旅行記



2016/10 男体山

男体山は、栃木県の西っ端(2484)にある2,486mの山である。
以前は三角点の高さである2,484mが山の高さとされていたが、
三角点よりも標高が高い地点が山頂認定され、2,486mとなった。
標準的な開山期間は5月5日〜10月25日である。
(今年は雪が少なかったためか開山が少し早かった)

今年も10月25日までしか登れないが、
紅葉の10月10日以降は日光の国道(いろは坂も)が激しく渋滞し、
登りで+2時間、下りで+1時間など掛かることも多く、
バス利用での登山は無理。
朝7時から渋滞が始まり、平日でも渋滞するのだ。
つまり、今日が今期最終チャンスだ。

男体山は二荒山神社から登る場合、標高差1200mの登りとなり、
富士登山の8割くらいであり、軽装の日帰り装備だから、
まあぼちぼちという運動量だ。


(写真左)
東武線などを乗り継いで東武日光駅を目指す。
アーパーライン経由で春日部駅から東武線快速(東武日光0825)に乗る。
東武日光駅からはバスで50分ほどで二荒山神社へ。
(右)
途中、中禅寺湖BSで10分ほど停車するため、
ノートPCや本などをコインロッカーに預ける。
中禅寺湖BSからは男体山がかっこよく見えるが、ガスっている(残念)。


二荒山神社。ちなみに住所は栃木県日光市中宮祠2484
なんだとか(覚えやすい)。
9時45分、受付をしてスタート。
下界はほとんど紅葉していない。


途中、樹間からは中禅寺湖が見えて地図っぽくて面白い。



上部(2000m以上)までくると、紅葉がいい感じになっている。



頂上。



新たな山頂標識で。



こちらも新しい山頂標識。



三角点。

最高地点の2,486mよりやや低い2,484m。


おみやげで貰った塩煎餅をいただく。
行動食としては、暑い時はしょっぱいもの、疲れたときは酸味のあるもの、
寒いときは甘いものがほしくなる。
といいつつカロリーが稼げてお手軽、塩分も少ないのでいつも甘いものが多い。
山雑誌で、重さあたりのカロリーを計測して行動食を選定していたが、
重さあたりのカロリーのみで選ぶならバターやオリーブオイルなどが、
7〜9kcal/gくらいあり最もカロリーが稼げるが、そんなん1日中食いたくない。


ガスガスなので15分ほどの休憩で下山にかかる。



下山は単純往復を避けるために志津側に降りる。
頂上〜9合目くらいまでは眺めのよい稜線だ。

9合目まで来るとガスの下になって眺めがよくなった。


いい感じに紅葉だな。
赤土が多く、登山道が滑りやすい。
靴底が磨り減っているのも原因か。そろそろ靴を新調しなくては。


ここで林道に出る。
ここから林道歩き9kmがなかなかしんどい。


林道を約9km、男体山を1/3周歩き、今回は光徳入口バス停へ。
光徳沼BSがもっとも近そうであるが、ここも何もなく、待つにはつらい。
アストリアホテルBSや三本松が、待つにも色々あり良さそうだ。
約9kmといいつつ、4箇所、林道を強引にショートカットできる部分があり、
多少歩く距離は短く、所要1時間15分ほどで歩くことができた。

バスに乗ったあとは、
いったん中禅寺湖BSでコインロッカーの荷物を忘れずに回収する。
(バス停で最初に降りれば、乗る人も多く時間が掛かるため、
 ロッカーから荷物を回収したあとに同じバスに乗ることが可能だ)



(左)
東武日光駅へは10分ほどの遅れでバスが到着。
東武日光駅からは連絡の普通電車で下今市へ。
特急券は発車5分前に購入したが、
自動券売機でも購入できるので問題ない(有人窓口は大手サークル状態。
(右)
下今市からは特急スペーシアに乗る。(+1230円で50分以上早く帰れる)
車内にはビュッフェなどもあり200系新幹線電車を思い出し懐かしい。


登り 出発0945→到着1210(所要2:25、CT3:30、比率69%)
下り 出発1235→到着1450(所要2:15、CT3:45、比率60%)

以上、無事に帰還。総費用8k。