旅行記
2017/01 赤城山
赤城山は、群馬県にある山である。100名山選定。
赤城山という単独の峰はなく、最高峰は黒檜山1,828mである。
赤城山は厳冬期であってもそれほど積雪は多くなく、
頂上の一部を除き基本的には樹林帯のため環境も厳しくない。
このため雪山初級の山として人気が高い。
黒檜山〜駒ヶ岳を周回するルートはCT3時間半のお手軽ルートで、
人も多く、降雪後の平日でなければラッセルにはならない。
通常の冬型気圧配置時には雪雲は掛からず晴れるが、
冬型が強いときには雪雲がかかり大荒れの天気になる。
また、晴天時でもそれなりに気温は低いため防寒対策が重要だ。
今日は冬型が強いが里雪型のため、
上越国境の山を越えてくる雪雲は少ない。
GPV天気予報でも武尊山あたりまで降水のコンターが、
赤城山のあたりまで雲量10%のコンターが掛かっている予報だ。
このため赤城山は問題なく晴れるだろうということで、
早速赤城山に向かったものだ。
今回は、まず最高峰の黒檜山に登り、
そこから時計回りに外輪山を周回縦走し、半周したのち、
新坂平バス停に下山するプランである。
なお、今回で21回目の赤城山である。

富士見温泉。
富士見温泉までの道路には雪はなくドライ。
前橋駅から乗車した山屋は5人くらいだったが、
富士見温泉から15人くらい乗ってくる。
頂上までの赤城県道が凍結していて極めて難易度が高いため、
マイカーで来て、富士見温泉に車を停め、バスに乗る、という人が多い。

バスを「あかぎ広場前」で降りる。
チェーンを巻いたため5分ほど遅れて到着。
正面は最高峰の黒檜山。

登り始める。

雪がかなり硬くなっててアイゼン無しでは歯がたたない。
6本軽アイゼンでOK。
正規アイゼンの人が2/3くらい、軽アイゼン1/3くらい。

頂上の稜線に出た。

神社。

横2000PIX


頂上に到着。
三角点は完全に埋没している(写真左にあるはず)。

寒い。完全装備。
(注:軍手は作業用で、グローブも持っている)

三角点は完全に埋没しているので標識にタッチするか。

武尊山はギリギリ雲から出ていて晴れている。
谷川岳は天神平スキー場は晴れているが、山頂は雲の中。
ただ、晴れていても冬型自体は強いため、
強風によりスキー場のリフトやロープウェイが運休になる恐れもある。
谷川岳RWはそれなりに強いが、武尊のリフトは弱い。

横2000PIX

樹氷が美しい。

駒ヶ岳方面に向かう。
雪庇が赤城山としては盛大に成長している。
雪庇を踏み抜かないように注意だが、
踏み抜いて落っこちても死亡事故にはならなさそう。

稜線から外れ、鳥居峠のバリエーションルートへ。
途中には案内看板や、真新しいピンクリボンが増設されている。
写真は主尾根から右に折れ鳥居峠に向かう尾根に乗る場所だが、
うっかりさんが直進しないように看板がある。
ここを直進すると「裾野は長し赤城山」の広大な裾野を彷徨う羽目に。
地形図では標高1480m付近だ。
写真は鳥居峠。
鳥居峠は大沼より50mほど高く、地蔵岳への登り返しが軽減される。
バリエーションルートは熊への遭遇率が高いので気味が悪いが、
今の時期は冬眠しているから大丈夫だろう。

鳥居峠から八丁峠へ。
八丁峠(1498m)から登り、地蔵岳へ。
地蔵岳からは黒檜山が見える。
赤城山はこの箱庭感が楽しいな。
寒気の影響でいつのまにか高い雲が多くなってきた。

横2000PIX

黒檜山で三角点タッチできなかったのでこちらで。
地蔵岳は1等三角点のため、こちらのほうが重要だ。

新坂平バス停まで下る。
1345(バス停では1355)の前橋駅行き直通バスに乗る。
前橋駅には定刻1458より10分ほど遅れて到着、JR線を乗り継ぎ帰る。
前橋駅〜新前橋駅間では、赤城山が綺麗に見える。
地蔵岳・黒檜山・駒ヶ岳などは、
手前の荒山・鍋割山に隠されてほとんど見えないが、十分かっこいい。
コースタイム5時間20分(推定)と、多少は運動できてよかったな。
黒檜山〜駒ヶ岳コースのみでは3時間半程度のため不足だ。
以上、無事に帰還。総費用7k。