旅行記



2016/10 八ヶ岳

八ケ岳は長野県/山梨県にまたがる山塊の名称である。
八ケ岳という単独の山はなく、
八ケ岳連峰の最高峰は赤岳(2,899m)である。

赤岳は東京から公共交通でアクセスする場合、
中央線茅野駅からバスを利用するのが一般的であるなど、
一般的に八ヶ岳は西側からのアクセスに優れる。
西側は茅野駅など中央線が通っており東京からは便利だ。
(ただし東京まで行くのが大変である。)

今回も東側からの公共交通機関アクセスとし、
行きは新幹線経由で東側の稲子湯からアクセスし、
帰りは南へ縦走し赤岳へ、
そこから真教寺尾根を下り、清里方面へ行くことにした。

八ヶ岳はこれで26回目(計53日くらい)である。


1日目



(左)
高崎から北陸新幹線で佐久平へ。
新幹線が速いため、東京からでも八ヶ岳への最速ルートである。
(右)
佐久平。
佐久平からは小海線で小海駅へ。


バスで稲子湯(バス停名はみどり池入口)へ。
一気に標高1560mで、美濃戸口(1500m)よりも高い。

下山する場所のサンメドウズ清里スキー場は1880mと、
南八ヶ岳への登山口としてはもっとも高いのだが。
本沢温泉で小休憩。


夏沢峠。



風が強いが頑張って登る。



硫黄岳。



赤岳鉱泉に向かって降りる。
天候が急速に回復してきた。
これは前線通過後は冬型気圧配置になるためだ。


赤岳鉱泉を経由し、行者小屋に到着。

すっかり夕日になっている。


快晴だな。



3連休ということもあり張りきれないほどテント場がいっぱいに。
すみっこの快適な個室に設営し、騒音を防ぐ。
実際は布切れ1枚なのであるが、テント内だと周りが見えないので、
どうしても騒いでしまうパーティが多い(やむをえない)。
若い人が多いと、闇夜に紛れて艶やかな声が聞こえてくるパターンも。
といっても100泊はしているがこれまで1回しか実際に聞いたことがない(怒)。

で、暗くなってきたので寝る。
19時就寝。


2日目


0530起床。
モンベル#2(快適2℃)で寝に入るときは暑かったが、朝起きると
0℃。
テントのフライが霜でバリバリになっていたので-1℃くらいだろう。
薄手のダウンとホッカイロ4枚装備でぬくぬく快適に熟睡。


準備をして出発。



山岳部のパーティ20両編成とすれ違う。錬度は高そうだ。



赤岳天望荘へ。
ここに限らず、営業は11月第1週くらいまでだな。


赤岳頂上。
赤岳神社の祠と諏訪が見えてかっこいい(雲海の下だが)。
北アルプスはなんだか白くなっているような・・・。


三角点。
2899.2m。
ネットで「八ヶ岳の標高2900m付近で遭難」というニュースがあり、
大方の反応は「空中かよ」というものであった。


寒いので完全装備。



人が多い。



行者小屋などが見える。



いい展望だ。



では、今回は真教寺尾根を降りる。
岩場で難易度が高め(山地図では実線ルート)ということで、
これまで避けていたのだが、やはり難易度は高い。
穂高岳の重太郎新道などより難しいだろう。ヘルメット必須。
ただ、岩場の距離は短いので、集中して降りれば大丈夫だろう。
八ヶ岳を愛したuedayasuji氏が死亡したのもこのルートで、
数百m下にあった雪渓のクレバス内から遺体が見つかったそうだ。合掌。
積雪期は非常に難しく、このようにベテランすらも死亡する。
油断と慢心は厳禁だな。
ちなみに、県界尾根を登り、真教寺尾根を下る周回コースも、
マイカー派にはなかなか人気のあるコースだ。
県界尾根はまさしく県境の尾根であるが、名前がかっこいい。
真教寺尾根は、真鏡寺という寺が麓にあったのが由来のようだ。


途中の小ピークを越えていく。
扇山の標識を2回通過するが、標高が低いほうの標識が正解だ。


サンメドウズ清里スキー場の上部まで来た(標高1880m)。
リフトは往復営業専用のため、片道では乗せてくれない?。
このためゲレンデ内にある遊歩道を降りる。
なお、営業時間は0930〜1530と短く、
往復7時間を要する赤岳登山には使えなさそう。
スキー場内は人工雪の設備が大量にある。
標高1880mとはいえ、八ヶ岳の南麓ではそうなるな。


ゲレンデボトムにあるバス停まで戻ってきた。標高1610m。
清里ピクニックバス(310円)に乗り、清里駅へ。


清里駅からはJR小海線に乗り、佐久平へ。


佐久平からは新幹線に乗り高崎へ。
新幹線は速くて快適、一気に自宅方面へ。佐久平から24分で高崎だ。


1日目:みどり池入口BS 1005→1650 行者小屋(6:45 CT7:40)
2日目:行者小屋 0635→1145 清里ハイランドパークBS(5:10 CT5:45)

以上、無事に帰還。総費用14k。