旅行記



2018/01 谷川岳

谷川岳は群馬県と新潟県の上越国境にある1977mの山である。

1月は冬型の出現率が高く、谷川岳はほとんど晴れない。
西から接近する低気圧の影響で、西高東低の気圧配置が崩れ、
天候が悪化する前に半日〜1日ほど、
西高東低の冬型気圧配置が崩れ、脊梁山脈の天候が回復することがある。


今日は、西高東低ベースの気圧配置は変わらないものの、
西の日本海上に1022hPaの弱い低気圧が発生、
これにより、西高東低+西低=西中東低の気圧配置になり、
ピンポイントに低気圧東側エリアの冬型が一時的に緩んだ。
この緩みによる晴れは、低気圧が来るまでの半日間しかない。
そのため早速谷川岳に行ってみたものだ。

登山者800人以上がこれまで死んでいる谷川岳、
油断と慢心は厳禁だ。

装備としては、
天神尾根往復オンリーならば、ストック+軽アイゼンでも何とか可能だが、
急傾斜が多く、正規アイゼンが歩きやすいだろう。
実際、9割が正規アイゼンである。

なお、今回で52回目の谷川岳だ。


高崎駅から上越線電車に乗り、水上駅へ向かう。
沼田駅あたりから雪がでてきた。
上牧駅からは谷川岳が見える。
事前に着雪状況や天候の確認ができて大変便利。


水上駅からはバスでロープウェイへ。
水上では積雪80cm以上と例年の2倍くらいの積雪に。
新潟や金沢でも大雪になっていて大変である。


しかし、谷川岳の積雪は例年より少し多い程度だ。
ちなみに多いときには450cmくらいまでいく。
たいてい、アメダスの湯沢・藤原などよりかなり多く、
アメダス「酸ヶ湯」と同じ位のことが多い。


ロープウェイに乗り天神平へ。
天神平から谷川岳を見る。
ではスタート。早速歩き始める。


スキー場を登る。
ちなみに僕が乗った時点では、
・登山者58名
・BCスキーorボード23名
・ゲレンデスキーorボード47名
と、輸送人員の6割以上が登山BCなスキー場は他にはないだろう。


天神尾根まで乗ると谷川岳が見える。
人が多い。
既に冬道に切り替わっている。
たいてい、積雪150cmあたりを目安に冬道になる。
ここ数日は降雪がなかったたためトレースばっちり。


熊穴沢避難小屋は完全に埋没。



登る。



いい感じだ。



肩の小屋。



内部で防寒着を着たり、菓子を食べたりして体勢を整える。



トマ。



かっこいい。
また雲上の「肩の小屋」に泊まりたい。
しかし、明日は大荒れになるため無理。
1月は2日連続で晴れるということはまずないだろう。残念。


ホイップクリームのようだ。



山頂。



写真を撮ってもらう。



かっこいい。
気温はマイナス7度、風は5m/sくらいだ。
待機しているとどんどん寒くなる。
そしてこんな環境の中、小型犬を連れて登ってくる登山者が・・・。


パノラマ横2800PIX。
北アルプスは雲の中で見えない。


奥の院へ。



落ちないように注意。



絶壁から茂倉岳を見る。落ちないよう注意。
一ノ倉岳から茂倉沢を滑走するBCヤーが7名ほど、
一ノ倉岳方面へ向かっていった。
奥に見える雲は低気圧のもの。
気象庁のレーダーで確認すると距離100km。
低気圧は30kmhでやってくる。
森林限界上であれに巻き込まれると大変なことに。
さっさと下山するのが得策だ。


ズームで4km離れた白毛門を確認すると、
トレースがついていて人が登っている(写真矢印)のが分かる。


三角点が埋もれているので標識タッチし、
準備を整え、下山に掛かる。


熊穴沢避難小屋付近ではテントが。
明日は大荒れだがギリギリ樹林帯なので、テント泊も可能は可能?
肩の小屋で泊まると大荒れになったときに幽閉されてしまう。


天神平に戻ってきた。
低気圧により雪が降り出した。


ロープウェイ駅の食堂で掻き揚げ山菜そば700円(谷川岳天然水仕様)。




ロープウェイ駅から歩いて20分で土合駅。
土合駅から電車に乗り、戻る。
ロープウェイ駅からのバスは、
上毛高原での新幹線に接続するダイヤなため、
水上駅から在来線で帰る場合には接続が悪い。


登り:0925→1055(肩の小屋)
下り:(トマ)1340→1430

1月の谷川岳に登頂できて大満足。

以上、無事に帰還。総費用 8k。