旅行記
2018/01 四阿山、草津温泉、草津白根山 モバイル版
1日目・・・【四阿山】
四阿山(あずまやさん)は、
群馬県/長野県境にある2,354mの山である。100名山選定。
これで8回目である。
四阿山は公共交通機関でも行ける。
北陸新幹線上田駅からバスで登山口近くまで行けるが、
登山口の標高1590mに対し、バス停は1330mと低いため、
コースタイムで往復1時間40分の所要時間が余計に掛かる。
以前はもう少し奥の標高1400m地点までバスが入っていたのだが。
とはいえ、積雪期は、9割くらいが最短コースの、
四阿高原ホテルからのピストンで登られている。
なお、山と高原地図2015までは四阿山の記述がいい加減なため、
2016年版以降あるいは1/25,000地形図を持参のこと。
なお、山と高原地図2015までは四阿山の記述がいい加減なため、
2016年版以降あるいは1/25,000地形図を持参のこと。

2日目・・・【草津白根山】
草津白根山は、群馬県にある2,171mの山である。100名山指定。
火山活動活発化のため、2014年6月より噴火警戒レベル2となり、
半径1km以内の徒歩の立入が禁止されていたが、
先般緩和され、500m以内の立入禁止になった。
しかし、いつ再度禁止されるかわからず、早速行ってみたものだ。
なお、この直後に実際に噴火した。
スキー客等に被害が出たが、
もし登山で入っていたらもろに噴火エリアのため、
登山者は確実に大被害になるだろう。
噴火した日は天気が悪かったため、
たまたま登山者が居なかっただけである。
草津白根山という単独の山はなく、いくつかの山の総称だが、
そのうち最高峰の本白根山(もとしらねさん、2,171m)は、
登山道がなく、ブッシュが積雪で覆われる冬季しか登れない。
このため、ロープウェイ駅から往復2時間の短い行程の割に、
100名山ピークハンターにとっては難関の山となっている。
しかも、冬季に草津国際スキー場が営業中は、
安全のためパトロールに禁止されるため(法的権限はない)、
雪が積もっているがスキー場が営業していない期間、
具体的には4月中旬〜GWくらいまでしか登れない。
しかし、2015-2016冬シーズンより、草津町の方針が転換され、
「冬季登山は、装備十分で好天ならば、自己責任で認める。」
というような方針となったことから、
ヤマレコにも次々と記録がアップされているところである。
このため、チャンスであるので、早速行ってみたものである。
草津国際スキー場はロープウェイの強風による運休が多いと評判で、
Wikipediaによると風速18m/sで運休という記事がある。
草津白根山はこれで7回目である。

1日目

前夜にスタートし、四阿高原ホテル登山口へ。
国道からホテルまでは凍結があるが、スタッドレスFFでぎりぎり登れた。
で、車中泊する。
簡易キャンピングカー仕様(定員2名)になっているため快適。
朝起きると、だいぶ車が増えていた。
冬は雪のため駐車台数が少ないことから、早めの到着が重要だ。

ではスタート。

牧場脇の登山道を登っていくが、
スノーシューの連中は牧場を突っ切っていくトレースになっている。
本当は立入禁止らしいが、
黒毛和牛は冬は標高の低い場所に退避させているので、
冬なら立入は黙認ということだろう。

根子岳がかっこいい。
(自分が写った画像をヤマレコの該当記事より転載)

まるで本格的な冬山のようだ。
(自分が写った画像をヤマレコの該当記事より転載)

登る。

吹きさらしの区間は雪が少ないか。

北アがばっちり見える。

もらいものの菓子を食べる。

トレースがあり支障ない。
ワカン・スノーシュー・アイゼンも不要で登山靴で登れる。
ただ、アイゼンは必携だ。

根子岳方面はトレースなし。

あれが頂上だ。

山頂。
奥は上州祠。

山頂標識。

防寒体勢ばっちりだな。
上6枚、ズボン3枚だ。

リッジが狭い。要注意。

根子岳と、奥には妙高連峰と北アルプス北部が写っている。
妙高の奥は日本海。

360度の展望だ。
パルコール嬬恋方面はトレースなし。
リッジに雪庇がついていて危なさそう。積雪期は通る人はまずいない。

では下る。

写真右の牧場に向かって下る。

四阿高原ホテルまで戻ってきた。
車は路上駐車になっているのも3台いた。

車で草津温泉まで移動する。
草津温泉までの道路は、
さすがに群馬県が気合を入れて除雪しているため、
晴天日ならばノーマルタイヤでも草津温泉までいけるほど。
(もちろん素人にはお勧めできないが)
で、ホテルにINする。

狭いが十分、3800円と安い。
さらに、駐車場を無料で2日間使用できたことや、
ロープウェイと温泉の割引券をもらったことで、
宿泊料を1000円くらい相殺できた。

