旅行記



2016/12 四阿山

四阿山(あずまやさん)は、
群馬県/長野県境にある2,354mの山である。100名山選定。
これで4回目である。

本当は谷川岳の予定であったが、
前日1730発表のGPV天気予報で見ると、高気圧の進路が少しずれ、
ごく弱い冬型気圧配置が残る予報となっている。
これに伴い、谷川岳は雪となる。
それでは武尊山にするかと思ったが、
スキー場の送迎バスの予約は既に終わっておりNG、
日光白根山はさすがに今の時期は危険度が高く上級者のみ、
このため、公共交通機関でも行ける四阿山にしたものである。

といっても、公共交通機関で行くのは初めて。
北陸新幹線上田駅からバスで登山口近くまで行けるが、
登山口の標高1590mに対し、バス停は1330mと低いため、
コースタイムで往復1時間40分の所要時間が余計に掛かる。
以前はもう少し奥の標高1400m地点までバスが入っていたのだが。

とはいえ、積雪期は、9割くらいが最短コースの、
四阿高原ホテルからのピストンで登られている。
そのため、菅平高原バス停〜菅平牧場からのルートはトレースはない。
しかし、連休の最終日ということもあり、何とかなりそうだと考えた。

なお、山と高原地図2015までは四阿山の記述がいい加減なため、
2016年版以降あるいは1/25,000地形図を持参のこと。


高崎から北陸新幹線「はくたか」金沢行きに乗る。



新幹線からは、谷川連峰〜武尊山〜赤城山が見える。



上田駅に30分ほどで到着。
新幹線は速くて快適だな。金はたっぷり掛かるが。
上田駅で20分あるのでしなの鉄道や上田電鉄を見物するが、
上田電鉄が「鉄道むすめ」推しまくりでびっくり。
北条まどかというキャラ名もいるが「鉄道むすめ」ではないようだ。
しかし158cm・48kgというのは自分よりBMIが低いのだが(困惑)。


上田駅で20分ほど待ち、菅平高原行きのバスに乗り、
「菅平高原ダボス」バス停で降りる。
バス停には公衆トイレや避難小屋もあり、
暴風雪でも快適にバス待ちが出来そう。
前夜のバスで到着し、朝まで待つのも面白そうだが、
避難小屋が24時間開放なのかは不明。


所要50分掛かるが、運賃は500円と格安。
しかもスキーシーズンは大幅に増便され、おおむね毎時1本弱ある。
これはなかなか便利。


コースタイム1時間で登山口。
標高差260mを勾配12%のアスファルト道路を歩いていく。
勾配12%あればスキーで十分滑走できるほか、
シリセード用ソリでも何とか滑れそう。


中四阿経由のルートで登っていく。
トレースは1パーティ2人分があるのみである。
登山口の駐車場は15台くらい車が停まっていたが、
ほとんどは根子岳の往復のようだ。


どんどん登るが、雪の抵抗が大きく、
コースタイムよりやや速い程度で進行。


小四阿。
三角点があるはずだが発見できず。


菅平を一望。
スキー場はほとんどフル営業中のようだ。


で、中四阿で先行者の2人パーティが引き返したため、
ここから先は一番雪が多い区間だが激しくラッセルになる。


コースタイム35分の区間だが、
深いところは膝くらいまでのラッセルで消耗する。
しばらく登ると、四阿高原ホテルからのルートに合流しラッセルが解消される。
今の時期は、四阿高原ホテルからのルートが一般的だ。


頂上。
頂上には信州側の祠と、上州側の祠がある。
ほんとの頂上にあるのは上州側の祠だ。


三角点がないのでしょうがなく標識タッチ。



360度の展望だ。
正面は草津白根山。
頂上直下まで表万座スノーパークスキー場が延びているのがわかる。
ゲレンデトップは2100mを超え、頂上が2150mなのでもう少しだ。
この稜線をいくと三角点があるのだが、
トレースがない上、結構なリッジになっていて危険である。
パルコール嬬恋スキー場のゴンドラが標高2040mまであるため、
その気になれば武尊山のように冬季最短ルートになりそうだが・・・。


根子岳と、奥には妙高と北アルプス北部が写っている。



浅間山。



穂高〜槍がかっこいい。
槍は子槍まで見える。
こういう快晴の日には、山スキーで長距離日帰りする人がいそう。


ほぼ270度展望図。



次は根子岳へ。



さきほどの四阿山が見える。



根子岳の手前には落っこちたら危なそうな稜線がある。
慎重に通過。
大きな岩は北側に巻いて通過するが、トレースがないとわかりにくい。


根子岳からは一直線に駐車場へ下っていく。
標高差1000m/h近いペースで下るが、
雪に位置エネルギーを吸収させてガンガン下る。
雪のくだりは速い。


下山。
登山口まで3kmありあと25分しかないが、
1km6分で走れば何とかなるだろう。


バス定刻(1505)のジャストに到着。
急いでバスに乗る。


バスに乗り、上田駅へ。
上田駅からは臨時のあさま上野行きに、僅か5分の乗り換えで乗る。
新幹線に乗れば僅か30分ちょいで高崎だ。

登り 0910→1210 3h00m(CT4h10m)
下り 1305→1505 2h00m(CT3h55m)

以上、無事に帰還。総費用 11k。