旅行記



2017/09 北岳・間ノ岳

北岳は山梨県にある3,193mの山である。
日本2位の高峰、南アルプスの最高峰で、100名山指定。
間ノ岳は山梨県にある3,190mの山である。
日本3位の高峰、南アルプス2位の高峰で、100名山指定。
いずれも近くにあることから、セットで登る人が多いようである。

北岳はこれで9回目、友人は3回目だ。
暑いので標高が高いところで涼もうという作戦である。

北岳・間ノ岳は公共交通機関利用では1泊2日では厳しいし、
車の場合には1人で行くには交通費が高い。
こういう複数人での山行の際にぜひ行きたいところである。


0日目

前夜22時出発、夜1時半に夜叉神峠駐車場に到着し、車中泊する。
室内長が165cmくらいのためギリギリ足りず微妙に足を伸ばせないが、
車内での睡眠は外でごろ寝するよりだいぶ快適だ。
大人2人が何とか車中泊できるのはさすが普通車だな。
で、朝5時くらいからは外がわさわさしてくるため起きる。


1日目



5時半のバスに乗り、6時15分に広河原に到着。
芦安からならば乗れるが、夜叉神から乗る場合、
夜叉神で降りる人数分だけしか乗れない。
なかなかリスクが高いため要注意。


6時25分くらいから歩き始める。



どんどん登る。
僕はテント泊装備、友人は山小屋泊まり装備だが、
友人は水を大量に持っていて重いため、3.5Lを僕が代わりに持つ。
これで僕は19kg、友人は3kgくらいになり、
ペースが同じくらいになった。
ペースを同じくらいにすることでパーティ全体の進行速度が上がり、
結果的に楽になる。


しばらくは沢沿いの登りだ。
このため少しは涼しい。


非常に人が多い。



眺めがよいのもこのコースの特徴だ。



登る。



稜線まで出る。



トラバースして北岳山荘へ行く道は、落石危険のため閉鎖中。



主稜線を目指す。



いったん主稜線まで上がる。
そこからは北岳まで往復35分程度のため、
ザックをデポして北岳を往復する。


北岳山頂。



とりあえず記念撮影だ。



仙丈ケ岳が見える。



三角点。



山梨百名山の標柱が新しくなっている。
ぬいぐるみはどこかの町のゆるキャラに間違われた。


ジャンプして撮るとリア充っぽい。
SNSに上げるのにいいかもしれないな。


では、北岳山荘を目指す。



北岳山荘にチェックイン(僕はテント、友人は小屋泊まり)。
その後は15時とまだ時間があるのでぐだぐだする。、


山小屋はというとこんな感じだそうだ。
布団1枚(1畳)に1人使用可能だったそうだ。
1F大部屋の隅が寝具なし素泊まり用(4800円)だが、
それならテント泊で食事を頼む方法(3700円)もある。


なかなか快適な我が家だ。



今回搬入食料。
レトルト製品は夕食用に持ってきたのだが、
明日の朝飯に回すことにする。
これは倉庫に備蓄されていた防災用品である。
5年間保存されていたが味はどんなもんか。


北岳はガスってしまった。



パノラマ。



北岳山荘のインフォメーション。



夕食は2回戦目だ。
1710〜1740の30分が割り当てられているので、
そこそこゆっくり食べることが可能。
テント泊でも夕食を食べることができる(1700円)。
人数が多いときにはカレーになってしまうのだが、
通常の定食タイプとカレーになるかは事前には分からない。


暗くなってきた。
今日は3時間睡眠でつらかったため、早めに寝る。
18時半就寝。
なお、北岳山荘の発電機小屋にある発電機は24時間運転。
気になる人は遠くに設営したほうがいいが、
あまりに遠くだと今年8月に熊が出たとか。


2日目


翌朝。
朝3時半起床、ガスっていたため寝袋内でぐだぐだしていて、
動き出したのは結局朝4時半。
気温はヤマテン予報だと5℃程度で、
モンベル#3(快適6℃まで)ではやや寒かったが、
ホッカイロなどを使えば全く問題なく眠れそうだ。
撤収しようとしたらテント内からザトウムシが出てきた(怒)。
なぜかテント内やザック内に入ってしまう確率が高い。