まちなかへ。

草津温泉で夕食にする。
画像は熊笹うどん。
谷川岳にいっぱい生えているアレだ。
次は「大滝ノ湯」で風呂に入る。
合わせ湯は、草津に来たら絶対に入っておきたいところだ。
38℃、42℃、44℃、45℃、46℃の温度の5つの湯船があり、
順番に入っていくのが正しい作法だ。
なお一番高い46℃の湯船は30秒くらいが限界だった。
このシステムは那須湯元温泉「鹿の湯」のような感じだな。
草津温泉はpH2.0程度で十分な殺菌効果が期待できる。
強酸性温泉マニアには特にオススメだ。
夜はやることもないが、山と違って日没後でも活動できる。
多少夜更かしして、21時就寝、8時起床。
2日目

翌朝は、草津バスターミナルから、
ロープウェイ駅行きの始発・無料シャトルバスに乗る。
バスは天狗山から大量に乗車があるため、
始発の草津バスターミナルから乗るのが正解。
天狗山から乗る際には、満車で乗れなかった人がでたようで、
オヤジがゴネて出発が遅延した。

毎時1本なのでタイミングを逃さぬよう。
始発があと1時間早く0830だと助かるのだが。
まあ無料なので文句は言えない。

殺生河原までは、冬季閉鎖された国道を通行する。
ここがロープウェイの山麓駅だ。標高1540m。
硫化水素なども湧き出ており、なかなかの匂いだ。
なお、道路を歩くことはできず、リフトは滑走用具をつけていないと乗車不可、
無料バス以外に選択肢はない。

ロープウェイに乗り、山頂駅に向かう。

いい感じだ。
閉鎖された国道を横断する。

エリアマップを確認。
特に、冬は道があってないようなものなので、
火山規制範囲にうっかり立ち入らないように注意。
ヤマレコでもそういった記録があるが、書類送検された事例もある。

山頂駅ではパトロールに場外届け(登山届)を提出する。
そこからはリフトで更に上を目指す。
ロープウェイ駅や、草津温泉の街並みが見える。
リフトは2020m〜2120mを結んでいて標高差100mだが、
山頂遊歩道に合流するには10m下り、2110mで合流するため、
標高差90mを稼ぐことができる。
なお、下りはリフトに乗るために10mの登り返しがるため、
リフトを使わず歩いて下ったほうが早くてらくだ。

リフト終点(ゲレンデトップ)から歩き始める。
既にここで2120mほどあるため、
頂上まではアップダウンを考慮しても100mも登る必要がない。
むしろスキーメインで来て、
非常用装備を持ちスキー靴のまま頂上まで行けそうだ(推奨はできない)。

ここでロープウェイ山頂駅からの遊歩道に合流。

しかしすぐに分かれ、本白根山2,171mへの直登ルートに入る。
スノーシューのトレースのため、つぼ足ではやや沈む。

なかなかの展望だ。

本当の山頂に到着。
無雪期は猛烈なブッシュに覆われているようだ。
標識はない。

本白根三角点方面を見る。
万座温泉・三角点ともにトレースなし。
このあと万座温泉から4人パーティがあがってきたが、
所要5時間だったと言っていた。

草津白根山はこの箱庭感が楽しいな。

こちらは遊歩道最高地点(2,150m)。
これが山頂標識ということになっている。

鏡池付近の火口を回る遊歩道を1周する。

遊歩道を周回。

鏡池付近の噴火口の底に下る。
なおこの2日後に噴火した。ここに居たら100%死亡だな。
今思えば人もおらず不気味な静けさだな。

本白根展望所。

ここは360度の展望が得られる。
山頂よりもよい。

最高地点に戻る。

最高地点に戻ると人が居たので撮影をお願いする。
ただ、山頂標識などはない。

次は湯釜方面へ。
林道は圧雪されていて問題なく歩ける。

冬季閉鎖中の国道に出た。
スノーモービルのトレースがある。

白根レストハウスも冬季閉鎖中。
この付近で後ろからドローンがローパスしていった。
その先には外国人がドローンを飛ばしていた。
左の∩型のは噴火退避用の避難壕。

湯釜が見える。
温水なので冬でも凍結しない。

「白根山 2,160m」の頂上。
ここも実は積雪期にしか行くことができない。
なお、本当のピークはさきほどの「本白根山
2,171m」だ。

では、13時も過ぎて人が少なくなってきたのでロープウェイ駅に戻ろう。

ロープウェイ駅に帰還。

帰りももちろんロープウェイで下る。
スノボを持ってきて、ここにデポしておくのもいいかもしれないな。
スノボがあれば、シャトルバスの始発よりも早くここに来れるし。

ロープウェイ山麓駅からはシャトルバスで草津バスターミナルへ。

帰りは御座之湯に入ってから帰る。
3湯を比較するとこんな感じだ。
一番のお勧めは大滝乃湯だな。
料金 内湯 露天 洗い場
大滝乃湯 900円 ○ ○ 有り
御座之湯 600円 ○ × 少量
西の河原 600円 × ○ 無し
帰りも慎重に運転して帰る。
高速道路で渋滞にハマり5分ほどロスするが、
基本、自宅は渋滞ポイントより上流側にあるので影響をあまり受けずに帰れる。
四阿山
登り 0730→1010 2h40m(CT3h45m)
下り 1310→1430 1h20m(CT2h25m)
草津白根山
1015→1335 3h20m(CT不明)
以上、無事に帰還、総費用24k。
(車11k、宿4k、行動食2k、食事2k、装備品減価償却2k、温泉1k、RW2k)