旅行記



2016/10 尾瀬(至仏山・燧ケ岳)

今年のGWは中ノ人が中破したことが原因で尾瀬に行っていない。
このため尾瀬はここ1年半ほど行っていなかったことから、
テント泊で行ってみることにしたものである。
GWに行くことは多いが、実は無雪期に行くのはかなり久々だ。

見晴新道が土石流で崩壊し通行止めとなっていたのだが、
1つ南側の尾根に付け替えられる形で、
ついに3年ぶりに開通した。
(3年も掛かったのは、国立公園特別保護地区内のため、
 役所での認可・申請・事務手続に時間が掛かったとの噂)
このため燧ケ岳に行くことが可能となったため、
1泊2日で、至仏山・燧ケ岳・尾瀬ヶ原に行くことにしたものである。

尾瀬はこれで20回目(50日目)である。


沼田駅までJR上越ライン(というと都会っぽい)、
そこから関越交通バスで戸倉。
戸倉からは鳩待峠までシャトルバスに乗る。
沼田⇔鳩待峠は約6000円し、結構高いのが難点。
このため我が高崎起点だと、
新幹線佐久平経由で八ヶ岳に行くのと1000円しか変わらない。


鳩待峠。
ずいぶんすっきりしているが、
駐車場・バス停・タクシー乗り場を100m下の第二駐車場に追いやったため。
これに対応して第二駐車場は大幅に拡張されている。
ちなみに休憩所とバス券売り場はそのままのため、
帰りはバス券を買い忘れないように注意だな。
一応、表向きの理由は「落ち着いた雰囲気の登山口を作るため」
ということになっているが、
わざわざ第二駐車場を拡張していたり、
マイカーならともかく、公共交通機関のバスを追いやるなど、
何か大人の事情を感じる。


鳩待峠の山小屋に荷物を預け(200円)、至仏山をピストンする。
鳩待峠からは標高差640mと、標高差は少ない。


小至仏山からの至仏山。
積雪期は等高線を等間隔で横切るように登っていくが、
無雪期だとそうもいかない。
積雪期は小至仏山は直下をトラバースするルートになる。


頂上。
標高2228mは赤岳鉱泉と同じだ。


尾瀬ヶ原が見える。
枯れているようにも見えるがこれは草紅葉だ。


武尊山の奥には富士山がかすかに見える。
写真では左端から15%くらいの位置に写っている。


三角点。
奥には雄大な平ヶ岳が。
高い技術が必要だがGWに尾瀬から行ってみたい。


360度の展望だ。(横2400PIX)



鳩待峠に戻ってきた。
デポした荷物を回収し、尾瀬ヶ原に降りる準備をする。


なお、鳩待峠に設置された望遠鏡は、至仏山の山頂をマークしている。
人影もはっきり確認でき、雉打ちをしているとバレるレベル。


山ノ鼻に下ってきた。
テントが多く設営されているが、今回は見晴まで行く。
休憩所は工事中。おそらく山小屋施設になりそう。


かっこいい。
多少は水面に波があるが、影燧ケ岳だ。
今回歩く区間の木道は全て複線のため歩いていて快適。


見晴に到着。
山小屋6軒が集まる、山奥の集落のようである。


飯などを食べていると、早速暗くなってきた。



なんと携帯の電波が通じる。ちゃんとネットもできる。
竜宮小屋〜見晴間でも通じたので、
小屋の移動基地局ではなく、尾瀬外の電波を拾っていると思われるが、
いったいどこの電波を拾っているのか。
そもそも、尾瀬ではこれまで携帯は圏外ということになっていた。
遭難防止などに効果が絶大ということで電波塔を建てようとしたが、
電磁波が自然環境に影響を及ぼすなどの理由で中止に。
それ以降、ずっと圏外のはずだったのだが・・・。


夕闇に。



暗くなってきたので寝る。
夜は鹿の足音と鳴き声で何回か起きるが、周りのテントも静かで、
おおむね快適に寝ることができた。


2日目

1830就寝、0450起床。
朝はなんと-5.3℃(ビジターセンター計測)。
ヤマテンでは燧ケ岳頂上で-1℃の予報ということで、
まあその程度だろという装備できたが、-5.3℃では、
モンベル#2(快適2℃)+薄手ダウン+ホッカイロ3枚でやや寒かった。

準備をして出発。
テントなどの荷物を置き、まずは見晴から燧ケ岳ピストンだ。


途中の標高1600mあたりで、見晴新道(旧道)から、
付け替えられた見晴新道(新道)に分岐する。
2160mくらいで再度合流する。
新道は開通したばかりのため、刈り払われた熊笹の茎が滑りやすい。
下りは滑りやすく注意だが、土が軟らかく、ヒザには優しい。
積雪期はどちらにトレースがつくのか興味があるところだ。
新道は尾根筋だが、見通しが利かないと尾根筋を維持するのが難しい。
旧道は沢沿なので道は明瞭だ。


頂上に到着。
標高2356mは、兄さんごろごろと覚える。


うむ。
朝はめちゃくちゃ寒かったが、頂上のほうが遥かに暖かい。


こちらも至仏山と同様、360度の展望だ。



尾瀬ヶ原がかっこいい。



尾瀬沼。
では、展望を満喫したので見晴に下る。
見晴でテント等を回収して、鳩待峠方面へ。


かっこいい。



そりゃ寒いわけだな。
降雨があれば雪になりそうだが、
そういうときは放射冷却が起こらないので、積雪になることはない。


鳩待峠に戻ってきた。
バスの時間の兼ね合いで急ぎ目で歩き、見晴からは2時間。
すぐにシャトルバスに乗り、戸倉へ。
戸倉からは関越交通バスに乗る。


帰りは沼田駅から「SLみなかみ」に乗る。
通常型客車の編成だ。
涼しくなってきたのでレトロ客車(冷房なし)も運用されるようになってきた。
渋川駅では20分以上停車するうえ、特急草津と並んで撮影会状態に。
運転席を覗いてみるとボイラー圧力は12気圧程度と意外と高い。


以上、無事に帰還。総費用13k。