ガスっているが間ノ岳を目指す。0510出発。
ザック70Lに最低限の荷物だけを持ち、
宿泊用荷物はザックカバーに包んで山荘付近にデポしている。
(間ノ岳ピストンのためだけに25Lザックを持ってくるのはロスが大きい)


北岳〜間ノ岳の稜線は日本2位の縦走路だ。
(1位は富士山お鉢周り、3位は穂高〜槍)
時折ガスが一部晴れるのだが、基本的にはガスガスだ。
ガスっているため、
中白根山からうっかりあらぬ方向に下ってしまったパーティが居たそうだ。
暗い上にガスっていると道が一部わかりにくいため慎重に。


間ノ岳。



三角点。



とっとと戻る。
北岳山荘には7時15分に戻る。
CT3時間だが、荷物が軽ければ往復1時間45分程度で可能だ。
北岳山荘でまだ寝ている友人を起こし、
準備をし、北岳へ向かう。


途中にはなんと雷鳥が10匹程度いる。
北アルプスと違い、南アルプスは生息数は少ない。
1980年代は700羽くらいいたのが、2013年調査では300羽まで減少。
そのうち10羽がここにいるということは結構すごい。
なお、このあといっせいに飛び立って20mくらい先に飛んでいった。
短距離とはいえ飛ぶところを初めて見た。
しかし、この飛行性能では、鷹などと空中戦になったら勝ち目はない。
やはりこういったガスのときだけ活動する戦略が正解だな。
なお、
R(レア)★ →雷鳥
SR(スーパーレア)★★ →ツキノワグマ
ER(エクストリームレア)★★★ →トキ、ニホンオオカミ、ニホンカワウソ
あたりなのでソシャゲマニアはぜひレアとの遭遇を目指してみては。


北岳の頂上だ。
ガスっているので写真だけ撮り、速やかに下山する。


肩の小屋が見えてきた。
少しだけ秋色に。


北岳肩の小屋で休憩にする。
北岳のガスは晴れた。
友人はラーメンを頼む。
僕はレトルトの肉じゃがを食べる。


休憩後は下山に掛かる。



秋の雰囲気だな。



白根御池小屋でも休憩。
暑い。
友人はカレーライスを頼む。
焼肉定食などもありランチ系は充実している。


広河原に下山したが、超大混雑でえらいことになっている。
3分後に14時発のバスが出るそうなので、立席了承で乗せてくれた。
甲府まで乗るのと違い、われわれは夜叉神の駐車場までなので、
立ち席でも全く問題ない。
結局行きも帰りもねじ込んで乗らせてもらったことに。
1440くらいは車に戻り、1500出発。
中央道の渋滞がえらいことになっていたため、
いったん中央道の須玉付近まで北上し、
そこから国道141号で清里・野辺山方面へ。
小海線沿いに国道141号を走り、南佐久から中部横断道に乗り、
上信越道で高崎方面を目指すのが一番早いことが検索で判明。
さっそくこのルートで行くことにする。
来年3月には中部横断道が国道299までつながるため、
なおさらこちらのルートが便利になりそうだ。


途中からは八ヶ岳が見えてかっこいい。



長坂ICで下りる。



「道の駅南きよさと」で休憩と夕食にする。



山菜そば。(左)
友人は清里カレーを頼む。
この清里カレーはなかなか旨かったのでレトルト製品を買う。(右)
写真はのちほど作ったもの。


次はJR線最高地点に寄っていく。
標高1375mと意外と低い。
なお、JR線最低地点は海底深く、青函トンネルの中にある。
最高地点の記念碑など微妙に観光スポットになっている。


国道141号を北上し、中部横断道に乗ればあとは一気に自宅へ。
途中で横川SAに寄り、買い食いなどをし、20時には自宅到着。

コースタイムの1.2倍程度をかけてゆっくり登降したため、
疲れやひざは問題なかった。

以上、無事に帰還。総費用16k。お疲れ様でした&ありがとうございました。