旅行記
2017/02 赤城山
赤城山は、群馬県にある山である。100名山選定。
赤城山という単独の峰はなく、最高峰は黒檜山1,828mである。
赤城山は厳冬期であってもそれほど積雪は多くなく、
頂上の一部を除き基本的には樹林帯のため環境も厳しくない。
このため雪山初級の山として人気が高い。
黒檜山〜駒ヶ岳を周回するルートはCT3時間半のお手軽ルートで、
人も多く、降雪後の平日でなければラッセルにはならない。
通常の冬型気圧配置時には雪雲は掛からず晴れるが、
冬型が強いときには雪雲がかかり大荒れの天気になる。
また、晴天時でもそれなりに気温は低いため防寒対策が重要だ。
今日は前日17時発表のヤマテンを見て、谷川岳にいこうと思ったのだが、
当日朝0530発表のGPV天気予報を確認すると雪雲に包まれる予報。
赤城山のあたりまで雲量10%のコンターが掛かる予報だが、
この程度ならば赤城山は問題なく晴れるだろうということで、
このため急いで装備転換をして赤城山に向かったものである。
今回は、まず最高峰の黒檜山に登り、
そこから時計回りに外輪山を周回縦走し、半周したのち、
新坂平バス停に下山するプランである。
なお、今回で22回目の赤城山である。

富士見温泉。
箕輪くらいまでの道路には雪はなくドライ。
前橋駅から乗車した山屋は5人くらいだったが、
富士見温泉から15人くらい乗ってくる。
頂上までの赤城県道が凍結していて極めて難易度が高いため、
マイカーで来て、富士見温泉に車を停め、バスに乗る、という人が多い。

バスを「あかぎ広場前」で降りる。
正面は最高峰の黒檜山。

登り始める。

雪がかなり硬くなっててアイゼン無しでは歯がたたない。
2月後半以降になってくると雪が硬くなり、斜度もあるため、
軽アイゼンでは危なく、正規アイゼンが好ましい。
チェーンスパイクでも何とか歩けるはず。
ピッケルは一般的には不要で、持参率1割くらいだ。

頂上の稜線に出た。

いい感じだ。

関東平野を一望。

神社。

頂上に到着。
三角点は完全に埋没している。

寒い。完全装備。

武尊山は雲の中、中腹の川場スキー場などは晴れている。
谷川岳は天神平スキー場は晴れているが、山頂は雲の中。
赤城山から見る冬の谷川岳はなかなか美しいが、
晴れるのを見ることはほとんどない。
というのも、谷川岳が晴れるならそっちに行くためだ。

休憩ポイントになっている。

レシプロ双発機が赤城山を2周して飛び去っていった。

駒ヶ岳方面に向かう。
振り返ると黒檜山が見える。

稜線から外れ、鳥居峠のバリエーションルートへ。
途中には案内看板や、真新しいピンクリボンが増設されている。
写真は主尾根から右に折れ鳥居峠に向かう尾根に乗る場所だが、
うっかりさんが直進しないように看板がある。
ここを直進すると「裾野は長し赤城山」の広大な裾野を彷徨う羽目に。
地形図では標高1480m付近だ。
写真は鳥居峠。
鳥居峠は大沼より50mほど高く、地蔵岳への登り返しが軽減される。
バリエーションルートは熊への遭遇率が高いので気味が悪いが、
今の時期は冬眠しているから大丈夫だろう。

鳥居峠から八丁峠へ。
八丁峠(1498m)から登り、地蔵岳へ。
地蔵岳〜八丁峠間はBCスキーに適する斜面。

地蔵岳からは黒檜山が見える。
赤城山はこの箱庭感が楽しいな。

黒檜山で三角点タッチできなかったのでこちらで。
地蔵岳は1等三角点のため、こちらのほうが重要だ。

コントラストを強調すると都心の摩天楼が見える。
スカイツリーも写真には写っていないが肉眼で確認できた。
写真右40%に写っているのは熊谷ドーム。
2014年の大雪で大破したことで有名だ。

新坂平バス停まで下る。
1345(バス停では1355)の前橋駅行き直通バスに乗る。
前橋駅には定刻1458より8分ほど遅れて到着、JR線を乗り継ぎ帰る。
前橋駅〜新前橋駅間では、赤城山が綺麗に見える。
地蔵岳・黒檜山・駒ヶ岳などは、
手前の荒山・鍋割山に隠されてほとんど見えないが、十分かっこいい。
コースタイム5時間20分(推定)と、多少は運動できてよかったな。
黒檜山〜駒ヶ岳コースのみでは3時間半程度のため不足だ。
以上、無事に帰還。総費用7k。