旅行記



2016/09 八ヶ岳縦走

八ケ岳は長野県/山梨県にまたがる山塊の名称である。
八ケ岳という単独の山はなく、
八ケ岳連峰の最高峰は赤岳(2,899m)である。

赤岳は東京から公共交通でアクセスする場合、
中央線茅野駅からバスを利用するのが一般的であるなど、
一般的に八ヶ岳は西側からのアクセスに優れる。
西側は茅野駅など中央線が通っており東京からは便利だ。
(ただし東京まで行くのが大変である。)

公共交通機関でのアクセスができる赤岳以北は沢山行ったが、
権現岳など赤岳よりも南のエリアには行ったことがない。
そこで、行きは新幹線経由で東側の稲子湯からアクセスし、
帰りは南へ縦走し権現岳を越え、
そのまま一気に小海線の甲斐大泉駅まで下山することで、
力技で公共交通機関利用の縦走をすることにした。
(なお、清里ピクニックバスというバスもあり、
 バス停が登山口から遠いが、一応、バス利用も可能である。)

八ヶ岳はこれで25回目(計51日くらい)である。


1日目


(左)
高崎から北陸新幹線で佐久平へ。
新幹線が速いため、東京からでも八ヶ岳への最速ルートである。
(右)
佐久平。
佐久平からは小海線で小海駅へ。


バスで稲子湯(バス停名はみどり池入口)へ。
一気に標高1560mで、美濃戸口(1500m)よりも高い。


みどり池。しらびそ小屋で小休憩。


本沢温泉へ。



夏沢峠。



硫黄岳。
実は最高点(2760m)の場所はここではない。


断崖絶壁の爆裂火口。あんまり近寄ると崩壊の恐れがある。



赤岳鉱泉に向かって降りる。



赤岳鉱泉を経由し、行者小屋に到着。



夕飯にする。
今回はアマノフーズのフリーズドライ野菜カレーを利用。
山で野菜を補給するのは大変だからな。
実売250円で、レトルトよりも100円くらい高いが150g軽くなる。十分ありだ。
白米は腹痛防止のため水多めで作っているので、
カレーは水少なめで作るのが良さそうだ。


暗くなってきたので寝る。
19時就寝。


2日目



モンベル#3でも寝に入るときは暑かったが、朝起きると4℃。
レインウェアなども着込んだが、快適+6℃までのモンベル#3では少々寒い。
てんくら予報では+10℃と踏んでいたが、
行者小屋はカール地形のため晴れのときは放射冷却により、
数値予報よりも大幅に気温が低くなるパターンが多い。装備の選定に注意。
もっとも、多少寒いくらいならばホッカイロを背中と腰に貼り付け、
更に厳しいなら、プラティパスに熱湯を入れて湯たんぽにすれば何とかなる。


朝4時50分起床で準備をして出発。



岩場を登っていく。慎重に。
地蔵尾根から稜線まで上がると小海側は雲海になっている。


かっこいい。



まだ行者小屋などは影の下だ。



雲海。



赤岳頂上。
赤岳神社の祠と諏訪が見えてかっこいい(雲海の下だが)。


三角点。







いい展望だ。



では、権現岳方面に向かおう。



赤岳〜キレット小屋までは岩場に注意。
難易度は地蔵尾根などと変わらないが、距離が長いため集中力が途切れやすい。
もちろんヘルメット推奨だ。
昔、初めて赤岳に登ったときに、キレット方面に向かう登山者を見て、
あんなところに行くなんて恐ろしいもんだ、と思ったことがあり懐かしい。


森林限界ちょい下の鞍部に建つキレット小屋。
名前に反して、結構のどかな雰囲気だ。テント場もある。


赤岳方面を見るとものすごい岩場になっている。



青年小屋と編笠山が見える。
青年小屋の隣には「乙女の水」と名付けられた水場がある。
朝日連峰大朝日岳の「金玉水」に負けず劣らず?な名前だな。
(僕の心が汚れているからか)


権現小屋。
内部は南アルプスの古きよき山小屋という風味。
権現岳頂上直下3分に建っているので水場はない。


権現岳頂上。
この山頂標識は、公式の標識が破損したため、uedayasuji氏が設置したものだ。
有志設置の標識は、たいてい「by○○○」等と入っているのだが、
これには入っていないので、評価は高い。
八ヶ岳を愛したuedayasuji氏は、2015年4月、赤岳真教寺尾根で滑落、死亡した。
ご冥福をお祈りする。


天女山登山口。車道まで下山した。
ここからは甲斐大泉駅まで3km。
あと18分で列車が到着し、それを逃すと2時間後になるので駅までダッシュ。
空身なら5分/kmで21km走れるし、16kg背負っていても6分/kmなら何とかなる。


(左)
何とか1分前に甲斐大泉駅に到着した。
小海線に乗り、佐久平へ。
(右)
佐久平からは新幹線に乗り高崎へ。
新幹線は速くて快適、一気に自宅方面へ。佐久平から24分で高崎だ。

2日間でCT17時間、これでテント泊装備16kgを背負っていると、
さすがに運動した気分になるな。大満足。

1日目:みどり池入口BS 1005→1635 行者小屋(6:30 CT7:40)
2日目:行者小屋 0550→1330 甲斐大泉駅(7:40 CT9:25)

以上、無事に帰還。総費用15k。