで連絡バス、戸倉〜沼田駅までは関越交通バス。



沼田駅前のデイリーヤマザキで飯にする。弁当210円(写真)を2つ食べる。



沼田駅からはJR線等を乗り継いで帰宅する。

以上、無事に帰還、総費用27k(うち減価償却費7k)。