旅行記



2017/06 富士山

富士山は、山梨県/静岡県にある3,776mの山である。日本最高峰。
富士宮口5合目に前泊のうえ、日帰りで富士山である。
マイカー規制は7月10日〜9月10日のため、
車で行く場合には6月の入梅前がベストシーズンとなる。

心配な風は19m/sの予報だ。

これで42回目の富士山だ。


まずは立川駅に電車で行く。
改札前で友人と合流し、立川駅直近のレンタカー屋へ。
車は新型(3代目)フィット。
友人の2代目フィットRS1.5Lでは、
VTECの効果もあり高回転まで回すといい音するが、
こちらはマイルドな音である。


すぐに御殿場方面へ移動する。
中央道からは正面に富士山が見えて美しい。
ただし、雪は多そうだ。


圏央道を通り御殿場へ。
富士五湖道路の須走を経由するより安くて早い。
普通車・平日・ETCの条件では、
国立府中〜圏央〜東名〜御殿場=2,960円
国立府中〜大月〜東富士五湖道路〜須走=3,310円
と東名まわりのほうが安い。
圏央道はかなり高いイメージがあったが、
これは2016年4月の首都圏の高速道路料金改定により、
一律29.52円/kmに統一されたためだ(改定前は43.2円/km)。
圏央道の利用を促進し、都心部への流入を避けるための措置である。
ただそれでも高速道路普通区間と比較して1.2倍だが、
2人利用ならば60%相当の料金なのでなんとか許容できる。

そして御殿場IC近くのファミレスでステーキを食べる。
(これは服に匂いがついてしまったが、蛋白質の補給になった)


前日22時に富士宮口5合目に到着し、仮眠する。
ホンダ・フィットはほぼフラットになるため、2人で十分就寝できる。
ただし車内の長さが短く、身長170cm以上だと辛い(160cm以下なら快適)。
で、3時半起床。
景色ばかり見ていないで準備をする。

暁の地平線。
東は明るいが下界の夜景も見えて美しい。


あの頂上を目指して登る。
といっても、標高差1400mの登り一辺倒、日帰り軽量装備のため楽勝だ。


毎時標高差300mのペースを目標に歩く。



8合目から上には雪渓が残っている。



高度が上がってくると砂利っぽくなる。
日本には富士山にしかない上部高山帯の魅力だな。
ただし西風が強く、体がほこりっぽい。


9合目からはアイゼンを装着し、夏道から雪渓ルートに移り、登る。
(画像は9.5合目)


雪が硬く、斜度もあるため、正規アイゼン+ピッケルが必須。
特に9.7〜9.9合目付近にあるトラバースが怖い。
無風なら慎重に通過すれば何も問題ないが、突風で煽られる。


慎重に登る。
雪渓の末端は標高3100m付近だから、
落ちたら標高差で500m以上落っこちることになる。
今日のほかの人の記録で、突風で煽られ滑落したとの記録もあった。


頂上の神社に到着。
なお、ここまで山小屋はやっていない。
トイレもあいてないので要注意だ。
最近は低い山の開拓が多かったためか高所性能が良くなく、
ここまで4時間半を要する。
まあ、夏にゆっくりと高所順応をしていこう。


駿河湾などの地形が見えてかっこいい。



菓子など食べて栄養補給する。



あとは最高地点の剣ヶ峰を目指す。
富士宮口山頂〜剣ヶ峰はアイゼン+ダブルストックで対応。
しかし時間が早くて雪が硬いと、滑ったら御釜まで一直線で恐ろしい。


山頂標識だ。



記念撮影。
落っこちると御釜まで落ちそう、要注意。
(なお、軍手は作業用であり、グローブも当然持参している。)


三角点。タッチ。



頂上で昼寝などをして休憩。
マイナス3℃と寒い。下界の真夏日が嘘のようだ。
風も強く、真昼間でマイナス3℃は冬の塔ノ岳にも匹敵するな。
西風が強くて寒いが、山頂標識は黒いので抱きつくと暖かい。


展望を満喫。



では、3時間弱を過ごしたので、
山頂の神社で記念撮影後、下山に掛かる。


9.7合目までは慎重に降りたあと、
雪が腐っていたのでシリセードで高速下山。
一気に標高3100mまで降りることができた。


そこからは適当に雪渓を乗り換えたあと、
標高3000mの元祖7合目の小屋に出る。
雪渓の下部はかなり雪が緩んでいて、シリセードに最適。
雪が汚いので、アイゼンを外して爪先立ちのグリセードでもOK。
雪渓を下るのをミスると、
とんでもないところに出て進退窮まることがあるので要注意。

6合目以下ではガスってしまった。
大気が不安定とのことで、雷撃を受ける可能性があるから、
隠れるところがない富士山では、早出早着が基本だな。
水は1.5L持参でかなり余った。やはり富士山は涼しいな。


帰りは、「御胎内温泉」に立ち寄り、入浴、
その後は御殿場IC→東名→圏央道→中央道と通り立川へ。
走行距離290km、給油燃料量19L、燃費17〜19km/L。
カタログ燃費24km/Lだが、2人乗車なので34〜38km/L相当で十分だ。

以上、無事に帰還、総費用13k。
写真の一部は友人撮影、多謝。(撮影機材NikonD7000 24mm相当〜)